
Microsoft、Sidekickで知られるDangerを買収 12
ストーリー by nabeshin
Windows Mobile NT 部門より
Windows Mobile NT 部門より
hauncon 曰く、
マイコミジャーナル、 TechCrunchあたりに詳しいが、 MicrosoftがSidekickシリーズで知られるDanger社の買収で合意したとのことだ。 DangerはIPOに向けて1億ドルの出資を募っている最中だったが、今後はWindows Mobileチームに吸収されるとのことである。 SidekickのOSは独自のはずだが、どちらの記事でも触れられているように、 GoogleのAndroidに対抗する軸とするための動きなのだろうか。
雑感 (スコア:2, 参考になる)
・今回の買収の件についてのC|Netの記事 [cnet.com]
・2007/11/2のAndroidについてのAndy Rubinインタビュー [cnet.com]
そもそも何でAndy RubinがDangerを離れてAndroidを新規に立ち上げなければ
いけなかったのかが不明なので、AndroidとDangerを比較してどちらが
イケてるとかはいいにくいものの、GoogleがついたことでAndroidの普及が
推進されるようになっったわけで。ポジションとしては、Androidのがかなりいい。
Dangerは製品として既にSidekickを出してはいるけども、MSの製品との親和性は低いし。
で、今からMSがDangerを買収してから実際に製品にその技術が反映されるまでに
少なくとも1年から2年はかかる(と予想される)ので、その頃にはもうAndroid陣営は
地盤を固めて追いつけなくなるんじゃないですかね。周回遅れというか何というか。
検索市場におけるGoogleとMS(やYahoo!)のポジションと似たようなことになるでしょう。
大筋同意 (スコア:2, 興味深い)
人事発表 [nikkei.co.jp]もありましたけど、WindowsMobileはトップが換わるようです。
この買収劇とあわせると、現在の方向性に問題があるという判断だと思うのですが、はたして『テコ入れ』なのか『方向転換』なのか。
汎用バスを持ち、何が突っ込まれるかわからないPCと違って、基本的に単体で完結する携帯やPDAといったデバイスは、
Plug&Play(Plug&Prayという時期もあったが)を最大(唯一?)の売りにしてきたWindowsにとって、あまり得意ではない分野のように思えます。
Yahooの買収といい、どうも最近のMSは迷走気味のような気がしてなりません。
# 驕れる者も久しからず只春の夜の夢の如し
Re: (スコア:0)
・Googleのモバイル端末からの検索はiPhoneがそれ以外の50倍というFTの記事 [ft.com]
これを読むとOutlookとの連携でPalmを駆逐することができたWMも、その実ウェブにアクセスする
デバイスとしては全く評価されてなかったということになるのではないかと。
まさかiPhoneを買収することはできないですし、Androidまで出てきてはモバイル端末からMSの
プレゼンスがなくなってしまうと恐れているというか、メーラーから離れてウェブメールを多くの
人が「本物のメールアプリ」として使うように、Windowsに頼らない世界がそこまで迫ってきて
いるという焦りなのかなと思ったり。
Re:雑感 (スコア:1)
いや、Palmは駆逐はされてないと思いますよ。
日本ではPalmが撤退しちゃいましたし、WMを搭載した
Treoも出されるようになっていますがPalmOS(Garnet OS)の
Treoもありますし。
Palmの製品のシェアはいまだに結構ありますし。2年前の時点で
およそ3割となってて、販売台数は伸びているので、今もあまり
変わっていないんじゃないですかね。
PalmOSとWMの端末の割合までは調べきれてませんが、
PalmOS端末だけで少なくともシェアの1-2割くらいは
占めていると見ていいんじゃないかと思います。
他社WM端末の割合は5割あるのかなぁ。SymbianOSとかiPhoneとか
いろいろありますしね。
ITMediaの一連のPalm関連のニュース [itmedia.co.jp]を見ると
Palmの状況がだいたい分かりますが、Treoや最近出した
低価格製品Centroも売れているものの、新製品の投入が遅れたり
Foleoが取りやめになったりしたのが懸念材料で、
経営面では2四半期連続の赤字でちょっと大変だなぁというところで。
目的? (スコア:1, 興味深い)
Silverlight 1.0でWPFをサブセット化する時に必要な機能までガンガン削って開発者に酷評されたのも、(Mac版ではWinAPIエミュレーション他諸々で数十MBになるのに、ユニバーサルバイナリなので「ちょっと」サイズが大きいととんでもない言い訳をしつつ)Silverilghtはサイズがコンパクト!とか謳ってたのも、画面のDPI設定を無視して、96DPI固定で処理しているのも、Windows Mobile機器との共通化を目指してたからこそだと思ってたんだが、Silverlight 1.1と呼ばれていた物がSilverlight 2.0になってしまった頃から、関係者のblogとか見ててもモバイルのモの字も出てこない。
Silverlight 2.0で追加された機能のリストとか見てると、いつになったら正式リリースされるのか見当もつかないんだよねえ。
SidekickとかDangerとか知らなかったけど (スコア:1)
マイクロソフトとウォズニアック。まさに危険な香りがする。
妖精哲学の三信
「だらしねぇ」という戒めの心、「歪みねぇ」という賛美の心、「仕方ない」という許容の心
元ボーランドじゃないの? (スコア:0, 余計なもの)
http://ja.wikipedia.org/wiki/Sidekick
Re:元ボーランドじゃないの? (スコア:1)
Re:元ボーランドじゃないの? (スコア:1)
#同じくお世話になったことはなかったけれど
実は単純に (スコア:0)
Re: (スコア:0)
なんでそらす意味があるのだ。そこを説明してくれないと。
単純に (スコア:0)