DDIポケットの研究。 曰く、 ウェザーニュースの発表によると、これまで予測不可能と言われていたゲリラ的に発生する雷雨を、全国一万人のケータイユーザから寄せられる情報を収集する事で予測する事に成功したそうです。都内においては平均76.7パーセントの確率で事前予測が可能だったと発表されています。 膨大なモバイルネットワークユーザが居る事で成立した面白い事例かと思います。今回のものは人の感覚に頼るものですが、端末にセンサーなどを導入する事で自動的に行える類のものもあるのではないでしょうか?
これぞホントの (スコア:5, おもしろおかしい)
WIDEが (スコア:4, 興味深い)
GPSデータとともに集計し、どこで現在雨が降っているかを表示するというのを
やっていました。
今どうなっているのでしょうか?WiMAXとかが本格的に運用になるとやるのかな?
Re:WIDEが (スコア:1, 参考になる)
車をIPv6ノードにして、各種統計(交通渋滞とか)をとる研究をしていたら、予想外に気象関係の方から引き合いが入ってきたとか。
ぐぐってもほとんど出てこないので、あまり参考にならないリンクだけ。
http://www.jus.or.jp/kenkyukai/kansai/02-06.txt [jus.or.jp]
http://tokai.opensource.jp/tsudoi/2002/announce.html [opensource.jp]
Re: (スコア:0)
前々からタクシーっていろんなことに使えるんじゃないかなと思ってました。
都市部を中心に万遍なく点在する移動体で、しかもGPSと無線機乗せてるわけですから、アイディアとホスト側の解析方法次第で突拍子もないことができるんじゃないかと。
一般の車のGPSはプライバシーの問題があるから情報を外部に垂れ流すようなことはできないけど、タクシーならそんな心配いりませんしね。
タクシー会社や運輸業者は移動体からの情報を自社の効率化のために活用するのではなく、解析集計と付加価値を加えることによって副次的サービスとして展開できる時代になってきたのではないかと思うのです。
数年後にはタクシーの行灯がカメラになってて、Googleストーカーのかわりを買って受けているかも知れませんね。
Re:WIDEが (スコア:1)
乗ろうとした客がたまたまカメラに写って、その客が乗り降りした場所や日時が判って、降りた客がどの方面に歩いているか判ってしまっても、「プライバシーの問題」はないのでしょうか???
Re: (スコア:0, フレームのもと)
☓Googleストーカー
それだけですけどIDで
人事を半分尽くして天命を待つ
日本気象協会 (スコア:2, 参考になる)
(日本列島をクリックして拡大すれば都府県 [tenki.jp]レベルでの詳細な表示可能です)
playボタンを押すと120分前から時間を進めて降雨状況が判るので移動するゲリラ豪雨の動きが手に取るようにわかります。
危険な雨雲がこっちに向かってるとか判って非常に楽しいですよ。
もっとも今現在晴れているので判りにくいですが・・・
雨が降ってるときにでも思い出して下さい。
#このシステムは非常に秀逸だと思う。
Re:日本気象協会 (スコア:2, 参考になる)
私が使ってるのは
東京電力雨量・雷観測情報 http://thunder.tepco.co.jp/ [tepco.co.jp]ですね。
地方も各電力会社が同じようなサービスを出してます。
#igoogleにも貼り付けられるよ!
