GALAPAGOS ストアの電子書籍は DRM で閲覧を GALAPAGOS 端末に限定 (一人 2 台まで) 93
ストーリー by reo
名にし負わば 部門より
名にし負わば 部門より
ある Anonymous Coward 曰く、
つい先日 /.J でも話題になったシャープの電子書籍端末およびサービス「GALAPAGOS」(/.J 記事) では、販売される電子書籍は閲覧が GALAPAGOS 端末に DRM により制限され (1 人 2 台まで)、そもそも GALAPAGOS ストアに接続できる環境も GALAPAGOS に限定されるらしい (Togetter によるまとめより) 。
また、プレスリリースで発表された GALAPAGOS の「当初約 3 万冊の書籍」というのも、Sharp Space Town の現状の書籍を指しており、当初は内部的に接続して GALAPAGOS ストアからも買えるという方向のようだ。風穴氏のつぶやきによればシャープとしては将来的にはすべて DRM の方向に持っていきたいとのこと。
端末ビジネス寄りな発想だとこうなるのだろうか。
本体の乗り換えが影響を受けるかな (スコア:2)
自分の買ったデータが使えなくなるんじゃよほど機能が向上しないと買い替える気がしませんね。ってか、そもそも考えるときマイナス要素。中の人はどう考えてるんでしょうか。
# なに、3世代もたないと見てる? それはそれで問題だ。
もっといい方法ないのかな? (スコア:2)
権利者の権利を守るのは別に悪いことじゃないので守る仕組みを入れるのは全く問題ない。
しかし何かいい方法ないのかね?
端末の制限とかコピー回数の制限とかじゃなくてもっとフレキシブルに扱えるような仕組みというか何と言うか。
きっと偉い人たちがいいと思った仕組みだろうからアホな俺が言うことじゃないんだろうけど、もっと便利になるようにならんもんだろうか。
なかなか志の高い方々 (スコア:2)
ですよね、権利者(団体)の皆さんって。利益より権利が大事らしいですから。
Re:なかなか志の高い方々 (スコア:2, 興味深い)
真面目な話、メディア屋さんの言うことを見ていると
「広告屋さんや同業者は目上。消費者は目下、あいつらにナメられてたまるか」
って意識は確実にあるよね。
しかも本人達は無自覚で、これを言うと本気で否定してくるからタチ悪いなあ……と本当に思う。
著作権の期間は長い (スコア:1)
正直、現状だと、当面の利益より権利の保持の方が得ですから。
既存の著作物は、既に原価を回収済みだから、慌てて売る必要はまだ無いんですよね。
寧ろ、新刊が売れなくなるから、売る気が無い感じですね。
実際の所、良質コンテンツの供給能力で正面勝負出来る体制が無いと打開出来ないかと。
-- Buy It When You Found It --
Re:もっといい方法ないのかな? (スコア:2, 興味深い)
利用者の側としては、前者には賛同できても後者は納得したくなかったりする。 「買った以上はオレが死ぬまで利用できるべきだ。そういう仕組みを作れ」と主張するけど、権利者側は本音ではそうなって欲しくないので曖昧な仕組みが次々に作られる。
本気でそういう仕組みを作ってくれる可能性が有るのか無いのかを、まずはっきりして欲しい。
「作る気は無い」と言うなら、それを明言した上で、実情に沿ったサービス展開をして欲しい。「このコンテンツはN年で見れなくなります。N年分の値段はXXX円です。それ以前にサービス終了するときは比例配分で残額+違約金を返金します」として売って、その売り方の適切な値段付けを市場に任せるべき。「この機種が販売されてる間は使えます。いつまでかは知りません」「お手持ちのその機械が動いてる間は見れます。いつ壊れるかは知りません」では無責任すぎる。
# ライセンス条項とか詳細に読んだら読み取れるんだろうけど。
# 個々人でチェックするのはめんどくさいので
# 「ここのサービスは実質的にはこういう制限ですよ」とリストアップする市民活動なりがあれば良いのかな
Re:もっといい方法ないのかな? (スコア:2, すばらしい洞察)
出版社は常々「我々は未来に伝えるべき文化の担い手だから、再販売価格の適用対象として保護されるべき」と言っているのではないですか。ダブルスタンダードもいいところですね。
Re:もっといい方法ないのかな? (スコア:1)
>現実的に無理なんだから、ある程度は仕方ない。
>でないと無茶苦茶な管理費用になる。
