スラドを運営するOSDN、全事業を(株)アピリッツに譲渡 1
タレコミ by hylom
hylom 曰く、
ソフトウェア開発などを手がけるアピリッツが、アレゲなニュースと雑談サイト「スラド」やオープンソース・ソフトウェアの開発支援およびダウンロードサービス「OSDN」の運営などを手がけるOSDNの全事業を買収した。
OSDNの佐渡秀治代表取締役曰く、
OSDN株式会社の事業を株式会社アピリッツへ譲渡した件へのメッセージアピリッツ社プレスのURL:OSDN株式会社の事業を株式会社アピリッツ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:和田順児、以下「アピリッツ」)へ譲渡いたしました。OSDN社の前身はVA Linux Systems Japan社OSDN事業部であり、サイトの公開から数えるとほぼ20年という長い歴史があります。その間、米国側の親会社の破綻、VA Linux社からの分社、パートナー会社との対立によるブランド変更... と様々な紆余曲折はありましたが、サービス面に関しては一歩一歩着実に歩みを進め、身の丈に合わせた成長を続けてきております。特に2015年のブランド変更以降は、海外の開発者によるOSDN.netの利用が飛躍的に増加し、グローバルなネットワークとして再成長の軌道に乗ることになりました。しかしながら、この20年の間にOSDN社の中の人達の平均年齢は毎年一歳上昇し続け、システムの老朽化もあちらこちらで見えるようになってきております。また、広告業界を含めて今後のネット環境の先行きは不透明であることから、小手先の創意工夫ではなく、抜本的に体制を改め、より大きく、より若い力を活用できる企業の下に入ることを決断いたしました。
短期的にはOSDNのサービスには何の変更もありません。また、中の人も変わりません。しかしながら、中長期的には良い変化が起こせるのではないかと期待しております。
今後ともご愛顧賜りますようお願い申し上げます。
株式会社アピリッツ OSDN部 部長 佐渡秀治
タレコミ記事中の短期・中長期のスケールって? (スコア:1)
グループ企業内の子会社とかだと3~5年を中長期計画のスケールにするところも
あるけど、それがルールというほど強制力があるわけでもないので知りたいところ。