ドンキの7型UMPCがCPUとメモリを強化して帰還。お値段はアップ 37
おかえり 部門より
変更点としてはCPUが旧モデルのAtom x5-Z8350からPentium N4200に強化、メモリ容量が4GBから8GBと倍増している点。ネットなどで指摘された最大の不満点が解消されている。一方でストレージ容量は64GB eMMCである点は変更なしとなっている。反面価格は1万9800円(税別)から2万9800円(税別)と1万円アップしている。今回も有志による分解レポートに期待したい。
アナウンス:スラドとOSDNは受け入れ先を募集中です。
ソニーは14日、可変式望遠レンズを搭載する5G対応のフラッグシップシリーズスマートフォン「Xperia 1 III(マークスリー、以下同)」と「Xperia 5 III」および、5G対応ミッドレンジスマートフォン「Xperia 10 III」を発表した(ニュースリリース国内向け: Xperia 1 III、 Xperia 10 III、 ニュースリリース欧州向け: Xperia 1 III/5 III、 Xperia 10 III)。
スマートフォンとしては世界初という可変式望遠レンズは1つのレンズで70㎜(F2.3)と105mm(F2.8)の2つの焦点距離を備え、より被写体にクローズアップした撮影が可能だ。可変式望遠レンズのほか、Xperia 1 III/5 IIIともに焦点距離16㎜(F2.2)の超広角レンズと24mm(F1.7)の広角レンズを備え、Xperia 1 IIIは3D iToFセンサーも搭載する。3つのメインカメラはいずれも12,2MP、フロントカメラは8MP。Xperia 5 IIIのフロントカメラはデータが掲載されていないが、Xperia 1 IIIと共通だと思われる。(国内向け製品情報: Xperia 1 III、 グローバル市場向け製品情報: Xperia 1 III、 Xperia 5 III)。
6.5インチ ディスプレイを搭載するXperia 1 IIIの本体サイズは165×71×8.2mmで重量187g、6.1インチディスプレイを搭載するXperia 5 IIIの本体サイズは157×68×8.2㎜で重量169gとなる。ディスプレイはいずれもノッチレスでリフレッシュレート120HzのCinemaWide 4K HDR OLEDディスプレイ(3,840×2,160ピクセル、アスペクト比21:9)となっている。Snapdragon 888プロセッサーや容量4,500mAhのバッテリー、Android 11、防水性能(IPX5/IPX8)、防塵性能(IP6X)、3.5mmオーディオジャック、デュアルSIM(5Gは一方のみ利用可)などのスペックは両モデル共通だ。
国内版プレスリリースにはXperia 1 IIIのみ掲載されており、auとSoftbankから6月中旬以降発売予定となっている。国内モデルのRAMは12GB、内蔵ストレージは256GBとなる。
Xperia 10 IIIはノッチレスのHDR対応6インチフルHD+(2,520×1,080ピクセル) OLEDディスプレイを搭載し、プロセッサーはSnapdragon 690 5G、OSはAndroid 11。メインカメラはトリプルカメラ(16㎜ 超広角 8MP/27mm 広角 12MP/54mm 望遠 8MP)、フロントカメラは8MPとなっている。防水・防塵性能やバッテリー容量はXperia 1 III/5 IIIと共通で、本体サイズは68×154×8.3mmで重量169g(製品情報: 国内向け、 グローバル市場向け)。
国内ではauから6月中旬以降の発売予定となっており、RAMは6GB、内蔵ストレージは128GBとなる。
Microsoftは13日、Intelプロセッサ搭載モデルとAMDプロセッサ搭載モデルが選べるSurface Laptop 4を発表した(Microsoft Device Blogの記事、 製品情報、 動画)。
既存モデルのSurface Laptop 3もIntelモデルとAMDモデルが用意されているものの、Intelモデルは13.5インチディスプレイ、AMDモデルが15インチディスプレイと分かれていた。Surface Laptop 4も13.5インチと15インチの2つのディスプレイサイズがラインアップされるが、いずれのディスプレイサイズでもIntelモデルとAMDモデルが選択可能だ。
13.5インチモデルで選択可能なプロセッサは第11世代Intel Core i5-1135G7/i7-1185G7またはRadeonグラフィックスMicrosoft Surface エディション搭載AMD Ryzen 5 4680U、15インチモデルで選択可能なプロセッサは第11世代Intel Core i7-1185G7またはRadeonグラフィックスMicrosoft Surface エディション搭載AMD Ryzen 7 4980Uとなる。RAMは8GB/16GB/32GB、SSDは256GB/512GB/1TBから選択可能だが、AMDモデルは選択可能な本体仕上げとRAM・SSDの組み合わせがIntelモデルよりも少ない。
