16コアのAMD Ryzen Threadripperは10コアCore i9と同じ999ドル
米AMDは13日(現地時間)、16コア/32スレッドのCPU Ryzen Threadripper 1950Xを8月初旬に999ドルで発売すると発表した。
Ryzen Threadripper 1950Xのベースクロックは3.4GHzでブーストクロックは4GHz。999ドルという価格は、近日市場投入される10コア/20スレッド、ベース3.3GHz/ブースト4.5GHzのCore i9-7900Xと同じ価格。また、16コアのCore i9-7960Xは1,699ドルの価格が予定されている。AMDは競合と同じ価格でより多いコアのCPUをぶつけてきた格好となる。
また、12コアでベース3.5GHz/ブースト4GHzのRyzen Threadripper 1920Xは799ドルで発売される。両CPUおよび対応マザーボードは8月初旬に店頭に並ぶ予定。
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雑な単純比較をしてみたらTRの方がi9より5割近く高性能ということになった。動作クロックはターボ無しで固定、メモリ帯域やIPCは全く検討していないのでなんの参考にもなりませんが。そのへんも含めた詳細な比較は多分今頃あの人や、その人が夜なべして頑張ってくれているのでぜひ読みたい。なんにしても楽しみ。
TRが売れればEPYCの32コアがパソコン向けに出るかもしれない。AMDがこの強気な値段を付けられるようになったというのは良いことだ。
因みに2ソケットだとまだまだデスクトップ向けウィンドウズのスレッド数制限を超えない。従ってマニアは(ちょっといい車を買える程度の資金を確保すれば)安心して一番いいxeonを二個搭載できる。
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