大手携帯キャリア3社、新たなメッセージングサービス「+メッセージ」を発表 89
ストーリー by hylom
バージョン管理システムとは関係ない 部門より
バージョン管理システムとは関係ない 部門より
NTTドコモとKDDI(au)、ソフトバンクの3社が新たなメッセージングサービス「+メッセージ」を発表した。SMSのように電話番号で相手を指定してメッセージを送信できるのが特徴で、最大2730文字(全角)のテキストや写真、動画、スタンプなどの送信が可能で、グループメッセージ機能も備える(ASCII.jp、NTTドコモの発表)。
2月に日経xTECHがNTTドコモとau、ソフトバンクがMMSに一斉対応させると報じていたものだが、MMSではなくRCS(Rich Communication Services)という規格を採用している。RCSはすでに海外の携帯キャリアで導入が進んでおり、これに国内キャリアも続いた形となる。RCSはMMSと同様に動画や写真、音声の送信が可能だが、RCSではグループチャットやファイル転送、コンテンツ共有、位置情報のやりとりなどに対応するなど、より高機能なものになっている。
既存の端末では「+メッセージ」アプリケーションをダウンロードすることで利用が可能。スタンプ機能なども提供される。
日本ではグループチャットなどの機能を持つメッセージングアプリとしてLINEが普及しているが、ITmediaの記事によると3社は特にLINEを意識している訳ではないとしており、RCSの導入事例が世界的に増えているため共同でサービスの提供開始を行うことになったという。また、今後MVNOのサービスを利用しているユーザー向けにも+メッセージのサービスを展開する予定で、海外キャリアとも接続する方針だという。