ディスプレイ解像度は13.5インチが2256×1504ピクセル、15インチが2496×1664ピクセル(いずれもアスペクト比3:2)となる。本体サイズは13.5インチモデルが308×223×14.5㎜、15インチモデルが339.5×244×14.7mm、重量はAlcantaraパームレストの13.5インチモデルが1,265g、メタルパームレストの13.5インチモデルが1,288g、15インチモデルが1,542g。ほぼSurface Laptop 3と同じだが、15インチモデルの高さが0.01mm増している。
外部端子はUSB-C/USB-A/3.5mmヘッドフォンジャック/Surface Connectポート各1、カメラはWindows Hello顔認証によるサインイン用カメラと720p HD f2.0カメラを搭載する。OSはWindows 10 Home 20H2で、日本向けモデルにはOffice Home & Business 2019がプリインストールされる。バッテリー駆動時間は通常のデバイス使用で13.5インチのAMDモデルが最大19時間、Intelモデルが最大17時間、15インチのAMDモデルが最大17.5時間、Intelモデルが最大16.5時間となる。
Microsoftのオンラインストアでは既に注文可能となっており、4月15日から順次発送される。価格は128,480円から。
英国政府のCOVID-19接触通知アプリ「NHS COVID-19」の更新版がAppleとGoogleの接触通知APIの利用規約に違反するとして、App StoreとGoogle Playストアで更新がブロックされているそうだ(The Guardianの記事、 Metro Newsの記事、 Mirror Onlineの記事、 Daily Mail Onlineの記事)。
NHS COVID-19はイングランドとウェールズ向けに提供されているもので、12日からイングランドでのロックダウンが緩和されるのに合わせて更新が計画されていたという。問題となったのは店舗等へのチェックイン機能だ。QRコードを使用するチェックイン機能は当初のバージョンから備わっているが、これまではチェックイン先の情報が共有されることはなかった。
更新版はユーザーが承認すればチェックイン先の情報をアップロードし、陽性者が多く出た場所へ行ったユーザーへの通知を可能にする仕組みだ。しかし、Apple/Googleの接触通知API利用規約ではユーザーの位置情報を公衆衛生機関やApple/Googleと共有することが禁じられており、この規定に違反するとして更新版が公開できない事態になったようだ。
一方、スコットランドではCOVID-19接触通知アプリとは別にチェックインアプリ「Check In Scotland」を開発したため、接触通知APIの制約なく提供可能になっているとのことだ。
IDCの推計値によると、2021年第1四半期のPC出荷台数は前年同四半期から55.2%成長し、2,986万台増の8,398万台となった(プレスリリース)。
IDCによればPC需要は高止まりしているものの、大幅な成長はCOVID-19パンデミックの始まりで品不足になった2020年第1四半期の減少によるところが大きいという。ただし、2019年第1四半期からの成長率も42.3%と高く、2,497万台増加している。また、第1四半期は直前の第4四半期から減少するのが普通だが、今回は2020年第4四半期から8.3%減と小幅な減少にとどまる。第4四半期からの減少幅が小さいのは7.5%減だった2012年以来とのこと。
パンデミックが続く中、コンポーネント不足や物流の問題が製品価格を押し上げており、ゲーミングPCや教育用のタッチスクリーン搭載PCの需要増も製品価格上昇の原因になっているそうだ。
PC出荷台数をベンダー別にみると、トップ5は3位のDell(成長率23.4%、出荷台数1,295万台、以下同)を除いて軒並み50%以上成長しており、特に4位のApple(111.5%、669万台)と5位のAcer(73.5%、584万台)が大きく成長している。1位のLenovo(59.1%、2,040万台)と2位のHP(64.1%、1,924万台)の成長幅も大きい。6位以下の合計も50.3%成長して1,887万台となっている。なお、2020年第1四半期にはDellのみが増加していた。
韓国のLG電子は4月5日、スマートフォンを含むモバイル事業からの撤退を正式に発表した。LG電子は2013年にはスマホ市場で世界3位のシェアを占めていたが、その後は中国勢の躍進なども有り、現在はシェアはわずか2%に低迷。累積赤字は5000億円規模に達していた(日経新聞, ロイター, Engadget)。
ベトナム企業への事業の一部売却も協議されていたが、条件の不一致や、技術や特許を残して他部門で活用するために事業停止との判断となったという。スマホ部門の人員は家電やテレビ、また車載電池などの他事業部への異動を進めるとしている。
スマホ市場は寡占化が進んでおり、シャープやソニーなどの日本勢も含めてシェアの低下が進んでいる。韓国勢もダメとなってくると、本当に限られたメーカーだけの世界になりそうである。
皆さんもソースを読むときに、行と行の間を読むような気持ちで見てほしい -- あるハッカー