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GALAPAGOS ストアの電子書籍は DRM で閲覧を GALAPAGOS 端末に限定 (一人 2 台まで) 93

ストーリー by reo
名にし負わば 部門より

ある Anonymous Coward 曰く、

つい先日 /.J でも話題になったシャープの電子書籍端末およびサービス「GALAPAGOS」(/.J 記事) では、販売される電子書籍は閲覧が GALAPAGOS 端末に DRM により制限され (1 人 2 台まで)、そもそも GALAPAGOS ストアに接続できる環境も GALAPAGOS に限定されるらしい (Togetter によるまとめより) 。

また、プレスリリースで発表された GALAPAGOS の「当初約 3 万冊の書籍」というのも、Sharp Space Town の現状の書籍を指しており、当初は内部的に接続して GALAPAGOS ストアからも買えるという方向のようだ。風穴氏のつぶやきによればシャープとしては将来的にはすべて DRM の方向に持っていきたいとのこと。

端末ビジネス寄りな発想だとこうなるのだろうか。

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  • 私Palm機を次々と乗り換えつつ電子ブックデータを500冊分ほどため込んでいるんですが、これはデータの移動とかデータを入れたSDカードの差し替えで対応できてるんですね。でもDRMで制限されちゃってると載せ換えはどっかでできなくなるかと。

    自分の買ったデータが使えなくなるんじゃよほど機能が向上しないと買い替える気がしませんね。ってか、そもそも考えるときマイナス要素。中の人はどう考えてるんでしょうか。
    # なに、3世代もたないと見てる? それはそれで問題だ。
  • 権利者の権利を守るのは別に悪いことじゃないので守る仕組みを入れるのは全く問題ない。
    しかし何かいい方法ないのかね?
    端末の制限とかコピー回数の制限とかじゃなくてもっとフレキシブルに扱えるような仕組みというか何と言うか。
    きっと偉い人たちがいいと思った仕組みだろうからアホな俺が言うことじゃないんだろうけど、もっと便利になるようにならんもんだろうか。

    • by 90 (35300) on 2010年10月14日 13時24分 (#1840219) 日記

      ですよね、権利者(団体)の皆さんって。利益より権利が大事らしいですから。

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      • by yohata (11299) on 2010年10月14日 13時56分 (#1840245)

        真面目な話、メディア屋さんの言うことを見ていると

        「広告屋さんや同業者は目上。消費者は目下、あいつらにナメられてたまるか」

        って意識は確実にあるよね。
        しかも本人達は無自覚で、これを言うと本気で否定してくるからタチ悪いなあ……と本当に思う。

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      • by BIWYFI (11941) on 2010年10月14日 22時22分 (#1840674) 日記

        正直、現状だと、当面の利益より権利の保持の方が得ですから。
        既存の著作物は、既に原価を回収済みだから、慌てて売る必要はまだ無いんですよね。
        寧ろ、新刊が売れなくなるから、売る気が無い感じですね。

        実際の所、良質コンテンツの供給能力で正面勝負出来る体制が無いと打開出来ないかと。

        --
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    • by s02222 (20350) on 2010年10月14日 17時24分 (#1840386)
      複数の問題が混ざってるのがやっかいそう。大きく叫ばれてるのは「海賊版の排除」だけど、その結果として「売った著作物が経年劣化的に利用できなくなる」という副作用も著作権者としては美味しいので、黙認されてる。

      利用者の側としては、前者には賛同できても後者は納得したくなかったりする。 「買った以上はオレが死ぬまで利用できるべきだ。そういう仕組みを作れ」と主張するけど、権利者側は本音ではそうなって欲しくないので曖昧な仕組みが次々に作られる。

      本気でそういう仕組みを作ってくれる可能性が有るのか無いのかを、まずはっきりして欲しい。

      「作る気は無い」と言うなら、それを明言した上で、実情に沿ったサービス展開をして欲しい。「このコンテンツはN年で見れなくなります。N年分の値段はXXX円です。それ以前にサービス終了するときは比例配分で残額+違約金を返金します」として売って、その売り方の適切な値段付けを市場に任せるべき。「この機種が販売されてる間は使えます。いつまでかは知りません」「お手持ちのその機械が動いてる間は見れます。いつ壊れるかは知りません」では無責任すぎる。

