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グラフィック

次世代グラフィックスAPI「Vulkan 1.0」の仕様が公開される

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
標準化団体のKhornosグループが次世代グラフィックスAPI「Vulkan 1.0」の仕様を公開した。
これに合わせてAMD、Imagination、Intel、NVIDIA、QUALCOMM各社が一斉に対応ドライバをリリース、Valveが出資するLunarGがWindowsとLinux向けSDKを、GoogleがAndroid向けSDKを提供、その他様々な場所でサンプルコードが公開されている。

Vulkanは2014年7月にOpenGLの後継「glNext」として基本的な計画が発表され、2015年3月に「Vulkan」として正式に発表された。
その後パートナー企業を増やしていき、遂に策定、仕様公開となった。
Vulkanの特徴は低オーバーヘッドで直接的なGPUの制御、マルチスレッド対応、デスクトップ・モバイル・組み込みプラットフォームで統一されたAPI、シェーダーのバイナリ中間表現の導入などで、現在主流となっているユニファイドシェーダでユニファイドメモリなGPUとマルチコアCPUの性能を効率よく発揮するためのローレベルAPIとなっている。

コンフォーマンステストのページを見るとIntelはLinuxのオープンソースドライバで第5世代Coreプロセッサ以降が対応、NVIDIAはWindows7以降とLinuxでKeplerとMaxwellが対応となっている。AMDはWindows7以降でGCN用のβドライバを公開しておりLinux向けも公開予定とのことだが、コンフォーマンステストのページに見当たらないのはなぜだろう。

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