タイプ音を静かにするよう記者に説教する米判事 98
ストーリー by nagazou
これは分かる 部門より
これは分かる 部門より
headless 曰く、
解散した米血液検査会社 Theranos のエリザベス・ホームズ氏の裁判で、メモを取る記者のタイプ音のうるささが注目されているそうだ (The Verge の記事)。
録音はされていないため確認は難しいが、陪審からはキーボードのタイプ音がうるさくて証言に集中できないとの苦情が出ているという。判事は大きすぎるタイプ音について傍聴者を説教し、ノートPCを持っている人を全員別室に行かせると脅しているとのこと。判事は静音キーボードであれば使用して構わないとも述べているそうだが、静音性を重視したノート PC の選択は難しいだろう。
実際のところ The Verge のニコール・ウェッツマン氏は特にキーボードの騒音がひどいとは感じておらず、同じくThe Verge のエリザベス・ロパート氏が Apple Watch のノイズアプリで測定したところ最高でも 60 デシベル程度だったそうだ。平均的なオフィスのノイズレベルとされる 70 デシベルと比べると静かなものだが、COVID-19 パンデミックのために席と席の間が広く取られていることで声が聞こえにくくなっている可能性もある。
それでも数週間が経過し、ノート PC を使用する人々は注意を払って静かにタイプしようと努力しているようだ。スラドの皆さんのタイプ音はいかがだろう。静かにするために何か注意していることはあるだろうか。