スマートテレビに金銭を要求する脅迫文を表示するウイルス、今年に入り日本で300件以上検出
タレコミ by Anonymous Coward
アナウンス:スラドとOSDNは受け入れ先を募集中です。
英イングランドで2004年に発見された化石が、恐竜の脳とみられるものだと分かったそうだ(CNN)。
恐竜の化石は骨だけのものが一般的で、それ以外の肉などの部分が残るのは珍しい。この化石はイグアノドンのものだが、「酸素濃度が低く酸性度が高い沼地のような環境」で死んだために組織が腐敗せず化石として残ったとみられるそうだ。
Macでは電源投入時に独自の起動音が鳴るが、先日発表されキーボード上部に「Touch Bar」が搭載されていることでも話題となった新MacBook Proでは起動音が鳴らなくなっているという(Macお宝鑑定団 blog[羅針盤])。
これにあわせてITmediaがMacの起動音の歴史をまとめているが、起動音を鳴らす機能自体は初期のMacから搭載されているものの、その音自体は数回変更されているという。最近のMacに搭載されているのは「Cメジャー」のコードで構成されている音で、ジョブズ復帰後はすべてこのサウンドが採用されているそうだ。
ヤフーがIBMの人工知能システム「Watson」を導入、ユーザーからの提案や改善指摘などをWatsonに処理させるという。
「これまで人が約800時間を費やしていた1カ月分のデータ集計・分析を、20~30時間ほどに短縮できる」という。また、それ以外の自動応答やオペレータ支援などで人工知能を導入する方針も示しているという。
顧客からのクレームを人工知能が処理する時代はもうすぐなのかもしれない。
# 「人工知能がクレーム処理を担当するとは許せない」、というクレームを人工知能が対応する世界はちょっと見てみたい
昨今ではポケモンGO専用SIMカードやポケモンGOのデータ通信料が1年間無料のSIM、LINEやFacebook、Twitter使い放題のSIMなどが登場しているが、同じくMVNOサービスを提供しているIIJによると、こういった特定のアプリのみを対象にパケット料金を割り引く/無料にするようなサービスは「通信の秘密」や「ネットワーク中立性」の面から問題があるという(ITmedia)。
こういったサービスでは、利用者がやり取りする通信パケットの内容を見てパケット料金をカウントすることになるため、通信の秘密を侵害する可能性があるという。もちろん「ユーザーの同意」があればセーフではあるが、IIJの担当者は明確な同意がされないままこういったサービスが提供されていることを問題視し、「ぶっちゃけ違法か違法じゃないかといったら、違法」と述べている。また、ユーザー間の公平性を阻害している、とも指摘している。
正直、前述のようなSIMカードを提供している事業者はそこまで深く考えずにサービスを提供しているとは思うが、今後この問題が業界内で議論になるのだろうか。
パナソニック傘下のプラズマディスプレイ関連メーカーパナソニックプラズマディスプレイが解散することが明らかになった。同社は2014年3月末で事業を停止しており、資産の処分が完了したことからの解散だという。
同社はパナソニックに対し約5000億円の借入金があり、製造業の負債としては過去最大になるという。
ブルームバーグによると、ヒト型ロボット「ペッパー」は、面白いが実用的ではない日本製ヒト型ロボットとして、ホンダのアシモとソニーのキュリオの仲間入りしそうらしい。ソフトバンクはフランスのロボット開発会社、アルデバラン・ロボティクスを12年に買収したが、両社の文化はかみ合わなかった。意思決定のまずさで機会をつかみそこねたという。
ソフトバンクは、言語や視覚、音声からの感情分析など重要部分の多くを外注し、アルデバラン出身社員を開発の中心から外した。15年6月にペッパーの最初の1台が出荷されるころにはアルデバランの創業者のブルーノ・メゾニエ氏は当初の開発メンバーだった幹部とともに同社を去っていたそうだ。ペッパーの最大の売りポイントである感情エンジンについてもソフトバンク側とアルデバラン技術者は対立。法人向けバージョンでは同機能が停止されていたと事情に詳しい関係者2人が述べているとのこと。
朝日新聞の記事によると、ソニーは、電池の開発や生産を行う完全子会社「ソニーエナジー・デバイス」を始めとした電池事業を村田製作所に売却するそうだ。
ソニーはリチウムイオン電池を世界で初めて商品化したが、最近は競争激化で赤字続きだったらしい。法人向け事業全てを譲渡するものの、乾電池やスマートフォン向け充電池(モバイルバッテリー)等の個人向け商品は、製造のみ譲渡し、販売は引き続きソニーが行うそうだ。
ウィキリークスによって公開されたヒラリー・クリントン陣営の電子メールによると、Appleの副社長リサ・ジャクソンは、ヒラリー・クリントン陣営のジョン・ポデスタ氏に対し、iPhoneのロック解除問題に関連してメールを送っていたことが分かった。リサ・ジャクソンはクリントン財団の理事を務めている。このメールはFBIがiPhoneのロック解除問題が加熱していた2015年12月20日付けもので、ヒラリー・クリントンが暗号化のバックドア義務化に否定的な発言をしたことを称賛したものとなっている。
問題はそのメール中に「私たちは、市民への脅威に対して法執行機関の懸念を共有し、複雑な犯罪を解決するため当局と密接に協力しています。私たちは政府に対して、アップルの顧客とデバイスに関する情報を毎月何千回も提供しています。強力な暗号化が導入されても、法執行機関に対してメタデータまたはデータを提供する能力がAppleから失われるわけではない」と記載されている点だという。またティム・クックがクリントン政権の副大統領候補だったことも報じられておりAppleとクリントン陣営が深いつながりがあったことがうかがえる。なおヒラリー・クリントンのメール問題についてはFBIが令状取得し再調査に乗り出している(WikiLeaksのメール、The Daily Dot、Slashdot)。
日々是ハック也 -- あるハードコアバイナリアン