F35A戦闘機「実戦配備可能に」 米空軍が発表

あるAnonymous Coward 曰く、

米空軍は2日、次世代ステルス戦闘機「F-35A」の最初の飛行隊を実戦配備する準備が整ったとと発表。ヒル空軍基地（ユタ州）に駐留する第34戦闘飛行隊において、最初の実戦配備を完了した。実戦配備が可能であることを示す「初期作戦能力（IOC）」を獲得したと判断された。ロッキード・マーチンが同機の開発を受注してから15年、遅延と予算超過に悩まされてきた同機開発プロジェクトにとって大きな節目となった。

米軍はF-35Aを1763機導入する計画。同日行われたHerbert “Hawk” Carlisle 空軍司令長官は「F-35Aはまだ完璧とはいえないが、プログラム初期から比べると格段に改善された。国家安全保障戦略を考えると、同機の持つステルス性能と電子戦能力、そしてセンサフュージョン機能は将来の紛争のために必要とされる」とコメント、課題となっている3Fソフトウェア開発遅延の問題も2017年には解決したいとしている（AFP、Defense News、Slashdot）。