ドップラーレーダー (スコア:2, 参考になる)
東京都水道局 http://tokyo-ame.jwa.or.jp/ [jwa.or.jp]
気象庁 http://tenki.jp/rader/ [tenki.jp]
などを良く見ていますが、ゲリラ豪雨などと呼ばれるニュースの時は結構はっきりと赤く表示されているので、何もユーザーからの情報を集めなくても、場所を登録しておくとメールでお知らせといった機能ぐらいはドップラーレーダーの解析結果からでも出来るんじゃないかと思いました。
Re:ドップラーレーダー (スコア:1)
全国規模なんでメッシュ粗いですが、これは東京都のアメッシュみたいに地域を限定して各自治体で設備するなどの方向でかなり補完できそうです。
個人的にかなり重宝していて、アメッシュで確認する癖を付けて以来、ちょっとした外出や帰宅時の豪雨遭遇をほぼ100%避けられるようになりました。
元記事のそれ、ソーシャルに処理するアイディアは面白いんですが大掛かりな割に有効性の点で既存技術を越えられてない点では意義が薄く見えますね。
Re:ドップラーレーダー (スコア:1)
3番目は気象協会です。
あげあし取りばかりではなんなので・・・・。
この気象庁のレーダー・降水ナウキャスト [jma.go.jp]もなかなかいいです。
範囲が若干広いのですが、テプコや水道局より広めに状況を確認したいときに便利です。
過去3時間の動きとかも見れるから雨域の動きの予測もしやすい。
人事を半分尽くして天命を待つ
Re:日本気象協会 (スコア:1)
Re: (スコア:0)
ウェザーニューズは全面的に Flash 必須なので、気象協会のを愛用してたんだけど、
レーダー雨量は 9/1 のリニューアルで Flash になっちゃいました。
気象庁のやつ [jma.go.jp] (JavaScript) が、ソースも同じなのでマシかと。
1 時間前から 1 時間後まで 10 分単位のやつ [jma.go.jp]もあります。
オオアメが来た (スコア:1, 興味深い)
Re:オオアメが来た (スコア:1, 参考になる)
現実問題として予想を大きく左右するような影響は無かったということを
今回の実験が示したのではないでしょうか。
今後も同じ品質を期待して良いかどうかは分かりませんが。
Re: (スコア:0)
まああいつらは動かないだろうね。
Re:オオアメが来た (スコア:1, すばらしい洞察)
>『10分天気予報』と呼ばれる10分単位での降雨情報の利用者100万人
>(月間ユニークユーザー数)からのリポートも活用し予測を行いました。
とあるから数による自浄効果で対処したのでは?
まぁ正直でもミスはあるだろうし
Re: (スコア:0)
対ゲリラ戦ではMk.1 Eyeball(人間の目玉)が最強だということですね!
Re:オオアメが来た (スコア:1)
例えば「ジョブズが心臓発作」なら株価操作に利用できるけど、
突発的雷雨じゃそれから利益を得るのは難しいと思う。あと
ログイン又は端末IDを使えるならば、長期的には信用できない
端末を排除するとかできるかもしれない。
ちなみにジョルダンライブ [jorudan.co.jp]も、ある意味似たような仕組みだよね。
Re:オオアメが来た (スコア:1)
奇天烈な現象が暫く続いたことがある、と言っておりました。
これは極端な例としても、気象が局地的に違うことは少なからずありますし、悪意の
有無にかかわらず、「!?」となるような報告がある程度含まれることは想定内ではな
いでしょうか?
Re: (スコア:0)
橋を渡ると雨が降ってたりやんでたり。もちろん渡ってる間の変化でないことは路面の濡れ方でわかります。
Re: (スコア:0)
っ[夕立は馬の背を分ける [google.co.jp]]
ゲリラ雷雨予報 (スコア:1)
ずいぶん助けられました。
こういうデータの集め方って有りなんだなぁと感心。気象庁だったら、観測所をもっと設置するために予算を!!となるんでしょうけどね。民営化万歳。
このウエザーニュースってユーザーからの観天望気報告も楽しくて、投稿したくなってユーザー登録してまった私は変かなあ・・・
#んで携帯からでないと投稿できないことを知って
#Bluetoothキーボードが使える端末に変えようかと画策している本末転倒な私
民営化万歳は素朴すぎるような (スコア:2, すばらしい洞察)
計測できる内容と信頼性を考えると観測所とは相補の関係でしょう。民間でやっていいこともあるけど、なんでもやたらと民営化すればいいってものでもないと思うけどなー。
