Windows 10 Insider Preveiw ビルド14393.5がリリースプレビューに
タレコミ by headless
headless 曰く、
Microsoftは28日、Windows 10 Insider Preview ビルド14393.5をスローリングおよびリリースプレビューリングに提供開始した(Dona Sarkar氏のツイート)。
ビルド14393.5はビルド14393の2回目の累積的な更新プログラム(KB3176927)として、25日にファーストリングに提供開始されていた。リリースプレビューリングへのビルド14393の提供が始まったのも28日からで、Windows Updateでは「ビルド14393」としか表示されないが、更新完了後はビルド14393.5になっていた。
2月に追加が発表されたリリースプレビューリングでは、これまでバージョン1511の累積的な更新プログラムのプレビュー版のみが提供されており、初のメジャーアップデート提供となる。フィードバックHubでのアナウンスによれば、8月2日にWindows 10 Anniversary Updateの提供が始まると、リリースプレビューがそのまま新しいCurrent Branchビルドとなり、引き続きCurrent Branch向けの更新プログラムが早期提供され続けることになるという。
なお、ファーストリングおよびスローリングには、8月から新ビルドの提供が始まるとのこと。BuildFeedによれば、新ブランチ「rs_prerelease」のビルド14894が発見されているそうだ。ちなみに、Windows 10 バージョン1511でInsider Previewビルドの受け取りを有効にすると「RS_PRERELEASE」ブランチを選択できるが、現在のところダウンロード可能なのはビルド14393となっている。
モバイル版ではビルド14393がリリースプレビューになったことで、Windows 10 MobileでサポートされないWindows Phone 8.1デバイスは今後Insider Programから除外されることになるようだ。サポート外のデバイスに対する変更は、1) ビルド10586.x以降のビルドまたは更新プログラムが提供されなくなる 2) Windows Insider Previewのどのリングも選択できなくなる 3) アプリやサービスの更新も提供されなくなる、といったもの。また、Windows Device Recovery Toolを使用してWindows Phone 8.1に戻すことはできるが、Windows 10 Mobileへ戻るためのオプションは提供されなくなる(Microsoft Communityでのアナウンス)。
このほか、Xbox Oneでは29日にOSバージョン10.0.14393.1018がリリースされており、既にAnniversary Updateの提供が始まっている模様(Xbox One operating system versions and system updates、 WinBetaの記事)。
Windows 10 Insider Preveiw ビルド14393.5がリリースプレビューに More ログイン