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ハンドヘルド

タブレット界の新規参入「Skiff リーダー」 12

ストーリー by reo
ええい電脳メガネはまだか 部門より

maia 曰く

2010 年は電子書籍系というかタブレット系デバイス / コンテンツのブレイクの年になりそうだが、そのニューフェイスとして「Skiff」が、米出版大手 Hearst から昨年末に発表されている (AFP の記事より)。

先日の engadget の記事によればディスプレイは 11.5 インチ、1600×1200、174ppi (主要諸元)で、本体は微妙に A4 判に近いサイズ (228.6 × 279.4 mm) だが、厚さは 6.8 mm。要するに Kindle DX よりでかいが、薄い。重さは 498 g で、バッテリは通常使用で約 1 週間。モノクロの e-Paper (メタルフォイル基板ディスプレイ) で、とりあえず割れにくい。2010 年内にはカラー化する可能性もあるようだ。内蔵メモリは 4GB (ユーザー 3 GB)、および SDHC スロットと USB がある。配信は 3G 及び WiFi に対応。Skiffは 書籍の他、雑誌や新聞への対応性から、広告挿入可なのが特徴かもしれない。Skiff サービス (iTunes のようなオンラインマーケットらしい) は PC やスマートフォンにも対応する。

Hearst 自身は、Esquire、Cosmopolitan、San Francisco Chronicle 等を擁しているし、Skiff サービスでは Time や Conde Nast、Meredith 等の米大手出版社と提携するという。雑誌や新聞をカバーして優位を狙う戦略のようだ。この世界も古典的なシェア争いの構図になるのかもしれないが、その辺はまだ不確定要素が大きいか。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • こっちの記事 [afpbb.com]だとgoogleと提携したとか書いてありますね。
    書き込みできるって所が何気にいいですね。

    --

    IDENTIFICATION DIVISION.
    AUTHOR YUKI-KUN.
  • by Anonymous Coward on 2010年01月08日 10時44分 (#1699675)

    >2010 年は電子書籍系というかタブレット系デバイス / コンテンツのブレイクの年になりそうだが

    もう5年以上前から言われ続けてるけど一向にならんね。

    • by mr_spock (908) on 2010年01月08日 12時21分 (#1699721)

      どういうものにも必ずあるよね。ワールドワイドで流行るものってなかなかない。

      米国では確かにKindleやSonyの電子書籍系デバイスは売れまくっている状態。

      しかし、電子書籍それ自体は日本でもケータイや携帯ゲーム機、PC等でそれなりに利用されているが、電子書籍系デバイス(専用機)はまったくと言っていいほど売れない。

      そういう観点から、米国では電子書籍元年かもしれないが日本国内でみれば、ブレイクしてないよねってことになるね。

      Bluetoothもデバイスとしてはデファクトスタンダードだけど、日本でのデバイス利用率は寂しい限り。

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      • Re:地域差 (スコア:1, 興味深い)

        by Anonymous Coward on 2010年01月08日 12時37分 (#1699736)

        日本じゃ最強(普及率)過ぎる端末(携帯)があるおかげで、携帯小説みたいな形でコンテンツの方が端末に合わせる流れなのかもしれませんね。

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        • by Anonymous Coward
          コンテンツだけならまだしも、思考パターンまでもがケータイに毒されてる気配
          • by Anonymous Coward

            「これがあれを滅ぼすだろう」ですね、わかります。

      • by Anonymous Coward
        > 電子書籍それ自体は日本でもケータイや携帯ゲーム機、PC等でそれなりに利用されているが、電子書籍系デバイス(専用機)はまったくと言っていいほど売れない。
        これまで日本で発売されてきた電子書籍デバイスはどれも「自前でデータを作成する」のが面倒くさいデバイスばかりでしたからね。有料で購入するにも、書籍の種類は少ないわ購入しずらいわ高いわで、故意に「普及させたくない」と思っているのではないかとかんぐりたくなるようなものばかり。

        この点、自前のデータを作りやすいePub形式(なにせzipで固めただけですから)を採用したSony Readerが国内で発売されれば、何か変わってくれるかな? と期待してしまいます。
    • by unchikun (14429) on 2010年01月08日 11時02分 (#1699682)

      いわゆる「ひそかなブーム」って奴じゃなかろうか。

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    • by bochi-bochi (4490) on 2010年01月08日 12時01分 (#1699711) ホームページ 日記
      青歯の元年も永かったけど、現在は普及期にあるといえるでしょう。
      燃料電池元年は未だ継続中?
      --
      〜後悔先に立たず・後悔役に立たず・後悔後を絶たず〜
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    • by Anonymous Coward
      5年も言われ続けているのなら立派なものです
    • by Anonymous Coward
      こういうのの課題は、製品ではなくコンテンツとビジネスモデルの問題。
      その意味ではKindleが(米国では)正しい道を開いた感があるので、今年は有望かもしれない。
  • by Anonymous Coward on 2010年01月08日 11時15分 (#1699689)

    本体は微妙に A4 判に近いサイズ (228.6 × 279.4 mm) だが、

    つまり Letter (US) サイズ [sophia-it.com]に合わせてあるということですな。

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アレゲはアレゲを呼ぶ -- ある傍観者

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