Inkscape 1.0リリース、macOS版ではついにXQuartzが不要に 31
macOSユーザー待望のネイティブ化 部門より
5月4日、オープンソースで開発されているドローソフト(ベクターグラフィックス編集ソフト)・Inkscapeのバージョン1.0がリリースされた。
動作OSはLinuxおよびWindows、macOS。macOS環境では今までX Window System(XQuartz)ベースのGUIが使われていたが、本バージョンではついにXQuartzなしで動作するようになった。ただし、macOS版についてはまだ「preview」という段階だという。
そのほか、パフォーマンスの向上やLive Path Effect(LPE)の改善、キャンバスの反転・回転機能や「Xray」および画面分割モード、新しい「PowerPencil」モードの導入など、描画に関連する機能も大きく改善されているなど、多数の新機能や機能強化が導入されている。