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携帯電話

iPhoneだけで撮影するプロカメラマン 37

ストーリー by hylom
最近デジカメを触らなくなっている人も増えているのでは 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

日本の一部ではフルサイズの一眼レフカメラでないと撮影に応じてもらえないという話もあるらしいのだが、海外ではiPhoneだけで撮影を行うプロのスポーツカメラマンがいるそうだ(TechCrunch)。

iPhoneを使うメリットはそのコンパクトさと、また撮影後すぐに編集・加工して送信できる点だという。TechCrunchの記事には撮影された写真がいくつか掲載されているが、さすがどの写真もクオリティが高い。iPhone 6sのカメラの解像度は約1200万画素とのことで、一眼カメラの上位モデルと比べるとさすがに劣るが、Webメディアでの利用では十分であろう。

デジタルカメラの高性能化によって撮影における技術の必要性は減ったが、こういった形でカメラマンの技術が求められる時代がまた来るのかもしれない。

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  • by Anonymous Coward on 2016年05月26日 15時38分 (#3019118)

    これ、iPhone6でいわゆる「スポーツ」写真を取ってるわけでは無いので勘違いしてはいけません。以下、引用

    >スポーツ写真といっても、通常イメージするようなものとは少し異なったアプローチで写真を撮っているのだ。
    >
    >Bradは、まず自分の機材で撮ることのできる写真(すなわち機材の限界)を知ることが大事なのだと言っている。
    >iPhoneに搭載されたカメラは素晴らしい性能を持っているが、しかしコンマ数秒を撮るのに適しているとは言えないだろう。
    >そこでBradは、従来のスポーツ写真とは異なる表現方法を探り、iPhoneのコンパクトさによって得られるメリットを活かした写真を撮るようにしたのだとのこと。

    • by Anonymous Coward

      つまり機械に人が合わせる、撮りたいものじゃなくて撮れるものを撮る、というわけで、あまり楽しそうじゃないなぁ。

      まあ、世の中、制限のある中でどこまでできるかという楽しみ方(640KBのメモリをなるべく多く開けるために
      CONFIG.SYSをチューンする「遊び」とか)もあるのは分かるが。それは写真を撮ることよりも、
      マシン(カメラ/iPhone)との触れ合い・格闘を楽しんでいるのだと思う。

      • by Anonymous Coward

        写真の世界には、単焦点レンズ1本で撮るとか、モノクロフィルムだけ使うとか、そういう縛りを入れて撮ることあります。
        ISO感度はフィルム1本撮るまで変更できない時代もありましたね。

        なので、写真を撮るという行為にとって、縛りプレイは珍しいもんじゃないです。

        • by Anonymous Coward

          単焦点レンズのほうがズームレンズより歪みが少ないけど、複数用意できないし撮影中にホイホイ交換するのは不可能なことも多い
          モノクロフィルムを使うのは白黒印刷の媒体(新聞とか)でいかに綺麗な写真を掲載できるかという技術を競う側面もある
          ISO感度云々は根本的にフィルムカメラの技術的な仕様

          縛りプレイってのはわざわざ不必要な制限を課すことであって、技術的課題のせいで縛りが発生している状況で何かすることと混同すべきではない

  • このカメラマン、プロ用の一眼レフカメラで撮ってきたからこそ、iPhoneでできる範囲で撮れるちょっとほっこり系のいい写真を狙って撮っていますね。現場で起きたニュース価値の高い一瞬ではなく、現場の雰囲気を伝えている、という印象。

    フィルム時代の、単焦点コンパクトカメラをポケットに忍ばせたプロカメラマン、みたいな感じですね。

  • わずか数年前のカメラ付き携帯電話なんてカメラ自体はノイズだらけのおもちゃみたいなものだったけど、今じゃ Exif 情報見てやっとスマートフォンで撮ったことに気づくようなハイクオリティの写真が撮れる。

    # しかし、JPEG 2000, JPEG XR (HD Photo), WebP とか画像フォーマット周りは未だにアレゲな印象… JPEG は永久不滅なのか。
    • 最新機種の写真までは見たことないんですけど、手元のiPhone5sの写真を見るとまだまだのっぺりガサガサだと思います。
      とはいえシロウトが半端に一眼レフで撮るくらいならいっそ…という程度に、どんな状況でもそこそこ綺麗に写してくれるのはすごい。

      #一眼レフから離れられない最大の理由はもはや「画質」ではなくなっている気はする

      親コメント
      • 一眼レフは一眼レフの良いところはたくさんあります。
        このプロカメラマンは,みんな同じ器材を使って,似たような写真を量産するなら,
        スマホでスマホならではの写真を撮ってやれ,というだけのお話なのだと思います。
        昔はコンパクトカメラがその役を担っていたと思うのですが,その辺りは完全に駆逐された感がありますね。
        親コメント
        • by Anonymous Coward

