Appleは政府とデータを共有する意志がある。ウィキリークスの公開メールから
タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
ウィキリークスによって公開されたヒラリー・クリントン陣営の電子メールによると、Appleの副社長リサ・ジャクソンは、ヒラリー・クリントン陣営のジョン・ポデスタ氏に対し、iPhoneのロック解除問題に関連してメールを送っていたことが分かった。リサ・ジャクソンはクリントン財団の理事を務めている。このメールはFBIがiPhoneのロック解除問題が加熱していた2015年12月20日付けもので、ヒラリー・クリントンが暗号化のバックドア義務化に否定的な発言をしたことを称賛したものとなっている。
問題はそのメール中に「私たちは、市民への脅威に対して法執行機関の懸念を共有し、複雑な犯罪を解決するため当局と密接に協力しています。私たちは政府に対して、アップルの顧客とデバイスに関する情報を毎月何千回も提供しています。強力な暗号化が導入されても、法執行機関に対してメタデータまたはデータを提供する能力がAppleから失われるわけではない」と記載されている点だという。またティム・クックがクリントン政権の副大統領候補だったことも報じられておりAppleとクリントン陣営が深いつながりがあったことがうかがえる。なおヒラリー・クリントンのメール問題についてはFBIが令状取得し再調査に乗り出している(WikiLeaksのメール、The Daily Dot、Slashdot)。
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