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2021年1月 記事 / 日記 / コメント / タレコミ
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2021年1月30日のモバイルタレコミ一覧(全12件)
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医療

米FDA、メキシコ製ハンドサニタイザー製品を対象に輸入警告を発出

タレコミ by headless
headless 曰く、

米食品医薬品局(FDA)は1月26日、米国に輸入されるメキシコ製ハンドサニタイザー製品の多くが基準を満たしていないとして輸入警告62-08を発出した(ニュースリリースArs Technicaの記事)。

FDAは2020年4月初めから12月末にかけて、メキシコの53社が製造し、米国に輸入されようとするアルコールベースのハンドサニタイザー製品のサンプル112点を調査したところ、94点(84%)が基準を満たしていなかったという。うち74点は安全レベルを超えるメタノールまたは1-プロパノール(プロピルアルコール)が含まれており、20点は効果を発揮するレベルの有効成分が含まれていなかったとのこと。

ハンドサニタイザー製品はCOVID-19パンデミックにより需要が増加し、基準を満たさない製品も増加した。FDAはハンドサニタイザー製品に関連する最近の死亡事故20件を把握しており、16件はメタノール中毒、うち7件はメキシコ製のハンドサニタイザー製品が原因と特定されたそうだ。FDAではメタノール1-プロパノールを含むハンドサニタイザー製品を使用しないよう消費者に注意喚起しているほか、飲食物と間違いやすいパッケージのハンドサニタイザー製品については飲まないように注意喚起している。

FDAは基準を満たさない個別のハンドサニタイザー製品を輸入警告リストに追加していたが、薬剤製品のカテゴリーで全国的な輸入警告を発出するのは今回が初となる。輸入警告62-08により、グリーンリストに掲載されている企業が製造したものを除き、メキシコ製のハンドサニタイザー製品は物理的な検査を終えるまで輸入が保留されることになる。

15153373 submission
統計

2020年第4四半期のスマートフォン出荷台数は前年比4.3%増、2020年1年間では5.9%減

タレコミ by headless
headless 曰く、

IDCの推計値によると、2020年第4四半期のスマートフォン出荷台数は前年比1,600万台増(4.3%増)の3億8,590万台となる一方、2020年1年間では8,040万台減(5.9%減)の12億9,220万台となったそうだ(プレスリリース)。

2020年はCOVID-19パンデミックの影響を受け、第1四半期第3四半期のスマートフォン出荷台数はそれぞれ前年割れした。ただし、第2四半期は過去最大の下げ幅となる16%減となったものの、第3四半期は経済の再開による回復の兆しがみられていた。

第4四半期は1位のAppleが単一ベンダーの単一四半期出荷台数として過去最多となる9,010万台(22.2%増)を出荷したのをはじめ、3位のXiaomi(4,330万台、32.0%増)と4位のOPPO(3,380万台、10.7%増)も2桁成長している。2位のSamsung(7,390万台、6.2%増)と6位以下の合計(1億1,240万台、5.0%増)も増加しているが、5位のHuawei(3,230万台、42.4%減)のみ大幅に減少した。AppleはiPhone 12シリーズが大きく成功しており、SamsungもAシリーズの成功が続く。Huaweiは米国の経済制裁の影響が徐々に強まって大幅減となり、それによる利益をXiaomiとOPPOが得た形だという。Huaweiは11月にサブブランドHonorを中国のコンソーシアムへ売却しているが、その影響には言及がない。

2020年1年間でみると、Samsungが9.8%減少(2億6,670万台)しつつ1位を維持しており、2019年に3位だったAppleは7.9%増加(2億610万台)して2位に上昇した。Appleの年間出荷台数は2年ぶりに2億台を超えている。3位に後退したHuaweiは21.5%減(1億8,900万台)と年間でも大きく減少しており、4位のXiaomiが1億4,780万台(17.6%増)で迫る。5位は第1四半期と第3四半期はvivo、第2四半期と第4四半期はOPPOが入っていたが、年間ではvivo(1億1,170万台、1.5%増)が上回った。6位以下の合計は9.4%減少(3億7,100万台)している。

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Firefox

AMOからの拡張機能インストールが可能になったAndroid版Firefox、ただし対応拡張機能は少ないまま

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headless 曰く、

Android版Firefoxは昨年8月にGeckoViewベースへ移行し、拡張機能のインストールはAMO(addons.mozilla.org)サイトではなく内蔵のアドオンマネージャーからインストールする方式に変更されていたが、Firefox 85ではAndroidで動作確認済みの「おすすめ拡張機能」をAMOからインストールすることが再び可能になった。

