米国の教育機関約500校でランサムウェア感染が広がる

あるAnonymous Coward 曰く、

先週、サイバーセキュリティ会社の「Armor」が発表したレポートによれば、今年に入ってからの9か月間で、米国の学区や大学などの54の教育機関、500を超える学校がランサムウェアの感染被害に遭ったという。この攻撃は過去2週間で回復したものの、攻撃を受けたのは新学年の最初の数週間であったことから被害が拡大した。中でもコネチカット州は、今年もっとも多くのランサムウェア感染が発生した。同州のJohn Bel Edwards知事は7月に緊急事態を宣言する事態となっている。

一方でランサムウェアによる攻撃をうまく処理したのはルイジアナ州だった。知事は複数の州および民間のインシデント対応チームを結集。ハッカーに身代金を支払うことなく、学校が新学期前に回復することを助けたとしている（ZDNet、Slashdot）。