
スタンフォード研究所、無線端末TelosBを使ってインフルエンザ感染を調査 7
ストーリー by kazekiri
あなたも逃げられない 部門より
あなたも逃げられない 部門より
eggy 曰く、
スタンフォード研究所がTelosBを使って、インフルエンザ感染に関しての調査を行ったとのこと(本家/.、HOT HARDWARE記事より)。TelosBは、オープンソースのオペレーティングシステムTinyOSで動作する、プログラミング可能な、センサネットワーク用無線端末。
最もインフルエンザが流行する一月においいて、とある高校にてクレジットカードサイズのTelosB無線端末を、校内中の全教員及び生徒、スタッフに一日中持ち歩いて貰うことで「人間接触ネットワーク」なるものを構築し、人がインフルエンザ感染範囲内に入る頻度を調べたそうだ。調査チームは、2人の人間が咳やくしゃみで感染するといわれる3m以内にいたケースを760,000パターン記録し、このデータをもとに様々なシミュレーションを行った。
その結果、先生と生徒とどちらが予防接種を受けたが方がインフルエンザが蔓延しづらいか、または、より社交性の高い生徒は予防接種を受けたほうが良いのか、といった議論は全く意味をなさないことが分かったとのこと。つまり、インフルエンザに感染した人がどんな人間であろうと、公の場で咳やくしゃみをすれば、3m以内の誰かに感染させてしまう危険性は平等にあるということらしい。また感染範囲内にいたとしても、67.7%場合は二次感染には至らないという結果が出たようだ。
ということは32.3%の場合は感染するということで、この数字を重くとるか軽くとるかは個々人で感じ方は違うだろうが、やはり予防接種は受けたほうが良さそうだ。
おかしいよ (スコア:0)
原文読んでないので推測に過ぎないけど、明らかにおかしいよ。
> つまり、インフルエンザに感染した人がどんな人間であろうと、公の場で咳やくしゃみをすれば、
> 3m以内の誰かに感染させてしまう危険性は平等にあるということらしい。また感染範囲内にいたとしても、
> 67.7%場合は二次感染には至らないという結果が出たようだ。
これはシミュレーションの結果じゃなくて、前提というかモデルじゃないの?
こういうモデルに基づき、人々がいろんな行動パターンで行動してあちこちで
咳やくしゃみをしたとき、感染がどれくらい広まるかというのをシミュレーションしたんじゃなくて?
あるいは、逆に、個々人の行動パターンと、実際に感染がどう広まったかという実測データから、
くしゃみ1回あたりの感染リスクを逆算したという話?
Re: (スコア:0)
サイズっぽい所に突っ込みたい(笑)。
(まあ、普通に考えて外装つけているのでしょうけど。裏面に電池の厚みがかなり
ありそうなのも気になりますが・・・多分、Stanford的にはハードはどうでも
よくて、HOT HARDWAREやスラド的にはオープンソースがらみの記事なので
他はどうでもいいやん的なところでチェックすり抜けて来てるんだろうけど。(笑))
で、リンクされているHOT HARDWAREの記事からリンクされているStanfordのリリースを超訳すると、
ワクチンが一部の人に対して接種される場合に、誰に接種するのがよいかを決
出典はここ (スコア:2, 参考になる)
>67.7%は感染しない云々はStanfordの記事にはないから、根拠不明。
記事にリンクされている先、A high-resolution human contact network for infectious disease transmission — PNAS [pnas.org]から Full Text (PDF) をオープンすると、2ページ目に記述がある。
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
Re: (スコア:0)
HOT HARDWAREの記事は、研究内容についてはよくわからない内容になっていますね。
その名の通り、ハードウェアを紹介できればそれでいいという立場なのかもしれません。
予防予防... (スコア:0)
> やはり予防接種は受けたほうが良さそうだ。
そのしめくくり方はないよと思う。予防接種できない体質のAC
感染するまではいいんですが、そこから免疫でバッサリやられて発症/拡散しないとかもあると思うので実際はもうちょっと低い数字になるのかな...
ほんと何ともない人は何ともないし、症状がひどくなる人はホントひどいので予防は色々したほうがいいなと思います。
Re:予防予防... (スコア:1)
マスクをしない外国の話だ。
the.ACount
人間接触ネットワーク情報の流出 (スコア:0)
思春期の生徒間とか、生徒-先生間とか、いろいろヤバそうな情報ですよね。