対応拡張機能では「+ Firefoxへ追加」ボタンが有効になり、タップするとアドオンマネージャーに移動してインストールを完了できる。拡張機能のインストール状態はAMOの画面に反映されないようだ。ボタンの有効化はAMOサイト側の変更であり、Android版Firefox 84でアクセスしても有効になる。ただし、タップしても拡張機能のxpiファイルがダウンロードされるだけで、インストールは実行されない。

GeckoViewベースのAndroid版Firefoxでユーザーの大きな不満点は利用可能な拡張機能がごく少ないことだが、今回の変更はデスクトップでのインストール手順に慣れたユーザーの混乱を防ぐためとのことで、インストール可能な拡張機能は少ないままだ(Mozilla Add-ons Blogの記事)。

現在、AMOでAndroid版Firefoxにインストール可能な拡張機能は、Androidで動作確認済みの「おすすめ拡張機能」14本のみのようだ。数としてはアドオンマネージャーからインストール可能な拡張機能(18本)よりも少なく、アドオンマネージャーからインストールできない拡張機能は「Don't track me Google」のみだった。逆にアドオンマネージャーでリストアップされていても、おすすめ拡張機能のリストに含まれない拡張機能は「+ Firefoxへ追加」ボタンが有効にならず、ファイルのダウンロードのみ可能となる。

15153383 submission
バイオテック

Subwayのツナにはツナが含まれないと主張する訴訟

タレコミ by headless
headless 曰く、

大手サンドイッチチェーンSubwayが販売するツナを成分分析したところ、ツナ(マグロ)が含まれていなかったと主張する米カリフォルニア州の原告2名がカリフォルニア北部地区連邦地裁にSubwayを提訴したそうだ(The Washington Postの記事TODAYの記事Daily Mail Onlineの記事FOODBEASTの記事)。

原告の主張によれば、カリフォルニアのSubwayの複数の店舗で購入したツナを独立の研究所で成分分析した結果、さまざまな原料を混合してツナのような外見にしたものであり、ツナは含まれていなかったという。検出された成分は訴状に記載されていないようだが、原告側の弁護士はThe Washington Postに対し魚ですらなかったと伝えているとのこと。原告はSubwayがツナを含まない製品をツナとして販売して利益を上げていると主張し、損害賠償などを求めている。 訴訟は2017年1月21日以降にカリフォルニアのSubwayでツナサンドまたはツナラップを購入した顧客をクラスとするクラスアクション訴訟を目指しているそうだ。

一方、Subway側は根拠のない訴えだと反論しており、ツナが本物であるだけでなく、天然ものだとも主張しているとのいう。原告が用いた分析方法は明らかにされていないが、FOODBEASTの記事ではDNAバーコーディングが缶詰のツナと相性が悪いことや、ツナサラダの状態ではマヨネーズの影響でニワトリのDNAが検出される可能性を指摘している。ちなみにSubwayは2017年、同社のチキンでニワトリ由来のDNAが半分程度しか検出されなかったと報じカナダ・CBCを訴えている。訴訟は一審で棄却されたものの、二審のオンタリオ控訴裁判所は一審判決を破棄して訴訟の継続を認めている。

15153385 submission
映画

Disney+、子供用プロファイルで差別的表現を含む古いディズニー作品を視聴不可に

タレコミ by headless
headless 曰く、

Disney+の子供用プロファイルでは、差別的表現を含む複数の古いディズニー作品が視聴できなくなったそうだ(Polygonの記事The Vergeの記事SlashGearの記事)。

古いディズニー作品では差別的表現がしばしば登場する。しかしDisney+では2019年11月の正式サービス開始当初、作品解説に「時代遅れの文化的描写が含まれる可能性がある」といった警告を含めるにとどまった。この警告は作品開始前に独立した警告文を挿入する他社のサービスと比較して目立ちにくく、問題点を明確に示していないなどの批判を受け、1年近く経った昨年10月になって独立した警告文の表示を開始している。

子供向けプロファイルで視聴できなくなったことが確認されているのは、アニメーション映画「ピーター・パン」「おしゃれキャット」「わんわん物語」「ダンボ」「ジャングル・ブック」と実写映画「スイスファミリー・ロビンソン」だという。これらの作品は大人向けプロファイルでは警告表示付きで引き続き視聴可能とのことだ。

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携帯電話

公開の遅れでタイアップ製品が旧型化する007最新作「No Time To Die」

タレコミ by headless
headless 曰く、

COVID-19パンデミックの影響で公開が1年半遅れることになった007シリーズ最新映画「No Time To Die (邦題: 007/ノー・タイム・トゥ・ダイ)」では、スポンサー契約により作品内で使われているタイアップ製品が旧型化するという問題が発生しているそうだ(The Sunの記事The Vergeの記事)。