予算の多寡でいえば、観測を含め防災関連予算の方が自衛隊やら
米国への貢物思いやり予算や謎のグアム移転費用なんぞの謎国防費よりは日本では緊急度高いと思うんだけど、利権政治力がなくてガスガス削減されている様子。火山観測網とかは大学だけど高等教育予算削減のあおりを食って維持できるかどうかが危ぶまれている。曖昧な周辺有事とやらと違って集中豪雨、豪雪、台風、地震は毎年確実にきて確実に被害が出るというのに…。Re:民営化万歳は素朴すぎるような (スコア:2, すばらしい洞察)
精度が上がらなきゃ使い物にならないって切り捨てるよりも、より使いやすい気象サービスを提供するというアプローチは省庁にゃ無理でしょう。
もっとも、傘が要るかな要らないかな~というレベルだから良かったので、それこそ国防の要である気象情報を民営丸投げで良いという訳じゃないのは同意ですけどね。
Re:民営化万歳は素朴すぎるような (スコア:1)
民間でそういうことをするなという主張ではないです。
(他のコメントが触れている法律問題はさておき。)
ただ今回のものも実験くらいはできても継続的にサービスを提供し続けられるかどうかは疑問が残ります。(今回のやり方ではボランティアの協力者が尽きたら終わりだし。)
営利企業は観測済のデータを加工する末端のサービスは提供できても、予報の基本となるデータを収集するための地道な観測網のインフラの設置と維持は公共事業的性格が強く(投資が大きい割にタダノリ排除が困難で投資が回収しにくい)一般の民間企業には厳しいんじゃないかなと思うだけで。(巨大な公共インフラを支える民間企業、例えばNTTや電力各社もあるが、それらは設立の経緯や現状を考えるとあんまり普通の民間企業とは言えない。)
ウェザーニュース社のサイトを見ると自前でも観測網をある程度は持っているようですが、よく見ると最初に設置したという雷観測網は電力会社向けということで、ビジネスの構造的的な根っこは公共事業にあるわけです。実際、個人向けサービス開始まで10年以上かかっている上に、IRの事業報告を眺める限りやはり主要顧客は交通、流通など社会的にはインフラに近い部分が中心であるようです。
と見てくると今回の実験が今後仮にこのままの体制で本格的に事業化された場合、1万人のボランティア(「気象防衛隊」という名前だそうですが)の集めた情報をそういう企業に売る形のビジネスが主流ということになります。このような構造は、私としては若干無理があり長続きしないように感じられます。
だから現在普及している多数の携帯端末網の利用法を考える技術的な実験の一つとしてはそれなりに興味深いですが、継続的に提供可能なサービスとしては問題があり、ビジネスの構造を考えるとやはり手放しで民営化万歳とは私には言えませんね。
ゲリラ雷雨防衛隊 (スコア:1)
あと、「10分天気予報」サービスのユーザーからもボランタリに情報を集めたそうですね。
Re:民営化万歳は素朴すぎるような (スコア:1)
例えば気象庁は伝統的な天気図や概況を始め気象衛星の情報、アメダスの情報など充実した観測インフラに基づく多くのデータを公表しています。
問題のプレス発表には特に明記されてはいませんが、それら公開情報をウェザーニュース社が利用していないとはとても思えません。
局地的な雷雨をピンポイントで予想できなくても起こりそうな地域は予想が可能ですから情報収集地域を絞り込むなどが可能なはずです。
(というか絞り込まないとボランティアの負担が恐らく大きすぎる。)
つまるところ1万人のボランティアのみならず、恐らく気象庁がバックボーンとして存在してなければできないサービスでもあるのです。
そういう意味でも民営化万歳じゃないな。民間の取り組みを否定する気はないけどあまり素朴に民間を持ち上げて公共事業を悪者や能なし扱いしても仕方がないというか。両者にはそれぞれ得手不得手、得失があるわけで。
Re: (スコア:0)
いや、アイデアはあっても予算がとれなくて動けなかったのかな?
資金獲得に様様な手段がとれて自由度の高い民間企業だからこそできたのは必然かも。
気象業務法の問題 (スコア:0)
よーするに,法律をぶっちしてやってること。
だから,民官を問わず他ではやれない。
ユーザコミュニティであって予報じゃない,と言い訳してますが。
#なので,携帯以外での情報提供ができない。
先日リリースのあった台風の予測の件でも気象庁から釘さされてましたね……。
Re:気象業務法の問題 (スコア:1)
#身内だもんなぁ
しかし・・・そんな法律があったとは。PCで見たかったがそういう裏が会ったとは!!