ちょっと言葉足らずでした。
デジタルデータならコピーフリーにしてしまえば、実質的にいつまででも使えます。 事故で失われる可能性はありますが、ユーザ自身で消失を避ける努力がいくらでも出来る以上、失ったら自己責任と割り切りもできます。
と言うのが念頭にあるので、副作用として「失われないよう努力するのが非常に困難」「実質的に有限期間しか使えない」が付いてくるコピーガードに反発を覚えるのかな、と。
Re:もっといい方法ないのかな? (スコア:1)
私の手元にある本をどうこうする権利を
いつまでも著者や出版社が持っているのはおかしいでしょう。
著作権法は歪な法律ですよ。
紙がDRM (スコア:1)
手元の「本」を扱うのは、今でも自由ですよ。
中の「文章」に対する権利は、書籍価格に含まれてません。
「紙」という物理媒体に寄る強力なDRMの御蔭で、安価に購入出来て居たのです。
その枠組みが危うくなってるのに対応出来ないという点では、「著作権法は歪な法律」と云う主張に賛同です。
尤も、版権を巡る出版業界の因習の方が歪だと、個人的に思いますが。
-- Buy It When You Found It --
ΣBook と LIBLIe と Words Gear が… (スコア:2, 興味深い)
三途の川の向こうから GALAPAGOS を呼んでいます。
それなりに高価な専用ハードウェアを買うほどの魅力が、それで得られるコンテンツには無い→ハードウェアが売れない→コンテンツが売れない→ハードウェアが売れない→コンテンツが売れない
…という未来が目に見えるようです。
メディアタブレット GALAPAGOS のモバイルタイプの価格が、iPod touch 8GB (20,900円)よりも高ければ、その時点でΣBook等の後を追うことが確定すると思います。
#DRMがどうとか以前のお話だと思います。
・シャープの願望
【大河原克行の「パソコン業界、東奔西走」】 シャープは、なぜ電子書籍ブランドを「ガラパゴス」としたのか
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/gyokai/20100928_396398.html [impress.co.jp]
・過去と現状から予想される未来
電子書籍端末売れず──ソニーと松下が事実上撤退 - ITmedia News
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0807/01/news122.html [itmedia.co.jp]
Re:ΣBook と LIBLIe と Words Gear が… (スコア:1)
NECのデジタルブックも忘れないであげてください
NEC デジタルブックプレイヤー DB-P1
http://blog.livedoor.jp/pc9821as2/archives/13863225.html [livedoor.jp]
LIBRIe (スコア:1)
LIBRIeは端末としては、電子ペーパーなので魅力的だったんですが
買った本が読もうが読むまいが60日しか保持できないという
「権利保護さえしっかりしていればコンテンツを市場に出したい」
とぬかす著作権者にとっては大変良い仕様だったにもかかわらず
ろくなコンテンツも出ずに終わりましたな
Re:ΣBook と LIBLIe と Words Gear が… (スコア:1)
>ジャンルはずれるけど、むしろnetwalkerの方が近い感じ。
http://www.sharp.co.jp/netwalker/pct1/spec/index.html [sharp.co.jp]
確かに、発表されているGARAPAGOSモバイルタイプのスペックによく似ていますね。
PC-T1の価格は…価格.comの最安値で3万2千円ほどか。GALAPAGOSがそれよりも安くなるとしても、実売2万円以下にはなりそうもない。
ガラパゴスだから (スコア:1)
まだまだ (スコア:0)
自炊できるうちはまだまだ
非DRM書籍を読めなくしてこそ真のガラパゴス
セキュリティ上の問題のためウェブブラウザを削除します (スコア:1)
画像化してブラウザ経由があるのでどうとでも、と思ったけれど、
「セキュリティ上の問題のためウェブブラウザを削除します。アップデートしないと購入済み書籍もみれなくなります」
という手が。
ウェブブラウザ他のソフトウェアのサポート期間って設定されてるんだろうか?
