Googleがセキュリティ企業3社と提携し、Google Playストアでのマルウェア公開を防ぐ「App Defense Alliance」を発表
Googleは6日、ESET・Lookout・Zimperiumのセキュリティ企業3社と提携し、不正なアプリがユーザーのデバイスに届く前に阻止する「App Defense Alliance」の開始を発表した(Google Security Blogの記事、 ESETのプレスリリース、 Lookout Blogの記事、 Zimperium's Mobile Security Blogの記事)。
GoogleはGoogle Playストアで不正アプリの公開を防ぐためのさまざまな対策を行っているが、それでもマルウェアがたびたび発見されている。App Defense Allianceの最大の目的はGoogle Playストアの安全性を確実なものにすることだ。そのため、既存のGoogle Playプロテクトの不正アプリ検知システムに3社のマルウェアスキャンエンジンを統合するという。複数のヒューリスティックエンジンが協力することで有害な可能性のあるアプリの検出効率が向上し、アプリベースのマルウェアによるリスクの低減や新たな脅威の特定が可能になるとのことだ。