オーストラリアの新聞、切り取って使えるトイレットペーパーを紙面に印刷
オーストラリアの新聞「NT News」が3月5日号の紙面8ページに渡り、切り取って使えるトイレットペーパー「toilet newspaper」を印刷したそうだ(The Registerの記事、 NT Newsのツイート)。
日本ではデマが発端となってトイレットペーパーが店頭から消える現象が発生したが、これに前後してオーストラリアでも同様のパニックが起こった。シドニー西部のスーパーマーケットではトイレットペーパーを奪い合う客の一人がナイフを取り出し、警察が出動する騒ぎにもなったと報じられている。
8ページに渡る1プライのトイレットニュースペーパーはこの騒動を受けた特別企画で、オーストラリアの地図をベースに地元ノーザンテリトリーを赤く染めたNT Newsロゴの地紋入り。便利な切り取り線も印刷されている。緊急時に使用できるように、とは説明されているが用紙自体は普通の新聞紙とみられ、トイレに流せるようには作られていないようだ。