
新たな若者言葉「ギガが減る」許せる?許せない? 195
ストーリー by hylom
CMでギガギガ言っているからしょうがない 部門より
CMでギガギガ言っているからしょうがない 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
昨今、ほぼすべての携帯電話やスマートフォン契約では月間のデータ通信量に制約があるが、最近の若者の間ではデータ通信量の残量が減ったことを意味する「ギガが減る」という言葉が使われているらしい(IZAの記事、Togetterまとめ)。
このギガは勿論「ギガバイト(GB)」を省略したもので、「5GB」「10GB」といったデータ通信量の残りを指す言葉からバイトが消え、次に残ったギガが独り歩きして、「ギガが減る」といった表現に至ったようだ。
このニュースに対してSNS上などでは「教育の敗北」「ギガは単位じゃない」といった声が上がる一方、そういう人も「カロリーとりすぎて体重が3キロ増えた」とか言っていないかといったツッコミもされている。既に若者ではないだろうスラド諸氏は「ギガが減る」は許せる?許せない?
アプリの表示の影響でしょう? (スコア:5, 参考になる)
「残り5.0ギガ」→「残り4.2ギガ」→「残り2.9ギガ」→「残り1.0ギガ」→「残り1.0ギガ」・・・
と残りの通信量を表示するアプリが減っていくから「ギガが減る」というんでしょう。
ペタは減るの? ねぇペタは?? (スコア:5, おもしろおかしい)
ペタだから減りようがない!!
くッ!
Re:ペタは減るの? ねぇペタは?? (スコア:1)
#3226179だが。
ペタな人が減ったらどうする!
Re:ペタは減るの? ねぇペタは?? (スコア:1)
「カロリーをとる」というのはおかしな言い方なのか? (スコア:4, 興味深い)
英語でも "get calories"というのはよく使われる言い回しで、ウエブスターにも
b : an amount of food having an energy-producing value of one large calorie [merriam-webster.com]
と、「1キロカロリー分の熱量をつくる食べ物の量」という意味も持つとある。
"get calories"の訳として「カロリーをとる」で問題ない言い回しと思うけど。
Re:なんでこう「単位」と「係数」の区別つかないやつが多いのか。 (スコア:1)
半分キャリアのせい。 (スコア:3)
半分は、ギガ放題やらギガ盛りやら、やたらとそういう言葉を使いたがったキャリアのせい。
代替のいい言葉を探そうとすると何になるんだろう。
残量が減るって言えばいいのかな。
個人的には「ギガが減る」は馬鹿っぽい印象を受ける。
Re:半分キャリアのせい。 (スコア:1)
昔から「明らかに頭の悪そうな言葉を好んで使いたがる世代」というのはいる訳で、
(超○○とかチョベリバとか激おこぷんぷん丸とか)
この「ギガが減る」もそういう世代が中心になって使っているのだとすれば、
馬鹿っぽいと思われるのはむしろ本望ではないかという気がします。
Re:半分キャリアのせい。 (スコア:1)
世代というか年代(というか、特定の年代の特定の層)じゃない?
どんな時代だって、妙な言葉を使う人はいるもんですよ。
Re: (スコア:0)
半分?全部の間違いだろう
Re: (スコア:0)
馬鹿っぽい奴らに使わせないと商売にならんやろが
Re:半分キャリアのせい。 (スコア:1)
そこはちょっと違うような・・・
通信キャリアをキャリアと略すのは、軽自動車を車と略しているのに近いと思う
でも、通信容量制限までの残量がゲルことを「ギガが減る」と称するのは、車の燃料タンクに入っているガソリンが減って「リットル(リッター)が減る」と言っているような物でしょう。
リットルが減る・・・違和感ありませんか?
「カロリー摂り過ぎ」との違い (スコア:2, すばらしい洞察)
ギガバイトの略をギガと呼ぶ時点で受け入れ難いですが、それを受け入れたとして。
「カロリー摂り過ぎ」と同じような言い回しにするならば、「ギガ使い過ぎ」辺りでしょうか(なんか「超使い過ぎ」みたいな言い回しですが)。
逆に同じギガが減ると同じような言い方で「カロリーが減る」と言われると何か変じゃないですか?
「消費カロリーが減る」とかなら受け入れられるので、「残ギガ(バイト)が減る」なら受け入れられる気がします。
Re:「カロリー摂り過ぎ」との違い (スコア:3, すばらしい洞察)
同じく。「体重が3キロ減る」は許されるけど、「3キロが体重減る」はおかしい。
「残り通信量が3ギガ減った」は許せるけど、「3ギガが通信量減った」はおかしいよ。
単位がギガからテラに変わったら、こんどは「ギガがテラ減った」になるんですかね。
テラワロス。
#「地球へ」ネタが使いたくてうずうずする。
Re:「カロリー摂り過ぎ」との違い (スコア:2)
免責にはなりませんがね
Re:「カロリー摂り過ぎ」との違い (スコア:3, おもしろおかしい)
>カロリーは単位なので、「カロリーとりすぎ」に対応するような言い回しは「バイト減りすぎ」になるんでは?