      # ライセンス条項とか詳細に読んだら読み取れるんだろうけど。
      # 個々人でチェックするのはめんどくさいので
      # 「ここのサービスは実質的にはこういう制限ですよ」とリストアップする市民活動なりがあれば良いのかな
      親コメント
      • by miishika (12648) on 2010年10月14日 23時25分 (#1840713) 日記
        >「売った著作物が経年劣化的に利用できなくなる」という副作用も著作権者としては美味しいので、黙認されてる。

        出版社は常々「我々は未来に伝えるべき文化の担い手だから、再販売価格の適用対象として保護されるべき」と言っているのではないですか。ダブルスタンダードもいいところですね。
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    • 法律とか抜きにして考えれば、
      私の手元にある本をどうこうする権利を
      いつまでも著者や出版社が持っているのはおかしいでしょう。
      著作権法は歪な法律ですよ。
      親コメント
      • by BIWYFI (11941) on 2010年10月14日 21時56分 (#1840660) 日記

        手元の「本」を扱うのは、今でも自由ですよ。
        中の「文章」に対する権利は、書籍価格に含まれてません。
        「紙」という物理媒体に寄る強力なDRMの御蔭で、安価に購入出来て居たのです。

        その枠組みが危うくなってるのに対応出来ないという点では、「著作権法は歪な法律」と云う主張に賛同です。
        尤も、版権を巡る出版業界の因習の方が歪だと、個人的に思いますが。

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  • 三途の川の向こうから GALAPAGOS を呼んでいます。

     それなりに高価な専用ハードウェアを買うほどの魅力が、それで得られるコンテンツには無い→ハードウェアが売れない→コンテンツが売れない→ハードウェアが売れない→コンテンツが売れない
    …という未来が目に見えるようです。

     メディアタブレット GALAPAGOS のモバイルタイプの価格が、iPod touch 8GB (20,900円)よりも高ければ、その時点でΣBook等の後を追うことが確定すると思います。
    #DRMがどうとか以前のお話だと思います。

    ・シャープの願望
    【大河原克行の「パソコン業界、東奔西走」】 シャープは、なぜ電子書籍ブランドを「ガラパゴス」としたのか
    http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/gyokai/20100928_396398.html [impress.co.jp]

    シャープの情報通信事業統括兼通信システム事業本部長の大畠昌巳執行役員は、「成功の最初の目安は端末の出荷台数。2011年度の早い時期に100万台の出荷を目指す」とする。

    ・過去と現状から予想される未来
    電子書籍端末売れず──ソニーと松下が事実上撤退 - ITmedia News
    http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0807/01/news122.html [itmedia.co.jp]

    松下は、電子書籍専用モノクロ端末「ΣBook」を2004年に3万7900円で、カラー端末「Words Gear」を2006年に4万1790円(直販サイト価格)で発売したが、ΣBookは数千台程度、Words Gearは約2400台しか売れなかった。

    ソニーは米E Inkの電子ペーパーを採用した「LIBRIe」(リブリエ)を2004年に実売価格4万円前後で発売したが、「販売台数が伸びず黒字化できなかった」として07年5月に生産を終了した。

  • by mildberry (40088) on 2010年10月14日 11時36分 (#1840116) 日記
    DRMフリーじゃガラパゴスは名乗れませんもんね
  • by sunnydaysundey (32697) on 2010年10月14日 11時57分 (#1840143)
    なんというか、
    「ほら!こんなに使いにくくしたよ!」
    みたいなことを発表されてもなあ……

    スラドのどっかのコメントにもあったけど、
    企業の目線が消費者じゃなくて著作権者に向いてるんだろうなあ。
    • by Driver (32138) on 2010年10月14日 12時56分 (#1840196) 日記

      しょうがないですよ。
      コンテンツ集めいないとスタートすらできないんですから。

      あと、著作権者と言うよりは、版権を持ってる出版社向けの仕様ですね。

      親コメント
    • 日本企業が関わると使いにくくした「だけ」になるんですよね。
      消費者にとって何もメリットがない。

      まあ、着うたみたいなのが売れる国なんで何でもありなんでしょう。

      親コメント
      • by melgius (38373) on 2010年10月15日 11時20分 (#1840908)

        >まあ、着うたみたいなのが売れる国なんで何でもありなんでしょう。
        着うたは、着うたが流行る前に携帯端末をタダで配るとかの
        普及工作で、端末保持台数自体が多いとこに持ってきましたが
        ガラパゴスはまだ売れてもいないってとこが問題じゃないでしょうかね

        親コメント
    • by Anonymous Coward on 2010年10月14日 21時56分 (#1840659)