          デジタル一眼ですが、そろそろあの「バシャシャシャシャ!」と大きな騒音を
          なくしたものが一般的になって欲しいなぁ。特に報道向けのやつ。
          各社一斉に撮影されると何を言っているか聞こえなくなることもある訳で。
          スマホのシャッター音もだけど、最近は盗撮防止を超えてシャッター音が一種の
          公害になってきてると思う。

    • by Anonymous Coward

      さらに、今じゃスマホなど小さな画面で見る画像が多いから、余計に解像度などの違いに気づきにくいかも。

    • by Anonymous Coward

      スマホの多くが、センサーに最適化された単焦点レンズ使ってるから、ズームレンズ付きのコンデジの画質を上回ってるよね。

    • by Anonymous Coward

      > # しかし、JPEG 2000, JPEG XR (HD Photo), WebP とか画像フォーマット周りは未だにアレゲな印象… JPEG は永久不滅なのか。

      BPG [opensource.srad.jp]が普及してほしかったのだけど、どこにも相手にされてないようで悲しい。

    • 唯一の難点は望遠撮影ができないこと 野良猫相手の場合、望遠付きカメラじゃないと大きくとれないことが結構ある
      • by Anonymous Coward

        ズームすると途端に塗り絵みたいな絵になりますからね…。
        デジタルズームだからしかたないとはいえ。
        毛並みも何もあったもんじゃないw

        とはいえ超高速連写して複数画像コンポジットでデジタルズームの高画質を狙うコンデジがカシオから出ていますから、同じことはスマホでもできるわけで、いずれ解決しちゃうかもしれません。
        物理的に大きなレンズで撮影することに匹敵はしないけれど、実用上はOKというレベルになればそれで良いわけで。

    • by Anonymous Coward

      あんなにレンズが小さいのに、というのが驚きですね。

      撮像素子の感度が改善されたのでしょうか。

      • by Anonymous Coward
        F値は有効径÷焦点距離なので、この数字を小さく(レンズを明るく)するには、レンズを大きくしなくても、レンズをセンサーに近づければよいのです。ただし、そうすると得られる映像がどんどん小さくなってしまう。改善されたのは感度ではなくて解像度なわけ。
        • by Anonymous Coward
          ☓F値は有効径÷焦点距離
          ○F値は焦点距離÷有効径
      • by Anonymous Coward

        レンズ、撮像素子、画像処理エンジンが画質に絡んでくるので、Mac時代からデザイナー向けに特化してたAppleはそのへんに強いんでしょうね。
        ハードウェアで見たらもはやAndroid機の方が先行してるけど、それでもiPhoneが選ばれるってのは画像処理エンジンに秘密がありそう。

        • by Anonymous Coward

          写真のためにわざわざiPhoneを選んだってどこに書いてあるの?

          • by Anonymous Coward

            わざわざ記事にiPhoneって書いてあるからそう思っただけ。あとこの手の話だと何故かiPhoneを名指しで取り上げてるのが多いから、iPhoneに何かしら利点があるんだろうっていう類推。

            Google検索で機種別にヒット数調べてみると
            iphone プロカメラマン 約 733,000 件
            xperia プロカメラマン 約 76,000 件
            galaxy プロカメラマン 約 26,900 件
            やっぱりiPhoneが多い

  • というかK-1登場までPENTAXは、迫害されていたんですね。

    • by Anonymous Coward
      コスプレは機材に金かけてる意気込みを買ってんじゃないの
      D810とかK-1みたいな毛穴までバッチリな3600万画素ローパスレス機はコスプレ撮影向きじゃないだろ…
    • by Anonymous Coward

      画角で1.5倍、面積で2倍、ボケ具合で1段ちょいの差がありますね。
      コレを大きいとみるか、大差無いとみるか。
      撮影フィールドによって評価は大きく変わるのでなんとも言いがたいですが。

      カメラの外観では区別つきにくいですね。
      EOS6Dと7Dを遠目でどっちがフルサイズか識別できるかというと無理だろう。

    • と云うが如し。(少なくとも写真の出来、ぼけみ=被写界深度では負けまい)
      まあ確かにPENTAX645系もフルサイズではない。(センサー長辺長44mm~43.8mm ←ブロニー6×4.5cmならフルサイズは60mmになる)
      中型機でもハッセルブラッド+デジタルバックなんかに付けられる、ウエストレベルファインダーは、下から覗いている感じがして、被写体から迫害されるかも。