ほら!こんなに (スコア:1)
「ほら!こんなに使いにくくしたよ!」
みたいなことを発表されてもなあ……
スラドのどっかのコメントにもあったけど、
企業の目線が消費者じゃなくて著作権者に向いてるんだろうなあ。
Re:ほら!こんなに (スコア:1)
しょうがないですよ。
コンテンツ集めいないとスタートすらできないんですから。
あと、著作権者と言うよりは、版権を持ってる出版社向けの仕様ですね。
Re:ほら!こんなに (スコア:1)
日本企業が関わると使いにくくした「だけ」になるんですよね。
消費者にとって何もメリットがない。
まあ、着うたみたいなのが売れる国なんで何でもありなんでしょう。
Re:ほら!こんなに (スコア:1)
>まあ、着うたみたいなのが売れる国なんで何でもありなんでしょう。
着うたは、着うたが流行る前に携帯端末をタダで配るとかの
普及工作で、端末保持台数自体が多いとこに持ってきましたが
ガラパゴスはまだ売れてもいないってとこが問題じゃないでしょうかね
Re:ほら!こんなに (スコア:1, 興味深い)
これって『iOS用のアプリがiOS上でしか動作しなくて、App Storeでしか購入できない』って話とそんなに変わらない気がするんです。
そりゃ利用者としてはコピーも動作環境も制限が少ないほうが使いやすいに決まってますが、
コンテンツ提供側に納得してもらうにはこの程度の制限はしょうがないかなーと個人的には思ってます。
改めて考えてみると、
アプリは『動作環境に制限がありコピーもできないもの』で、音楽は『コピーして様々な機器で聞くもの』ってのが一般的な感覚かと思います。
# 昨今話題のマジコン世代はまた異なるのかもしれませんが
で、本の場合はどうなんでしょう?
個人的な感覚では音楽に近いかなー。
いっそ音楽のように私的複製補償金なんてのを導入してみるとどうなるかな。
Re: (スコア:0)
#ユーザーが自由に作れますったって、そこまでフリーにしちゃうと今度はAndroidとの勝負になって敵いっこないわけだ
進化 (スコア:1)
画期的な進化じゃないか!喜ばないと!
Re:進化 (スコア:1)
Re: (スコア:0)
Kindleは4台と聞いた。
会社用PC、自宅PC、Kindleと、あと一台KindleDXかiPhoneあたりでもあれば、
四台というのは、そんなに非現実的な数字でもないと思う。
ガラパゴスはPC用なんかがないから「2つで十分」と言いたいのですね、わかります。
Re:進化 (スコア:1)
Kindleは4台と聞いた。
あれ、5台ではなかったか。と思いググってみたら6台のようですね。
http://www.amazon.com/gp/help/customer/display.html?nodeId=200169400 [amazon.com]
DRMの項の最初に、
Most books and other non-subscription items you purchase from the Kindle store may be simultaneously accessed for your personal use on to up to six Kindles (or Kindle compatible devices) registered to your Amazon.com account.
とあります。
しかし、この記載があるのが1st Generationのページというのが気になったので、
Latestで同様のページが無いか探したのですが、見つけられませんでした。
もう少し探すと、以下のような日本語の記事が見つかったのですが、
現在は制限無しということなんですかね。
http://blogs.itmedia.co.jp/closebox/2010/06/kindleibookstor.html [itmedia.co.jp]
Re:進化 (スコア:1)
コピーフリー有料>めんどくさい>DRM付き (スコア:1, 興味深い)
DRMによるコピー制限とか商売としてうまくいったためしがないんじゃね?
ある程度低額でコピーフリーなコンテンツが買えるんならめんどくさい自炊とか自炊データのP2P収集とかしない
コピーフリーだからって厳密にバックアップとって保存しておくことすらしないだろうと思う、めんどうだし
うっかり無くしてまた読みたくなったらまた買うだろう
でもDRMコピー制限となると100円でも買わない
コピーフリー有料の選択肢がないなら自炊すると思う、めんどうだからしたくないけど
んで厳密な保存とかめんどうだからP2Pに流すか適当なロダにうpしとくかも、そしたら出先で読みたくなったとき読めるし
だいたい本なんて買ったからと言って常に即読むとはかぎらない
積んどいた間に機械こわれてorDRM仕様が変わって読めなくなりましたとかありえすぎて萎える
Re:コピーフリー有料>めんどくさい>DRM付き (スコア:2, 興味深い)
>自炊データのP2P収集
さらっと権利侵害行為を挙げるこういう輩がいる限り、権利者はDRMを緩めるわけにはいかないのでしょうね。
Obligatory xkcd (スコア:2)
http://xkcd.com/488/ [xkcd.com]
Re:コピーフリー有料>めんどくさい>DRM付き (スコア:1, 興味深い)
ある本はActiveXベースの書籍リーダなサイトでしか売っておらず、別のある本はwebにアクセスしてパスワードを入力するとpdfの小窓が開くサイトでしか販売しておらず、また別のある本は特殊なローダを実行するとAcrobatが起動する仕組みのサイトにしか置いてない、とかいう現状はめんどくさくてしょうがない。どれもこれもPC2台をHDMIキャプチャで繋いで、ページを自動で送るツールと、一定時間ごとにキャプチャから静止画を取り込むツールでJPEG化。後はUIが気に入ってるツールで閲覧。
電子透かしやらが仕込まれてる可能性がなきにしもあらずなので、流出は絶対しないよう気をつけて運用する必要があるけど。
Re:コピーフリー有料>めんどくさい>DRM付き (スコア:1, 興味深い)
Re:コピーフリー有料>めんどくさい>DRM付き (スコア:1, すばらしい洞察)
>DRMによるコピー制限とか商売としてうまくいったためしがないんじゃね?