リミット近くになると「あとちょbitしか使えない」となりそう。
#「バイト」と言ったら「アルバイト」のことだと取られそう。
Re:「カロリー摂り過ぎ」との違い (スコア:1)
そうですね、ホントの最後になって「あと a bit ・・・」でオシマイ。
「容量が減る」 (スコア:2)
「容量が減る」という表現は、一般に通じていると思う。
「容量」とは、容器に入れられる量のこと。
容量が減るということは、器が小さくなっていることになってしまう。
もうすこし略さない表現としては、「空き容量が減る」がある。
「空き」が略されるのは、他コメで指摘されている、本件の「残りの」が略されているのと同様だろう。
ただ、「空き容量」も「容量」の語義に照らせば、おかしな表現だ。
俗な表現なんて、そんなもんでしょう。
カロセンリーチ (スコア:1)
「めがっさ、にょろー」とか言ってた世代が何を言う
類似例 (スコア:1)
カロリーが挙がってますが、他にも
電気の契約容量を増やすことを、「アンペアを増やす」という人もいますね。
他に単位が単独で名詞的に使われる例はないですかね。
Re:類似例 (スコア:1)
アンペアも単位でしょ。単位+動詞は問題ない。
その量(アンペアなら電気、リットルなら液体、グラムなら重量)と指すものがわかるから。
ギガとかメガ、キロと言うのは単位ではなく係数。だからおかしな事になる。
後ろに単位がついて初めて意味として完結するものだから。
100メガトン(この場合は重量)
キロが減った。さて、体重ですか?マラソンの残り距離ですか?それともタンクの水が減ったんですか?
ギガもおなじ。
Re:類似例 (スコア:1)
ギガと言って日常会話で出てくるのは、バイトかビットしかないので、別にそこを省略しても問題は無いと思う。
むしろ、ぷんすかしてる人らのほんとに思ってる事は、「情報量の単位を使うメインの用途は歴史的に言ってストレージ容量とかそっちだろ、
なんで、利用可能な残り通信容量なんていう、最近出てきたぽっと出の方を指しちゃうんだよ、昔からの概念を尊重しろ」ぐらいだけど、
上手く自己分析が追いついてなくて自分でも何に怒ってるか分からず言葉に出来てないように見える。
Re:類似例 (スコア:1)
秒速(与沢翼的な使い方で)
#あと、穏当なところだと「ピクセル [wikipedia.org]」が単位から、1ピクセルの大きさの点自体を指すように転用されたようです。
Re:類似例 (スコア:1)
もっと流行ってもいい (スコア:1)
口語表現は、誤解を生まないなら短ければ短いほど良いと思うので、
許せるかどうかというよりむしろもっと普及していいと思う。
バカっぽい印象を与えそうなので、二文字程度でもっとスマートな表現があるならそっちのほうがいいけど。
ハードディスクのことかな? (スコア:1)
2進接頭辞と普段から使い分けてる人ってどれくらいいるのやら。
パケが減る (スコア:0)
同じ間違った言い方なら「パケが減る」の方が違和感少ないかなぁ
もしかして若い人はパケットとか言わないのかな?
