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Appleによる広告ターゲティング禁止が広告市場を揺るがす

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
Appleは2017年9月から、Web上のユーザーを追跡するターゲティング広告を制限する方針を取り始めた。そしてSafariに、Intelligent Tracking Prevention機能(ITP)を導入した。ITPはSafari上のサードパーティーCookieを抑制するもので、導入された結果、広告会社はターゲティング広告のための情報の大部分を失うこととなったという。

それにより、Google Chromeに対する広告費は若干ながら上昇したのに対し、Safariユーザーへの広告費は同年から大きく減少したという。しかし、一般的に裕福とされるユーザーの多いiPhoneの所有者は広告主にとっては魅力的だ。加えてWeb分析サービスStatscounterによると、Safariは米国のモバイルブラウザ市場の53%を占めている。

iPhoneでSafariを使っているユーザーのウェブにおける行動を第三者企業が追跡できるのは全体の9%ほど。一方で、Google Chromeをスマートフォンで使っているユーザーの場合、行動全体の79%が追跡可能だとしている。このため、広告会社にとって、iPhoneユーザーへのターゲット広告は非常に魅力的なものとなりつつある(GIGAZINEThe InformationSlashdot)。
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犯人はmoriwaka -- Anonymous Coward

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