それはない。
ケータイビジネスはほとんど全部DRM付だ。
>だいたい本なんて買ったからと言って常に即読むとはかぎらない
>積んどいた間に機械こわれてorDRM仕様が変わって読めなくなりましたとかありえすぎて萎える
オンデマンドってのは、そういう無用の購入を避けるってのも有る訳だけど。
別に擁護する気も無いが、「タダで入手が出来れば買わない」って人も多いから、ある程度は仕方ないだろう。
>でもDRMコピー制限となると100円でも買わない
って人も居るのだし。
#普通は利便とコストを天秤に掛けるんだが、それすらしようとしない人も居るって例だし。
Re:コピーフリー有料>めんどくさい>DRM付き (スコア:1, すばらしい洞察)
文脈からして、「うっかり無くしてまた読みたくなった」ら買わずに「前回買ったのだから無料でもう一度出せ」とか言い出す方に一票。
普通は「低額」なら「再購入する」ってのなら解る。
しかし「コピーフリー」なら「再購入する」ってのには繋がらない。
コピーフリーを有る程度の価格相当のプレミアムと考えるのなら解るけども、
の対象となるコンテンツの価値は解らないが、前後からすれば「値段としては充分に安い価格であっても」と言う意味が妥当だろうから、実は言っている事には価格は関係ないって事が解る。
結局言いたいのは「DRMが有るからコピーやP2Pでの取得は仕方ない」って事だね。
でもって、そういう人が居る以上はコンテンツ流通業者や機器メーカーは「DRM使いません」とは言えないんですよ。
彼ら自身が権利を持っている訳じゃ無く、他人の権利でビジネスをやっている以上は。
変な屁理屈は逆効果になるから、改善を求める人たちには迷惑だと思うよ。
私なんかはDRMが有っても価格がその分安ければ気にしない。
雑誌類や新聞なら、紙媒体の半額程度なら納得して買うのですが。
がっかり (スコア:1)
DRM以前に、SpaceTownブックスをなんとかしろ (スコア:1)
「2011年度の早い時期に100万台の出荷を目指す」なんていうのだから、どんな手を用意しているのかと思ったら、当初の3万冊は Sharp Space Town の現状の書籍(総冊数 30926)というオチとは。それで何とかなるぐらいなら、今頃SSTは大賑わいでしょうに。
#SSTが存続していると言うことは、それなりに黒なのか? それとも、将来への布石として踏ん張っているのか?
意気込みの割には、GALAPAGOSストアの前身となるはずのSpaceTownブックスが現状ダメダメです。各書籍の詳細からその著者の著者の一覧やそのシリーズ一覧に飛べないとか、電子書籍販売サイトとしてのやる気が全く感じられません。
#「覇者の戦塵1944 - マリアナ機動戦3 谷甲州」…ぽちっとな。そういや、電子書籍版の航空宇宙軍史はどうなった…「谷甲州」からのリンクが無いとか、なに かんがえてんだ!
http://books.spacetown.ne.jp/sst/ [spacetown.ne.jp]
の上の辺りが
だなんてのも、すごくダメダメです。その貴重な場所は、そんなどうでもいい事を載せるところじゃないだろ! 売る気あるのか?!
