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nagazou 曰く、
帝国データバンクが12日に「アニメ制作業界」動向調査(2022)を公開した。この調査によれば、アニメ制作会社の2021年度決算は赤字企業の割合が39.8%とこれまでで最も多かったという。2021年におけるアニメ制作業界の市場規模は、前年の263億円を5.2%下回る2495億8200万円で、これは過去最高だった2019年から10年ぶりに減少に転じたとされる。また2000年の調査開始以降、はじめて2年連続で市場が縮小したという(「アニメ制作業界」動向調査(2022、日経新聞、ねとらぼ)。
テレビアニメの制作数に関しても、2020年のテレビアニメ制作本数は278本と4年連続で減少。7年ぶりに300本を下回ったという。コロナ禍による制作スケジュールの遅延といった要因が重なったことが影響したとされる。放映タイトル数の減少に伴って仕事の量も減り、この影響で多くの制作会社が減収や前年並みの売り上げとなっている。一方でアニメ配信市場では過去最高の930億円を記録した。定額動画配信サービスの利用が普及してきたためとみられている。
海外の動画配信企業等との取引も増加したそうだ。もっとも取引が多いのは中国企業だが、米国企業との取引も前年の13社から25社と約2倍に増加している。
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headless 曰く、
オーストラリアの連邦最高裁判所にあたるオーストラリア高等裁判所は 17 日、Google は検索結果に表示される記事のパブリッシャーに当たらないとの判断を示した
(判決概要: PDF、
判決文: PDF、
The Guardian の記事、
The Register の記事
)。
この裁判は過去に殺人の共謀罪で起訴されたことのある (起訴はその後取り下げられた) 弁護士が自分の名前を Google 検索すると起訴に関連する古いニュース記事が表示されるとして、検索結果からの削除を求めて Google を訴えたものだ。弁護士は Google が名誉を棄損する記事のパブリッシャーにあたると主張しており、ビクトリア州最高裁判所が訴えを認めたため Google 側が上訴していた。
高等裁判所では、Google が名誉棄損記事の公開を手助けしたわけではなく、検索結果で記事へのハイパーリンクを提供しただけであり、記事のパブリッシャーには相当しないという意見が多数を占めたという。Google がパブリッシャーではないことから、名誉棄損記事のパブリッシャーに問われる責任を Google が負うこともなく、Google 側の弁護内容については検討する必要がないとの判断が示された。
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あるAnonymous Coward 曰く、
https://japanese.joins.com/JArticle/294413
https://you1news.com/archives/62586.html
http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/news4plus/1660732190
まあ日本でも戦国時代から江戸時代初期にかけて(加えて頻繁に首都移動が行われた平安時代初期までも)、権力者の命令による耳を疑う様な大規模短期促成建築が横行していたから、今日より周辺職人層は分厚かったのだろうけど、初期劣化は酷いものだったんだろうし、今日迄残っている建物は相当入念に修繕を重ねたのだろう。
情報元へのリンク
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あるAnonymous Coward 曰く、
朝日新聞の記事によると、三重県南伊勢町の町立病院で元職員の男(38)が総額1億6790万円を横領し、逮捕されたそうだ。
男は容疑を認め、「アイドルのグッズやコンサート、ゲームへの課金に使った」等と供述しているらしい。
ゲームの課金が高額になる場合は知られているが、趣味目的でここまでの金額を横領し使う事例はなかなかないのではないだろうか。
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headless 曰く、
先日発生したフィッシング攻撃による Twilio の情報流出で、攻撃者がメッセージングアプリ Signal のユーザーおよそ 1,900 人分の携帯電話番号や SMS 認証コードを取得した可能性があるそうだ
(Signal Support の記事、
The Verge の記事、
Ars Technica の記事、
The Register の記事)。
Signal は Twilio の電話番号認証サービスを利用しており、攻撃者は Twilio がアクセスをブロックするまでの間、取得した電話番号と SMS 認証コードを用いて別のデバイスへの登録を試みた可能性がある。攻撃者は明示的に 3 ユーザーの電話番号を検索しており、そのうちの一人からアカウントの再登録が行われたとの報告を受けているとのこと。
これを受けて Signal では影響を受けた可能性のあるおよそ 1,900 人分のデバイスを登録解除し、引き続き使用するデバイスでの再登録を求めたほか、SMS での通知も行ったという。再登録の要請は 8 月 15 日に行い、16 日には完了したそうだ。メッセージ履歴や連絡先、ユーザープロファイルなどの情報は読み取られていないが、攻撃者がアカウントの再登録に成功していた場合はそのアカウントからメッセージの送受信が行われた可能性がある。
Signal では Twilio やその他のプロバイダーとセキュリティプラクティスの改善を進めているが、ユーザーが自ら防御する方法として登録ロックの使用を推奨している。
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headless 曰く、
VideoLAN のウェブサイトや VLC Media Player のダウンロードリンクがインドで半年以上前からブロックされているそうだ
(India Today の記事 [1]、
[2]、
[3]、
The Register の記事)。
ISP の中にはブロックを行っていないところもあるが、ブロックされている場合は「電子情報技術省 (MeitY) が 2000 年 IT 法に基づいてブロックを命じた」という旨のメッセージが表示されるという。命令についてインド政府からの公式発表はなく、VideoLAN もインド政府に問い合わせているが回答はないとのこと。
この問題は 5 月に MediaNama が報じていたが、先週になって India Today が報じるまで注目されていなかったようだ。VideoLAN の公式 Twitter アカウントも統計情報でみるとブロック開始は 2月 13 日だと述べつつ、目立った動きを見せるのは今回の報道以降のこどだ。
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あるAnonymous Coward 曰く、
MicrosoftでPrincipal Software Engineerとして働くRaymond Chen氏が、Windows XP時代にあった面白いエピソードを紹介している。曰く、
とあるPCメーカーがMicroaoftに「重大な問題」を報告してきた。ある特定のアーティストの特定の楽曲をラップトップPCで再生すると、なぜかPCがクラッシュしてしまうんだそうだ。その現象はそのメーカーのPCに限った話ではなく、ライバル会社のPCでも再現し、しかもさらに奇妙なことに、その楽曲を再生しているPCの近くに置いた他の(楽曲を再生していない)PCまでもクラッシュさせてしまうとのこと。「なぜこの曲なんだ!?まるでWindowsがこの曲を嫌っているかのようだ!」
問題の曲は1980~90年代にヒットしたJanet JacksonのRhythm Nation。
解析の結果、この楽曲は問題を起こしたラップトップPCに使われていた5400rpmで回転するHDDに自然共鳴を起こさせる周波数成分を含んでいたことが分かり、そのメーカーは音声出力のパイプラインにその特定周波数をフィルターするパッチを書いて事態に収拾をつけたそうだ。
Chen氏は「彼らはそのパッチに『取り外し厳禁』ステッカーのデジタルバージョンをつけていたことだろう。年月が流れる間に誰も何故それがそこにあるのか分からなくなっているかもしれない。願わくば、もはやHDDが使われなくなってしまったいまどきのPCにまでそのパッチが持ち越されていませんように」と結んでいる。
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