Re:パケが減る (スコア:1)
携帯文化時代の「パケ死」とか思い出した。
そのころ携帯電話使ってなかったので何のことかわからなかった。
#Willcom使ってた。
Re:パケが減る (スコア:1)
Re:パケが減る (スコア:2)
ステンレススチール を ステン って言われる違和感に比べれば可愛いもの
Re:パケが減る (スコア:1)
ウィルス対策ソフトをウィルスソフトって言っちゃうあれとかと同類ですね。
まぁそれが通じるコミュニティ内で使う分には好きにしてくれって感じだし、
言葉は変化するもの、ってのもわかるのですが、それが専門性を要する領域に
踏み込んできたときは全力で拒否したくなりますね。
セキュリティ対策の提案してるエンジニアが「ここにウィルスソフトを入れます」とか
提案し始めたときはその場で燃やしたくなる……。
Re:パケが減る (スコア:1)
よくまぁそんなところに突っ込みを入れられるなぁ(よく気付くなぁ)と……
大変じゃありませんか?はそのままお返ししますね。
ちなみに頭痛薬などの言葉は製薬メーカーも利用しているのでまったく気にしたことありませんね。
うまく言葉の用法について説明できませんが、「風邪の薬」「頭痛の薬」の助詞を落とすのと、
「ウィルス対策ソフト」の「対策」を落とすのは同レベルで比較できないように思います。
ましてや、プロとしてセキュリティ周りの提案や説明をする人は間違えてはいけないところ。
(なぜならばウィルス自体ソフトだから「ウィルスソフト」で何も誤解せずにウィルス自体を
指し示せるため)
日常で素人が間違えていようと知った事ではありませんが、自社の人間が外部にそれで説明
したら、同じ組織の人間として自分が恥ずかしい、という低レベルな観点で嫌だって思うなぁ。
ぜんぜんオッケー (スコア:0)
そんな細かいことにこだらない人でないと(スラドを使うのは)難しい。
Re: (スコア:0)
ネット上の雑談では気にしないけど、
仕事でそんなこと言ってきたら30分は詰めるね。
Re:ぜんぜんオッケー (スコア:1)
> ターボ湯切り
せめて湯気の圧力を使って湯の排出を早めるとかあればなぁ
# 単なる紙の蓋にそんなギミック仕込めたら逆にすごい
先々が楽しみ (スコア:0)
「矢野徹の狂乱酒場1988」という本を久々に読み返している。1988年のパソコン通信のログを編集した本だ。
ざっと30年前のPCはメモリが1MB、ハードディスクが良くて40MBくらい。みかか代にみんな苦労している。
「ギガが減る」という単語が順調に定着して、30年後くらいに回顧してみたい。
その頃には通信データ量に応じた課金という概念そのものがなくなっているかも。
まあ、定着する前に死語になる方が確率は高いだろうけど。
低速だけで運用しているから減らない (スコア:0)
DMM Mobileの200kbpsだけで運用しているからギガは減らない。
毎月何ギガ分通信できるかとか考えて切り替えたりして、使い切るとか頭を使うのが面倒になった。
1GBで120円とかなら安いもんだと思うんだけど、利便性は下がれどケチの精神衛生上楽になる。
ギガって呼び名が流行るのは、名前がわかりづらいからだと思う。
通信容量?月間のデータ通信量の制限?月間のデータ通信料の制限における残余分?前者ほど正しくないし、後者はややこしすぎ意味不明。
だって通信容量の制限は動かないわけだし、通信容量は減らずにむしろ増える。
どうしろと。
まったく最近の若者は (スコア:0)
ギガが減るとかテラワロス
ど忘れ (スコア:0)
テレホタイムをついつい超過して
請求書がすごいことになるのって、当時なんていってましたっけ?
Re:ど忘れ (スコア:1)
テレホ前夜ですが。
今月は徹夜でBBS(chat)し過ぎてミカカが怖いとか、ミカカ(請求書)で爆タヒ確定、とか言ってたくらいかな。
#pppはタイマー起動&終了してたような気がする。
単位も (スコア:0)
bitとbyteを誤認してる人もいるよね
NURO入れた知り合いがウチのネット2ギガバイトだぜって言っててググると勘違いしてる人は他にもいることに驚いた
一般人なんてそんなもんだぞ
挙句の果てにどっちでも良いじゃんっていう人が出てきてグダグダになるのがオチ
Re:単位も (スコア:1)
昔、baudとbit/secを誤認して
600ボーって、600bpsだよね、なんて言ってた
Re:単位も (スコア:1)
ボーの使い方を何十年も間違えていたことに気づかされました。ありがとうございます。
Wikipediaのボーの項目 [wikipedia.org]より
>ボー・レートと呼ぶような誤った用法が過去には存在し
私はどこで間違ったんだろう。
Re:単位も (スコア:1)
念のため横から解説しておくと、バイトは、情報機器やらの設計時に決める、その機器が扱う最小単位の意味で8ビットとは決まっておらず、1バイト=7ビットというような環境も過去には存在した。混乱の元だから今後わざわざ1バイト≠8ビットな新作が作られることはないだろうけど。8ビットを表す正しい用語は、オクテットで、特に「8ビットなんだよ!」と強調したような場面ではちょいちょい見かける。データ形式の仕様書とか教科書とか。
以上、クイズの引っかけ問題ぐらいにしか役に立たない気がする基礎知識。
Re:単位も (スコア:1)
Re:テラが減る (スコア:1)
ペタが減るのは絶対に避けたいな。
Re:テラが減る (スコア:2)
Re:何様 (スコア:1)
だよねー
「許す」もなにも、その若者の間で何かが破られたわけじゃなし。
Re:何様 (スコア:2)
言葉の変化はどの時代にもどの場所でもあるわけで、それすなわち文化の変遷ですしね。言葉が生成消滅を繰り返すのは世の常人の常。許容するしないは個人個人のパーソナリティの問題。いいじゃないのよ通じれば。
ほえほえ
Re:こういう人に (スコア:1)
最近の「情報」の教科書にはGiとかも載ってるものがあります。