ひょっとしたら、GALAPAGOSストアはもっとまともなモノになるのかもしれません。しかし、現状のダメさ加減からすると、どうなることやら。
コンテンツそろわないでしょ、これ (スコア:1)
GALAPAGOSの目指す方向って、マス向けのコンテンツをそろえてハードを普及させようというアプローチなんだろうけど、そのためにはDRMを用意して素性のグレーなルートから流れてくるコンテンツも閉め出しておく必要がある。まあここまでは理解できる。
問題は、マス向けコンテンツを出す側の事情。紙の印刷物と電子書籍を平行して出すには書籍生産の初期費用が倍近くに跳ね上がるのが現状のはず。少なくともコンテンツホルダとしてはその増えた分の初期費用を取り返す見込みが出ないことには話にならない。
ところが、同じユーザーは電子書籍を買うと紙の書籍は買わないし、逆もしかり。ということは、客層が同じならメディアを分散させるだけ損を出すことになる。本屋では買わないが電子書籍なら買ってもいいという潜在的なユーザーが相当数いないことにはコンテンツホルダにメリットが生まれない。
しかし、潜在ユーザーは現状携帯電話向けコンテンツでほぼ根こそぎ掘り起こしているはずで、どう考えても利益が出ない。
まあこのあたりの事情はiPadにしても同じで、目新しさで話題性があるうちはともかく、継続的に話題の新刊が提供される体制ってのはやっぱり作れないんじゃないかと思います。
実際、既存のPC向け、携帯向けDL販売サイトがこぞって集まってる状態であって、コンテンツホルダが積極的に参加しているかというとそういうわけではないんじゃないですかね。
むしろ面白いのは同人誌回りの電子書籍事情ですね。
どうも電子版のコミケカタログにメールアドレスを乗せてるサークルに無差別に出しているらしく、最近ちょくちょく同人電子書籍を出しませんかというメールが個人宛に来ます。
ちょっと調べてみたら、売る方も買う方もそこそこ需要があるらしく、結構な数の同人誌DL販売サイトがあります。コンテンツ数だけならそれこそ万を超えるところも。
同人誌は編集からオーサリングまでふくめでサークル側でやってるので、電子化に当たって追加でかかる金銭費用は事実上ない。そして紙の同人誌の方はというと基本的に即売会で売るものなのでダウンロード販売と客層がほとんどかぶらない。このあたりは商業出版とは大きく事情が違うようです。
この分野はすでにケータイ小説という成功例もあるわけで、素性や質はどうあれコミュニティと数は武器になりえます。こうやってあの手この手でコンテンツを集めるところから始めてるところがすでにあるってのは案外注目されてない気がします。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
まあ、売れないでしょうね (スコア:1)
APPLEと一緒ですよ。自社がコンテンツ提供者じゃないと勝負にならない。
コンテンツ供給者として、権利と利益のバランスがきちんと判断できないと無理だと思う
ウオークマンであれだけ失敗例があっても理解しない人はしないんだよね。困ったことに
ipodが成功したのもITMSの整備があるからだし。
寧ろ盛大に失敗して、どうにもならなくなった出版社はソフトバンクに買収され
日本版iBooksがソフトバンクとAppleの合同で始まったりして。
しかしこの手のガジェットのファーストユーザーは自炊するようなゾーンの人たちなのに、自社フォーマット
しか使えないなんて何考えてるんだろうね。アホですかw
という私はBOOKEENのOrizonのプレオーダーにポチしてまった。
楽しみだ。
私は自炊ONLYだし、KINDLEのモッタリ感よりはこっちの方が良い。
まさにガラパゴスの名にふさわしい糞仕様 (スコア:0)
リンクおかしくないですか? (スコア:0)
togetterが開くかと思ったら、スラドの過去記事が開いたでござる
あーぁシャープまでDRMに行きますか (スコア:0)
ネットで販売されているシャープのXMDF形式はDRMが係っていない
使い勝手の良さがユーザーから支持されて居た訳ですが
(変わりにシリアルナンバーや個人情報っぽい物は入っている節が有りますが)
シャープはDRMに移行って事ですか。
これで、専用端末でDRM無しの芽は無くなりましたか(海外製の端末は当の昔にDRMだし)
この際既存のXMDFの製作を一般に開放してくれませんかね
対応製品も多いんで要望は有ると思うんですが
Re:あーぁシャープまでDRMに行きますか (スコア:1)
>>この際既存のXMDFの製作を一般に開放してくれませんかね
>GALAPAGOSにツールが付いて来るんじゃなかったっけ?
