
米連邦通信委員会、新しいサービスによる電波干渉を防ぐため受信機の性能も調査する方針 11
ストーリー by headless
片道 部門より
片道 部門より
米連邦通信委員会 (FCC) 委員長のジェシカ・ローゼンウォーセル氏が MWC 2022 でスピーチし、周波数を効率的に利用するため受信機の性能についても調査を行う計画を明らかにした
(スピーチ全文、
Ars Technica の記事)。
ローゼンウォーセル氏によれば、これまで周波数の効率的利用に関する議論では送信機のみ注目して干渉レベルのコントロールが検討されていたという。しかし、5G C バンド (3.7 ~ 3.98 GHz) では 220 MHzのガードバンドを設けることで航空機の電波高度計 (4.2 ~ 4.4 GHz) への干渉を十分に防ぐことができると考えられていたが、3.8 GHz 以上の周波数が未使用で実質 400 MHz のガードバンドがあるにもかかわらず、連邦航空局 (FAA) は電波高度計に干渉すると主張している。
これは電波高度計の受信機設計に際して割り当て周波数帯域の境界が考慮されていなかったのが原因だという。電波高度計は発射した電波の反射波を受信して高度を測定する仕組みのため、微弱な電波は検出できない。これまで隣接する周波数帯域は人工衛星の通信 (4.0 ~ 4.2 GHz) にしか使われておらず、非常に微弱な電波であることから特に配慮しなくても問題なかったが、強い電波の 5G が展開することで潜在的な問題が露呈する結果になった。
このように最低限の動作しかしない受信機は同一周波数または隣接周波数での新しいサービス導入の制約となるため、ローゼンウォーセル氏は受信機の性能等に関する新しい調査の開始を来月提案する計画だ。党派が 2 対 2 に割れている FCC だが、この件に関しては超党派で進められる見込みとのこと。受信機の規制は 20 年近く前から課題となっていたが、実現することはなかった。
ローゼンウォーセル氏によれば、これまで周波数の効率的利用に関する議論では送信機のみ注目して干渉レベルのコントロールが検討されていたという。しかし、5G C バンド (3.7 ~ 3.98 GHz) では 220 MHzのガードバンドを設けることで航空機の電波高度計 (4.2 ~ 4.4 GHz) への干渉を十分に防ぐことができると考えられていたが、3.8 GHz 以上の周波数が未使用で実質 400 MHz のガードバンドがあるにもかかわらず、連邦航空局 (FAA) は電波高度計に干渉すると主張している。
これは電波高度計の受信機設計に際して割り当て周波数帯域の境界が考慮されていなかったのが原因だという。電波高度計は発射した電波の反射波を受信して高度を測定する仕組みのため、微弱な電波は検出できない。これまで隣接する周波数帯域は人工衛星の通信 (4.0 ~ 4.2 GHz) にしか使われておらず、非常に微弱な電波であることから特に配慮しなくても問題なかったが、強い電波の 5G が展開することで潜在的な問題が露呈する結果になった。
このように最低限の動作しかしない受信機は同一周波数または隣接周波数での新しいサービス導入の制約となるため、ローゼンウォーセル氏は受信機の性能等に関する新しい調査の開始を来月提案する計画だ。党派が 2 対 2 に割れている FCC だが、この件に関しては超党派で進められる見込みとのこと。受信機の規制は 20 年近く前から課題となっていたが、実現することはなかった。
終わりやね (スコア:0)
超再生の受信機は使えなくなるやん
隣の芝生は青い、だけやったんか (スコア:0)
と、総務省電波関連部署(と族議員)は喜んでいるのでしょうなぁ。
Re: (スコア:0)
「規格から逸脱した、雑な性能の機材で飛行機を飛ばしてるので、規格を守ってる側に制限かけます」はNGだよなぁ。
技適みたいな制度の是非はともかく、割り当てられた周波数帯で完結できない仕様にしてたのは、明らか電波高度計の欠陥でしかないし、そこの責任はとらせる仕組みが必要。
Re: (スコア:0)
電波高度計の入力に3.8GHz以上をカットするLPF追加だけじゃいけないのかな?
遅延特性とか変わって再設計かもだけど…
アンプI (スコア:0)
I=Interference
オーディオアンプ(低周波増幅器)のくせに電波(高周波)を受信してノイズを出したり音声を復調する機能のこと。
さすがに、こいつらは「受信機」じゃないから規制してくれないだろうなあ。
Re: (スコア:0)
引きまわしとか、GNDはゴミ捨て場じゃありませんとか、そういうことを(産業界は)しっかり若者に教えるべき。ってばっちゃんが言ってた
説明文が分かりにくい (スコア:0)
△電波高度計は発射した電波の反射波を受信して高度を測定する仕組みのため、微弱な電波は検出できない
◎電波高度計は発射した電波の強度の高い反射波を受信して高度を測定する仕組みのため、微弱な電波による妨害は受けにくかった
Re: (スコア:0)
私なら2文に分けて詳しくするかな
◎電波高度計は発射した電磁波の反射波を受信して高度を測定する仕組みである。電波高度計の受信機は、衛星通信による妨害は受けないですんでいたが、より電界強度の大きい5G基地局による妨害を受けることが明らかになった。
5Gは今必要なのか? (スコア:0)
固定装置が前提のミリ波はともかく、携帯端末を想定しているSub6は各種調整が終わるまで待ってもいいのではないかと。
だいたい4Gでも実効速度はせいぜい50Mbpsで規格速度には遠く及ばない上に、その速度で不自由することもない。
固定回線はギガビットになって相当な年月が経過しているけど、その速度が必要なサービスが生まれていないしオーバースペックの感がある。
Re: (スコア:0)
増速するのは①ユーザメリット、②事業者メリットの両面で考える必要ありです。
御説は①の観点。
多くのトラヒックを(これまでより低コストで)運ぶ事業者メリットも考えるのが②の観点
今まで甘くても済んでた (スコア:0)
もともと、クリティカルな用途に対してブロードな設計で
済ませていたのか露呈した、ということでしょ?
おいおい、コケると大変なことになるシステムがそんな設計でイイのか?
これからは受信機にもちゃんと規格決めて適用するぜ覚悟しとけ
って話だろうけど、受信機一般なのか電波高度計だけなのか
そのヘン書いてないのはモヤット
モヤット