      これって『iOS用のアプリがiOS上でしか動作しなくて、App Storeでしか購入できない』って話とそんなに変わらない気がするんです。
      そりゃ利用者としてはコピーも動作環境も制限が少ないほうが使いやすいに決まってますが、
      コンテンツ提供側に納得してもらうにはこの程度の制限はしょうがないかなーと個人的には思ってます。

      改めて考えてみると、
      アプリは『動作環境に制限がありコピーもできないもの』で、音楽は『コピーして様々な機器で聞くもの』ってのが一般的な感覚かと思います。
      # 昨今話題のマジコン世代はまた異なるのかもしれませんが

      で、本の場合はどうなんでしょう?
      個人的な感覚では音楽に近いかなー。
      いっそ音楽のように私的複製補償金なんてのを導入してみるとどうなるかな。

      親コメント
    • by Anonymous Coward
      バランス・落としどころが適切かってのは置いといて、権利者を無視したらガラパゴスじゃなくてただの不毛の地(コンテンツがない)になるからじゃね?

      #ユーザーが自由に作れますったって、そこまでフリーにしちゃうと今度はAndroidとの勝負になって敵いっこないわけだ
  • by MkII (26282) on 2010年10月14日 12時12分 (#1840155)
    2台まで出来るようにしてくれたんだ、
    画期的な進化じゃないか!喜ばないと!
    • by miishika (12648) on 2010年10月14日 20時44分 (#1840599) 日記
      1台目+故障した時の代替機で2台になりませんか。
      親コメント
    • by Anonymous Coward

      Kindleは4台と聞いた。

      会社用PC、自宅PC、Kindleと、あと一台KindleDXかiPhoneあたりでもあれば、
      四台というのは、そんなに非現実的な数字でもないと思う。

      ガラパゴスはPC用なんかがないから「2つで十分」と言いたいのですね、わかります。

  • by Anonymous Coward on 2010年10月14日 12時52分 (#1840191)

    DRMによるコピー制限とか商売としてうまくいったためしがないんじゃね?
    ある程度低額でコピーフリーなコンテンツが買えるんならめんどくさい自炊とか自炊データのP2P収集とかしない
    コピーフリーだからって厳密にバックアップとって保存しておくことすらしないだろうと思う、めんどうだし
    うっかり無くしてまた読みたくなったらまた買うだろう
    でもDRMコピー制限となると100円でも買わない
    コピーフリー有料の選択肢がないなら自炊すると思う、めんどうだからしたくないけど
    んで厳密な保存とかめんどうだからP2Pに流すか適当なロダにうpしとくかも、そしたら出先で読みたくなったとき読めるし

    だいたい本なんて買ったからと言って常に即読むとはかぎらない
    積んどいた間に機械こわれてorDRM仕様が変わって読めなくなりましたとかありえすぎて萎える

    • by Anonymous Coward on 2010年10月14日 13時06分 (#1840203)

      >自炊データのP2P収集

      さらっと権利侵害行為を挙げるこういう輩がいる限り、権利者はDRMを緩めるわけにはいかないのでしょうね。

      親コメント
    • by 90 (35300) on 2010年10月14日 13時23分 (#1840216) 日記
      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2010年10月14日 14時02分 (#1840251)
      DRM付きコンテンツを買う→コピーフリー化、これ最強。HDMIキャプチャを用意しとけば、インタラクティブなソフト以外は何とでもなる。

      ある本はActiveXベースの書籍リーダなサイトでしか売っておらず、別のある本はwebにアクセスしてパスワードを入力するとpdfの小窓が開くサイトでしか販売しておらず、また別のある本は特殊なローダを実行するとAcrobatが起動する仕組みのサイトにしか置いてない、とかいう現状はめんどくさくてしょうがない。どれもこれもPC2台をHDMIキャプチャで繋いで、ページを自動で送るツールと、一定時間ごとにキャプチャから静止画を取り込むツールでJPEG化。後はUIが気に入ってるツールで閲覧。

      電子透かしやらが仕込まれてる可能性がなきにしもあらずなので、流出は絶対しないよう気をつけて運用する必要があるけど。
      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2010年10月14日 15時09分 (#1840282)

      >DRMによるコピー制限とか商売としてうまくいったためしがないんじゃね?
      それはない。
      ケータイビジネスはほとんど全部DRM付だ。

      >だいたい本なんて買ったからと言って常に即読むとはかぎらない
      >積んどいた間に機械こわれてorDRM仕様が変わって読めなくなりましたとかありえすぎて萎える
      オンデマンドってのは、そういう無用の購入を避けるってのも有る訳だけど。