タイアップ製品としてはOmegaの時計やBollingerのシャンパン、Adidasの靴、Nokia(HMD Global)の携帯電話などが挙げられているが、特に影響を受けるのは製品の更新頻度が高いNokia製品とみられる。ジェームズ・ボンドが最新ガジェットを使用しているのは誰もが知っていることであり、旧モデルではタイアップの意味がなくなってしまう。

そのため、一部のシーンでは最新モデルに見えるような編集が必要になっており、最悪の場合は撮り直しの可能性もあるようだ。実際、昨年3月にNokia Mobileが公開したキャンペーン動画では00エージェントのノーミを演じるラシャーナ・リンチがNokia 5.3を使用しているように見える。しかし、HMDはノーミがNokia 8.3 5Gを使用すると9月22日に発表しており、翌9月23日にJames Bond 007公式アカウントが公開した動画ではNokia 8.3 5Gに見えるようヘッドフォンジャックと指紋センサーが消されているようだ。

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台湾、GDP約3%の伸び。封じ込めと商品券が奏効したほか、半導体需要増が背景

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
台湾では4月ごろから感染者確認数が一日数人程度で推移している。感染者は主に陰性証明書を持った帰国者や外国人など海外からの入国者で、まれに数人程度のクラスターが発見されているようだ。NHK記事中で金券として触れられている金券は「振興三倍券」と名付けられたもので、1,000台湾元(3737円)の自己負担で3,000台湾元(約一万円)分の商品券が受け取れる。中低所得世帯には商品券の販売に先立って自己負担額と同額が銀行口座に振り込まれている。台湾の年収は中央値約170万円、人口は2357万で、GDPは6355億ドル。およそ日本の十分の一の規模に相当する。

日経は「実質域内総生産(GDP)の半分を占める民間消費は今年、2.52%減にとどまる見通し」と報じており、伸びは半導体の輸出特需によるものと見ているようだ。

情報元へのリンク
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ワイモバイルのPHS終了

タレコミ by gf1e
gf1e 曰く、
ワイモバイルのPHSサービスが、テレメタリングプランを除いて1月31日で終了する。
元々は昨年7月31日に終了する予定であったが、コロナ禍によってPHSから携帯電話への移行手続きが困難になっているなどの理由で半年間延期されていた。

これで、1995年にサービスが始まった日本国内のPHSは一般向けのサービスが全て終了する。

情報元へのリンク
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携帯通信

PHSがサービス終了

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
1月31日24時をもって、Y!mobilePHSサービスを終了し、この時刻以降、サービスが順次停止、約25年半の個人向けのPHSサービスが完全に終了する。

引き続きY!mobileを利用する契約者には様々な優待サービスが提供されており、既に移行した方も多いだろう。契約後に利用者本人がネットで手続きする必要があるが、メールアドレスも引き続き利用できる。また、停波後も、優待サービスが提供され、メールアドレスの継続も3月31日まで手続き可能となっている。

Y!mobileによるPHS25年史にこれまでのPHSの歴史が記されている。
それによると、試験運用が始まったのが1995年7月、その後、低料金が受けて若者を中心に大ヒットしたものの、携帯電話との競争に押され、DDIポケットからウィルコムへの社名変更を経て、ソフトバンクのY!mobileに買収され、時折盛り返したものの、サービス終了となった。なお、当初は昨年7月末でサービス終了の予定だったが、新型コロナウイルスの影響を受け、利用者の利便性を考慮し、終了が半年延期された。
サービス開始から今日まで、Pメール、DataScope(京セラ製の多機能端末)、携帯電話との相互通話開始、エッジ、feelエッジ、Airエッジつなぎ放題(定額制インターネットの先駆け)、「AH-K3001V」(京セラ製端末、「京ぽん」の愛称で親しまれた)、ウィルコム定額プラン(定額通話サービスの先駆け)、国内初のスマートフォン発売、だれとでも定額(他社携帯電話との定額通話サービスの先駆け)、もう一台無料キャンペーンなど、業界初を含め意欲的な技術、サービス、製品を提供してきた。

個人的には、現在の携帯電話すら上回る音質の良さや低価格での通話、SMS、メールの定額サービスが魅力で、ぎりぎりまで使い続けた。「京ぽん」も気に入って長く使った。

停波まで使い続ける方はいるだろうか(もしいたら停波の瞬間をレポートしてほしい)。皆様のPHSの思い出やエピソード、気に入った製品やサービスは何だっただろうか。移行後はどの会社や製品にした(する)だろうか。
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物事のやり方は一つではない -- Perlな人

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