      前に「JAXA、X線天文衛星「ひとみ」の復旧を断念」で、 http://it.srad.jp/story/16/04/28/0854247/ [it.srad.jp]
      「記者会見で一同頭を下げてシャッター音パシャパシャパシャ!っていうあの作業、必要なんでしょうかね。」ってスレッドに、

      • by Anonymous Coward
        >被写界深度では負けまい
        どっちがどっちに勝ち負けするのか良く分からんが
        フイルム時代からぼけ量は135mm>中判だぞ
        中判にはF1.4超える狂ったように明るいレンズがないからね
        だからコスプレはフルサイズを要求してんの
        # そんなのより腕だろというのは確かだが
        • by Anonymous Coward

          バックフォーカスやフイルム≒センサー寸法の大きなカメラは被写界深度が浅くなると聞きます。
          レンズの明るさや対物レンズの有効径とどっちの影響が大きいですか?
          コスプレ撮影現場では、撮影者とコスチュームプレーヤーの間の距離は一定と考えられ、照度も同等でしょうが、これらは35mmと中判の間の被写界深度にどういう影響を与えますか?

          135mm≒5¼インチですから、それが長辺か短辺か判りませんが、かなりの大判ですね。
          まあそれは冗談にしましても、135型=24mm×36mmは、必ずしも被写界深度が浅いとは言い切れないのでは?

          カメラ専用レンズでは35mm機の方が選択肢が多く、その中には尖った特徴を持つレンズも多いですが、普通に金を積んで調達可能な範囲で最も被写界深度の浅いレンズである天体望遠鏡(をカメラに接続するのは珍しい話ではない)では、唯二バックフォーカスとフイルム≒センサー寸法の大きさだけが、被写界深度の浅さを決定しませんか?

          • 誤解があるようなので今更レスしますが、ボケ量(≠被写界深度)は有効口径のみに依存します。
            (有効口径 = 実焦点距離 ÷ F値)

            有効口径、すなわち光がレンズの両端を通ってきてフィルムなりセンサーに結像する。
            その時の、光の通り道の視差がボケになります。

            無限遠にある光点のボケ量は、ピントを合わせた箇所におけるレンズ有効口径の大きさと同じに見えます。

            簡単にシミュレートするには自分の両の目を使います。
            無限遠の位置をまず意識し、次に近くを片目ずつ見ましょう。目の幅ぶんだけ背景からズレてるはずです。
            コレを、両目の間ぶん隙間無く埋めると、レンズのボケと同

  • by Anonymous Coward on 2016年05月26日 19時22分 (#3019260)

    まずは機材より腕前のほうが大事。構図、光、ブレないボケない。写りをよくするための様々な工夫。まずはそこからですよ。これができないとプロのカメラマンにはなれないでしょう。撮りたい被写体があるという情熱に、きれいに撮りたいというセンスがついてきて、その後ろに技術がついてくる感じですね。

    一眼でいい写真撮るセミプロ級ともなれば携帯カメラでも機材の限界に迫るなかなかきれいな写真撮ります。知り合いのカップル(写真は素人)がデート先で撮ってと頼んだ相手が上手かったら、その写真だけ「同じカメラかよ」とEXIFをつい見てしまうくらいには違いが出ますね。

    • by Anonymous Coward

      機材を生かすってのも一つの手なんだけどな。
      昔々、PHSのヘタレカメラで展示会開いていた人もいたぞ。

  • by Anonymous Coward on 2016年05月26日 20時13分 (#3019291)

    ロードレースなんかを扱っているRIDING SPORTて雑誌の表紙が、いかにもデジカメで撮影した画像の一部を引き伸ばした感じだったが、迫力あるいい写真なんで気にならなかったな。
    案外そんなもん。
    たぶんレース終わってすぐ写真のデータを編集部に送って雑誌を刷ったんだろうけど、そんな事ができる時代になったんだなーと感慨深く思ったのを思い出した。

    • by Anonymous Coward

      オートフォーカス化前の銀塩フィルム時代は、モータースポーツの、マニュアルフォーカスズームレンズでの流し撮りこそが、プロカメラマンの腕の見せ所だったのだが。

      • by Anonymous Coward

        まあ、アセンブラ機能すらついていない「デバッガ」でバイナリばしばし入力してパッチを当てるのがプログラマの腕の見せ所だった時代もあるし、業界は違えどいずれも似たようなもん。

        • by Anonymous Coward

          一昨日から、デバッガすらない環境でデバッグしてる私は、時代に取り残されているのか。

          • by Anonymous Coward

            たぶん、そのデバッガじゃない。

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人生unstable -- あるハッカー

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