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携帯電話

ソフトバンク、地上基地局と人工衛星の両方に対応した携帯端末技術を開発 16

ストーリー by hylom
アメリカでの需要もありそうだが 部門より

ソフトバンクが衛星電話機能を持つ携帯電話の試作機を開発したそうだ。2020年代の早い時期の実用化を目指すという(朝日新聞日経新聞)。

既存の衛星電話とは異なる通信規格を使用するため専用の通信衛星が必要となるそうだが、衛星経由での通信でも1Mbps程度の帯域が利用できるのが特徴。周囲に基地局がない状況でも通話・通信が行える点がメリットとなる。今後衛星の打ち上げも含めた検証や試験運用も目指すようだ。

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  • by Anonymous Coward on 2016年06月14日 13時19分 (#3029282)

    静止衛星とLTE-Advancedで直接通信すると取れる書き方だけど、低軌道じゃないのかな。

    • by Anonymous Coward

      静止衛星ですよ。
      遅延が大きくLTEがそのまま使えないので、それ関係のパラメータだけは標準規格外だそうです。

      逆に言えばそれ以外は通常通りのLTEで通信できる、とか。

      http://www.softbank.jp/corp/group/sbm/news/press/2016/20160609_01/ [softbank.jp]

      • by Anonymous Coward

        おなじハイビジョンだけど
        地デジとBSで変調方式が違うのは知ってるかい?
        地上はOFDMでBSは8PSKだ。それは衛星でリニアアンプが使いづらいから。
        つーか、非線形アンプの方が電源効率がいいのでそれに適した8PSK使ってる
        で、LTEはOFDMだ。これを衛星にそのまま乗っけるのかな?
        やっちまったもん勝ちか、やっちまったなー になるか
        時のみづしる

        • LTEは、通信状況に応じて複数の変調方式を切り替えるようになっており、基本は64QAMですけど、16QAMやQPSK(4PSK)もサポートしてます(最近、256QAMも追加 [mobile.srad.jp])。衛星通信にはQPSK(4PSK)を使うことにすれば問題ないでしょう。

          あとは、ISDB-S(衛星放送)のTDMでは、一本の搬送波に高レートの変調を行う(1搬送波の帯域幅が非常に広い)のに対し、
          LTEやISDB-T(地上放送)のOFDMでは、1搬送波あたりは低レート(狭い帯域幅)ですが、非常に狭い周波数間隔で多数の搬送波を並べることで速度をかせいでいる、
          という違いがありますが、その際、高調波が隣の搬送波に影響しないように、信号変調速度と周波数間隔を調整しています。
          (単なるFDM=周波数分割では、互いの帯域が重ならないようにするので、高調波が出すぎると帯域が重なって問題が起きてしまいます(だから十分な幅の間隔をあけて搬送はを並べる必要があります)が、それにたいして、高調波が互いに影響しないような間隔で搬送波を重ねてしまおう、というのがOFDMのキモになります)
          そのため、非線形アンプによって生じる高調波はOFDMでは基本的に問題にならないでしょう。

          親コメント
        • by Anonymous Coward

          そんなことはない。ちゃんと考えられてるよ
          角度とか

        • by Anonymous Coward

          さすがに-Tと-Sで変調方式が違う程度のことは知ってます。

          少なくとも、ソフトバンクはやるつもりみたいですね。
          衛星側は時間が解決してくれますよ(適当)

      • by Anonymous Coward

        写真 [nikkei.com]見て、台の上にスマホが立てかけてあるのかと思ったら、あれアンテナかw

        あれじゃ手に持って通話とかできないなぁ。衛星通信をするときはヘッドセットを使うのか。
        将来は小型化し、一般的なスマホに全機能を内蔵できるようにする。 [asahi.com]」っていうけど、
        そうなっても、静止衛星と高速通信できるような出力のアンテナを頭に密着させるのはちと怖い。

        • by Anonymous Coward

          1Mbpsなんて昔からあるんじゃないのかね?

          • by Anonymous Coward

            普通の衛星携帯電話は筐体も縦長で、さらにでかいアンテナがにょきっと立っていて、
            頭からなるべく離れた位置で電波を出すようになっている。

            それが普通のスマホサイズの筐体に収まるようになったら、
            それを耳に当てて話すと、もろに頭のすぐ横で高出力の電波を出すことになるという話。

            • by Anonymous Coward

              普通の衛星携帯電話とスマホで人体に対する影響を数字で出してくれ。

              • by Anonymous Coward

                LTE advancedの端末が送信できる最大出力は約0.2W
                地上の基地局を使う携帯電話は、基地局が近ければ出力を調節して下げるので、
                たとえば普通に都内で使っていると、平均出力は上記の1/1000ぐらい。

                衛星携帯電話イリジウムの平均出力は約0.6W
                今回SBが作った試作機は独自技術だからどうなってるのかわからん。

                だから、衛星携帯電話の出力は普通の携帯電話の数倍~数千倍強い出力で電波を出しているということ。
                出力が大きければ、それだけ人体への影響も大きい。

              • by Anonymous Coward

                イリジウムの携帯の出力がスマホになったら危険って言っているわけだから
                その数字を出さないと意味無いのでは?

              • by Anonymous Coward

                あんた、難癖つけたいだけだろw

                イリジウムの出力で普通のスマホと同じ形状になったのなら、出力差以外は同じなのだから、
                出力の大小の差がそのまま人体への影響の差になるよ。そんなことも理解できんか?

  • by Anonymous Coward on 2016年06月14日 14時24分 (#3029315)

    輻輳に強いとか地上設備が少なくて済み災害に強いという従来の衛星電話の利点は、どこまで生かせるのだろう?

    # 小型化・複合化が進むのは良いことなので期待。
    # でも、一番需要ありそうな近海は既にカバーされていて(*1)、衛星不要なのか…。

    *1
    http://servicearea.nttdocomo.co.jp/inet/GoRegcorpServlet?rgcd=03 [nttdocomo.co.jp]
    http://www.rbbtoday.com/article/2014/02/18/116996.html [rbbtoday.com]

    • by Anonymous Coward

      輻輳が少ないのはユーザが少ないからだろ?
      太陽光で稼働する基地局を多数展開したほうが早いような気がするが
      基地局間を衛星で中継すればいいんじゃないか?
      マイクロ波やレーザー通信も併用して多重化すれば災害に強くなるんじゃないか?
      災害時に復旧が遅れるのは断線とか停電が原因だろ?
      太陽光で稼働しネットワークを多重化していればかなり強くなるはず
      断線についてはケーブルの設置方法でかなりの差があることが知られているし
      その辺の投資を後回しにするのはあまり賢明とは思えないけど

      • by Anonymous Coward

        あれ、災害時を前提にしてます?
        しかしそうなるとケーブル敷設は面やからなぁ…面積で利いてくるし大変っしょ。
        何も起きなきゃ無駄投資になるし…

        面積あたりは安く押さえておいて機動的に移動可能な基地局のほうコスト安くね?太陽光のソレとか。

        この携帯はそういうのじゃなくて山奥使用とかやがては世界進出とかも考えてるんじゃね

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