作成したXMDFデータはGALAPAGOSでしか読めない、というオチが待っている予感。予感というより、確信。
作成したデータは本人のGALAPAGOS(2台まで)でしか読めない、という更に悪いオチも十分あり得る。というか、その可能性の方が高いと思う。もしも不特定多数に配布できるXMDFデータが作れるなら、私は驚く。
Re:あーぁシャープまでDRMに行きますか (スコア:2)
以前XMDFが出始めた頃、シャープのSDカードが挿せる電子辞書で電子書籍が読めるというデモが東京ビッグサイトのブックフェアにて行われていた。
そんときに、個人で辞書や書籍を作ってSDカードに読めるようにしてよ、と要望してみたが、暖簾に腕押しというかなんというか「えへへそうですか」みたいな反応。海賊版を作られるので困るんですよとか、ちゃんと負の面を説明してくれたならまだ望みはあったんだけど、お茶濁されちゃったからね。そのころから解決するつもりないんでしょうなぁ。
そういった意味で、Kindleで中篇を積極的に出していきます、というのはいいアイデアだなぁと。出版ごっこや雑誌投稿から作家デビューというのに代わる入り口になりそうな気がしますね。
#眠いのでいろいろ言葉足らずっぽいけど投稿 :)
Re:あーぁシャープまでDRMに行きますか (スコア:1)
あっはっはっは。
私も原稿暗記タイプのお姉さんにはそんなこといいませんよ。
ちゃんと詳しいおじさんで、紙に出すならTeX使うからいいんだけど、みたいな立ち話の上で、です。
#いまやPDFTeXも進化したので、電子文書もTeXでいいのか・・・。
それ以前に、営業やコンパニオンだったら言うのが無茶ってその決め付け、失礼だよなぁ。
ハードを売るため? (スコア:0)
この間も「ITメーカー」という言葉に反応しちゃったけど、やっぱ所詮ハード屋さんなの? ハードを売るためなの?
Kindleみたいになってくれないかなと思って期待してたのに。
GALAPAGOSのちっちゃい方、片手で使えそうで、そこにも期待してたのに。
残念。
ハードというより、kindleを売るためじゃないかな? (スコア:1)
// または、ipadでも可
タイトル案 (スコア:0)
#ってことで良いんだよね?
Re:電子辞書商法だよなぁ (スコア:2)
電卓メーカーの電子辞書の場合、版元の収入は有名辞書で¥100~200とかじゃないかな。
もちろん、この値段だと利益はわずかなので、冊子の辞書が壊滅して、電子辞書だけになると、改訂はなくなる可能性が少なくないけど。
新書やマンガなら原価が安いけど、さすがに¥10だと1万部でても¥100,000。忘れた頃に単行本化して印税が入るというシステムもなくなるしねえ。冊子の雑誌だと人気作と不人気作を抱き合わせにしているから平均化されるけど、iTunes Storeのように個別販売でランキング表示付きになると、寡占化が進んでしまうだろうし。
今より選択肢が減るのはイヤだなあ。
Re:電子辞書商法だよなぁ (スコア:1)
>微妙な売れ行きの雑誌のリストラ先に成りそうな予感がw
実は日本の電子出版の生きる道は、そっちの方に有る様な気がする。
言われている様に、日本の書籍はコストパフォーマンスが良いですから、価格を利点とするのは難しい。
しかし、世の中にゴマンとある赤字雑誌の受け入れ先として見れば、悪くは無いんじゃないかと。
例えば、漫画雑誌なんてのはまず黒字にはならんと言われている訳ですが、それを電子化すれば、
取りあえず赤字の圧縮、上手く行けば黒字化も出来る可能性も有ります。
ま、それもこれも端末が充分低コストで展開できてナンボでしょうけど。
そう考えると、こういう高性能端末よりもkindel(の最廉価品)みたいな安価方面の方が良いかも知れない。
まあ、TSUTAYAのビデオレンタル的な使い方の端末も兼ねているっぽいので、純粋には比較できないですね。
実は「映画好きとかには意外と良い」って可能性も無いとは言えませんし。
#TSUTAYAで2年縛りで月会費内で実質無料展開とかなら、意外と普及するかも。
#ただ、SHARPって最初は兎も角、ビジネスとしての畳み込みって苦手だよね。