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
今の気象庁の予報はモデル予報が大半で、AMeDASのデータほとんど使ってないよ。
Re:ゲリラ雷雨予報 (スコア:1)
もっと局地的な情報集める必要があったんじゃないかな。
省庁だとそのために予算つぎ込んでモノを建てるところだけど、
ウェザーニュースは、お金を払ってくれる会員から情報を集めるという
これまた逆の流れで(今年は)うまくいったというところが凄い。
観天望気、もちろん気象庁での予測でも使っているんだろうけど
ん万人からの観天望気レポートを送ってもらうって発想は
省庁からはどうころんだって出てこないよね。
気象庁からこのアイデアが出ていたとしても、実際にやれないんだから
(決めつけるけど)ここは素直にウェザーニュースよくやった、でいいんじゃね?
Re: (スコア:0)
>(決めつけるけど)ここは素直にウェザーニュースよくやった、でいいんじゃね?
うん、いいよ。
単に、気象庁がゲリラ豪雨を予測するために何かするということになったとしても
今の流れじゃ観測所をもっと設置するということにはならないというだけのこと。
センサーは基地局の方がいいのでは? (スコア:1)
たまたま持ったままシャワーを浴びたとか、
ポケットに入れといたら汗でぐしょぐしょになったとか、
そう言うのをどう除外するか、ですね。
全機種防水携帯にして、雨滴を直接感知するにしても、大概の人はポケットなり鞄なりに入れてるし。
2ちゃんねるで地震速報 (スコア:0)
どこよりも早い緊急自身速報が出せるかもね。
Re:2ちゃんねるで地震速報 (スコア:3, 興味深い)
●P2P地震情報 Beta3(Rev11)
http://www11.plala.or.jp/taknet/p2pquake/download.html [plala.or.jp]
これは、peer to peer技術を使ってユーザ間でネットワークを作り、地震情報を迅速に伝達・共有しようというソフトです。ファイル共有ならぬ「地震情報共有ソフト」。
地震が発生したら、揺れを感じたユーザが、パソコンのタスクトレーのアイコンを右クリック連打して他のユーザに伝えます。報告者数が多ければ信憑性が高いと見なすようです。次々と報告が入ってきて信頼度レベルが上がって行く様は一見の価値あり。IRC的なチャットシステムも付いてるので、現地の人の書き込みも見られます。
ソフト導入後は、地震発生時に“右クリック連打するだけ”という簡単操作が秀逸だとおもいます。
ところで、ウェザーニュースの方は現場ユーザに文章で報告させる仕組みのようですが、そのうち面倒くさくなって報告が上がってこなくなったりしないんでしょうか……
theta
Re:2ちゃんねるで地震速報 (スコア:2, 参考になる)
Re:2ちゃんねるで地震速報 (スコア:1, おもしろおかしい)
凄い勢いで自己紹介でもしてるのかとおもた
76.7パーセント (スコア:0)
予測した数に対する的中率は恐ろしく低いのかもしれない。
#狼少年状態になったら意味ないよね?
Re:76.7パーセント (スコア:1)
飛んでくるサービスって便利ですよ。
雨が降るぞ~でも降らなかった、なら良かった良かっただし。
でも発表資料を読んでいたら、ゲリラゲリラと、もう自分が
ゲリラになってしまったかのような感覚でゲリラ。
#ところでここにグリとグラという絵本が(だまれ
2chに (スコア:0)
夕立 (スコア:0)
Re:夕立 (スコア:4, 参考になる)
ゲリラ豪雨って言葉は、以外に古い言葉で1970年頃に作られた言葉だそうです。
そして、最近良く使われるようになったのは、「前線等に伴って次々に積乱雲が発生、通過して大雨になる従来の集中豪雨とは明らかにタイプが異なる」集中豪雨が増えてきたので、それを区別する為なようです。
ですので、夕立とは違うものみたいですね。
Re:夕立 (スコア:1)
急に発達した積乱雲による局地的・一時的な強雨、ただし前線通過に伴う突発的な強雨は除く
とされていますので、これだけを見ると「ゲリラ豪雨」と何ら変わらないと思います。
# 強いて違いを挙げれば、夕立は、午後~日没までの期間限定であることぐらいでしょうか。
てっきり (スコア:0)
という駄洒落なんだと思ってました…
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まさか逆ってことは
Re: (スコア:0)
# まあどこまでもパーソナルな感覚ですが。
# 相違を知りたい、というのは確かに。
実験だから人力なんですよね? (スコア:0)
↓
メッシュ状に設置したWebカメラで撮影した空の画像を、センターで人海戦術で監視・分析
↓
自動で監視・分析
ってことですかね。