      別に擁護する気も無いが、「タダで入手が出来れば買わない」って人も多いから、ある程度は仕方ないだろう。
      >でもDRMコピー制限となると100円でも買わない
      って人も居るのだし。

      #普通は利便とコストを天秤に掛けるんだが、それすらしようとしない人も居るって例だし。

      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2010年10月14日 18時35分 (#1840464)

      コピーフリーだからって厳密にバックアップとって保存しておくことすらしないだろうと思う、めんどうだし
      うっかり無くしてまた読みたくなったらまた買うだろう

      文脈からして、「うっかり無くしてまた読みたくなった」ら買わずに「前回買ったのだから無料でもう一度出せ」とか言い出す方に一票。

      普通は「低額」なら「再購入する」ってのなら解る。
      しかし「コピーフリー」なら「再購入する」ってのには繋がらない。
      コピーフリーを有る程度の価格相当のプレミアムと考えるのなら解るけども、

      DRMコピー制限となると100円でも買わない

      の対象となるコンテンツの価値は解らないが、前後からすれば「値段としては充分に安い価格であっても」と言う意味が妥当だろうから、実は言っている事には価格は関係ないって事が解る。

      結局言いたいのは「DRMが有るからコピーやP2Pでの取得は仕方ない」って事だね。

      でもって、そういう人が居る以上はコンテンツ流通業者や機器メーカーは「DRM使いません」とは言えないんですよ。
      彼ら自身が権利を持っている訳じゃ無く、他人の権利でビジネスをやっている以上は。
      変な屁理屈は逆効果になるから、改善を求める人たちには迷惑だと思うよ。

      私なんかはDRMが有っても価格がその分安ければ気にしない。
      雑誌類や新聞なら、紙媒体の半額程度なら納得して買うのですが。

      親コメント
  • by sindobook (35700) on 2010年10月14日 16時14分 (#1840318)
    もうandrobookだけでいいよ。他は要らん。他は作っても売れないから無駄な投資をしないことをお勧めする。
  •  「2011年度の早い時期に100万台の出荷を目指す」なんていうのだから、どんな手を用意しているのかと思ったら、当初の3万冊は Sharp Space Town の現状の書籍(総冊数 30926)というオチとは。それで何とかなるぐらいなら、今頃SSTは大賑わいでしょうに。
    #SSTが存続していると言うことは、それなりに黒なのか? それとも、将来への布石として踏ん張っているのか?

     意気込みの割には、GALAPAGOSストアの前身となるはずのSpaceTownブックスが現状ダメダメです。各書籍の詳細からその著者の著者の一覧やそのシリーズ一覧に飛べないとか、電子書籍販売サイトとしてのやる気が全く感じられません。
    #「覇者の戦塵1944 - マリアナ機動戦3 谷甲州」…ぽちっとな。そういや、電子書籍版の航空宇宙軍史はどうなった…「谷甲州」からのリンクが無いとか、なに かんがえてんだ!

    http://books.spacetown.ne.jp/sst/ [spacetown.ne.jp]
    の上の辺りが

    [おしらせ]ブンコビューアの新バージョン(Windows XP,Vista,7対応版)をリリースしました。
    [おしらせ]公式メルマガ「新鮮がいっぱい@SpaceTownブックス」を配信中。登録者募集中です!
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    だなんてのも、すごくダメダメです。その貴重な場所は、そんなどうでもいい事を載せるところじゃないだろ! 売る気あるのか?!

     ひょっとしたら、GALAPAGOSストアはもっとまともなモノになるのかもしれません。しかし、現状のダメさ加減からすると、どうなることやら。

  •  GALAPAGOSの目指す方向って、マス向けのコンテンツをそろえてハードを普及させようというアプローチなんだろうけど、そのためにはDRMを用意して素性のグレーなルートから流れてくるコンテンツも閉め出しておく必要がある。まあここまでは理解できる。
     問題は、マス向けコンテンツを出す側の事情。紙の印刷物と電子書籍を平行して出すには書籍生産の初期費用が倍近くに跳ね上がるのが現状のはず。少なくともコンテンツホルダとしてはその増えた分の初期費用を取り返す見込みが出ないことには話にならない。
     ところが、同じユーザーは電子書籍を買うと紙の書籍は買わないし、逆もしかり。ということは、客層が同じならメディアを分散させるだけ損を出すことになる。本屋では買わないが電子書籍なら買ってもいいという潜在的なユーザーが相当数いないことにはコンテンツホルダにメリットが生まれない。
     しかし、潜在ユーザーは現状携帯電話向けコンテンツでほぼ根こそぎ掘り起こしているはずで、どう考えても利益が出ない。

