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政府、来月より法令データベースを刷新 来年度より一般提供も予定 2

タレコミ by caret
caret 曰く、
日本国政府は、約 4,000 件ある日本国のすべての法律や政令を収録した「法制執務業務支援システム (e-LAWS)」を10月より本格運用開始する。来年度より、一般への提供も開始される予定だ。
政府による法令データベースの提供は初めて(NHKニュース読売新聞資料 1: 法案等作成業務の合理化について資料 2: 総務省広報誌 平成27年 5月号「MIC NEWS 03 法制執務業務支援システム(e-LAWS)とは?」)。

我が国の法令データベースは電子政府政策の一環として、総務省行政管理局が所管する電子政府の総合窓口 (e-Gov) の法令データ提供システムのほか、厚生労働省が所管する法令を収録した独自の法令等データベースサービスを運用している。
しかし、総務省の法令データ提供システムは改正の反映が遅かったり、毎月数件のペースで訂正が行われるなど、信頼性に問題があった。また、HTML 形式での提供となっており、データの二次利用に課題があった。

政府が今回、本格稼働させる「法制執務業務支援システム (e-LAWS)」は、総務省だけでなく、所管する各省庁がチェックや改正時のデータ更新を行うことで、正確なデータ提供に努める。
これまでは総務省がすべて管理しており、改正に伴うデータ更新のほか、4 年ごとに全条文をチェックしていたが、訂正や修正が頻発していた。

また、e-LAWS では XML 形式の提供とすることで、オープンデータ化を加速させる。法令データが XML 形式で構造化されることで、目的の条文をよりすばやく検索できるようになるほか、改正対象法令のダウンロードと新旧対照表の作成だけで、改め文が自動作成される「改め文作成補助システム」も実装され、法案作成作業の大幅な効率化が期待される。

一般提供は「来年度のできるだけ早い時期」に開始するとのことで、法曹関係者や、民間ビジネス等への活用も期待されている。
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ナニゲにアレゲなのは、ナニゲなアレゲ -- アレゲ研究家

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