米国の複数の州が米IT大手を反トラスト調査する方針か

あるAnonymous Coward 曰く、

The Wall Street Journal（WSJ）は米国時間8月19日、複数の州の米州司法長官らが、米国の大手ハイテク企業を対象に反トラスト調査を開始すると報じている。調査は9月に開始されるとしており、Google、Facebook、Amazonなどの企業が自社の力を利用して、市場における競争を阻害しているかどうかが調査での焦点になる模様。

すでに7月には米司法省が、反トラスト法に照らし合わせて独自に調査すると発表しており、さらにその前の2月にも、米連邦取引委員会（FTC）が、技術プラットフォーム間の競争を監視するための作業部会を立ち上げており、GAFA包囲網ができつつある。

司法省反トラスト局のMakan Delrahim局長は8月20日、主要なハイテク企業の市場支配力に関する調査について、10人を超える州司法長官らと協力していることを認めた。司法省にコメントを求めたが、直ちに回答は得られなかったとしている（CNET、TechCrunch、Slashdot）。