     まあこのあたりの事情はiPadにしても同じで、目新しさで話題性があるうちはともかく、継続的に話題の新刊が提供される体制ってのはやっぱり作れないんじゃないかと思います。
     実際、既存のPC向け、携帯向けDL販売サイトがこぞって集まってる状態であって、コンテンツホルダが積極的に参加しているかというとそういうわけではないんじゃないですかね。
     
     むしろ面白いのは同人誌回りの電子書籍事情ですね。
     どうも電子版のコミケカタログにメールアドレスを乗せてるサークルに無差別に出しているらしく、最近ちょくちょく同人電子書籍を出しませんかというメールが個人宛に来ます。
     ちょっと調べてみたら、売る方も買う方もそこそこ需要があるらしく、結構な数の同人誌DL販売サイトがあります。コンテンツ数だけならそれこそ万を超えるところも。
     同人誌は編集からオーサリングまでふくめでサークル側でやってるので、電子化に当たって追加でかかる金銭費用は事実上ない。そして紙の同人誌の方はというと基本的に即売会で売るものなのでダウンロード販売と客層がほとんどかぶらない。このあたりは商業出版とは大きく事情が違うようです。
     この分野はすでにケータイ小説という成功例もあるわけで、素性や質はどうあれコミュニティと数は武器になりえます。こうやってあの手この手でコンテンツを集めるところから始めてるところがすでにあるってのは案外注目されてない気がします。

    --
    しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
  • APPLEと一緒ですよ。自社がコンテンツ提供者じゃないと勝負にならない。
    コンテンツ供給者として、権利と利益のバランスがきちんと判断できないと無理だと思う
    ウオークマンであれだけ失敗例があっても理解しない人はしないんだよね。困ったことに
    ipodが成功したのもITMSの整備があるからだし。

    寧ろ盛大に失敗して、どうにもならなくなった出版社はソフトバンクに買収され
    日本版iBooksがソフトバンクとAppleの合同で始まったりして。

    しかしこの手のガジェットのファーストユーザーは自炊するようなゾーンの人たちなのに、自社フォーマット
    しか使えないなんて何考えてるんだろうね。アホですかw

    という私はBOOKEENのOrizonのプレオーダーにポチしてまった。
    楽しみだ。
    私は自炊ONLYだし、KINDLEのモッタリ感よりはこっちの方が良い。

  • by Anonymous Coward on 2010年10月14日 11時36分 (#1840115)
    なんてモンスターどもの言いがかりも「アクセス制限の回避」違法化で(どうも「マジコン違法化」と書くと何の関係があるのか本気で理解できない人がいるみたいなので。名前による印象操作ってすごい)みんな犯罪者予備軍のたわごとになりますから、法的側面からの支援もばっちりですNE!
  • by Anonymous Coward on 2010年10月14日 11時54分 (#1840138)

    togetterが開くかと思ったら、スラドの過去記事が開いたでござる

  • by Anonymous Coward on 2010年10月14日 12時00分 (#1840146)

    ネットで販売されているシャープのXMDF形式はDRMが係っていない
    使い勝手の良さがユーザーから支持されて居た訳ですが
    (変わりにシリアルナンバーや個人情報っぽい物は入っている節が有りますが)
    シャープはDRMに移行って事ですか。
    これで、専用端末でDRM無しの芽は無くなりましたか(海外製の端末は当の昔にDRMだし)

    この際既存のXMDFの製作を一般に開放してくれませんかね
    対応製品も多いんで要望は有ると思うんですが

  • by Anonymous Coward on 2010年10月14日 12時01分 (#1840148)

    この間も「ITメーカー」という言葉に反応しちゃったけど、やっぱ所詮ハード屋さんなの? ハードを売るためなの?
    Kindleみたいになってくれないかなと思って期待してたのに。
    GALAPAGOSのちっちゃい方、片手で使えそうで、そこにも期待してたのに。
    残念。

  • by Anonymous Coward on 2010年10月14日 12時02分 (#1840149)
    【GALAPAGOSストアの電子書籍は DRM制御によりGALAPAGOS 端末専用に】

    #ってことで良いんだよね?
typodupeerror

あと、僕は馬鹿なことをするのは嫌いですよ (わざとやるとき以外は)。-- Larry Wall

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