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バグ

Lenovo の個人向けノート PC、セキュアブートを無効化可能な脆弱性がまた見つかる 22

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裏口 部門より
Lenovo は 8 日、個人向けノート PC でセキュアブートを無効化可能な UEFI (BIOS) の脆弱性 3 件を公表した (セキュリティアドバイザリーESET のツイートNeowin の記事Ars Technica の記事)。

発見した ESET によれば、3 件はいずれも UEFI の DXE ドライバーに存在する脆弱性で、管理者権限を持つ攻撃者が NVRAM 変数を変更することによりセキュアブート無効化などの設定変更が可能になるという。ESET が 4 月に公表した Lenovo の ノート PC の脆弱性と同様、今回の 3 件も製造プロセスでのみ使用することを目的としたドライバーを製品版に含めてしまったことが原因とのこと。

一方、Lenovo は CVE-2022-3430 を WMI Setup ドライバーの潜在的な脆弱性と説明しており、CVE-2022-3431 と CVE-2022-3432 では製造プロセスで使用するドライバーに潜在的な脆弱性が存在し、誤って無効化されなかったと説明している。

これらのうち CVE-2022-3430 または CVE-2022-3431(または両方)の影響を受けるのは国内未発売モデルを含めて計 54 製品。既に修正版ファームウェアアップデートが提供されており、適用すれば問題は解決する。CVE-2022-3432 は影響を受ける Ideapad Y700-14ISK の開発サポートが終了していることから修正版は提供されないとのことだ。
16125878 story
携帯通信

ドコモ、利用状況に応じて基地局をスリープするシステム導入。最大約60%電力削減 25

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節電 部門より
NTTドコモは、基地局のスリープ機能を高度化したものを11月から順次導入するという。高度化した基地局システムでは、通信トラフィックから利用状況をリアルタイムに把握、それに合わせて基地局をスリープさせることで、基地局の消費電力を平均で最大約30%、時間帯や基地局によっては最大で約60%削減できるとのこと(ケータイ Watch)。
16112836 story
インターネット

Starlink、北米でデータの使用量制限開始。国内ではほぼ全国利用可能に 18

ストーリー by nagazou
通信速度制限からは逃れられない 部門より

日本では11月4日からSpaceXの衛星インターネットサービス「Starlink」が沖縄県や小笠原諸島などを除く全域で利用可能となり、個人向けプラン「レジデンシャル」が提供されている。一方で米国時間の4日、利用ポリシーが更新され、一般家庭向けプランで日中のデータ使用量制限を北米などの一部地域で開始したそうだ。制限の対象となるのは北米でも提供されている前述の「レジデンシャル」プラン(StarlinkCNETGadget GateGIGAZINE)。

同プランではこれまでデータ使用量は無制限となっていたが、12月からは1か月1TBの「優先アクセス」枠が設定されるという。1TBを超えると通信速度が制限される。どの程度の制限がかかるのか優先アクセス枠では基本アクセスよりも優先して接続され、1TB分の枠を使い切ると本アクセスに移行する。基本アクセスでは混雑時には優先アクセスと比較して速度が遅くなる。朝7時から夜11時の通信は優先アクセスのデータを消費、午後11時から午前7時までは優先アクセスの対象外となる。

速度低減がどの程度かは不明だが、ビデオストリーミングなどに影響が出る可能性があるレベルらしい。国内でもサービスの普及が進めばこうした制限がかけられる可能性が高いと思われる。

16095950 story
携帯電話

トイレでスマホを使う人は65%。10カ国、9800人を対象に調査 57

ストーリー by nagazou
安心の狭さ 部門より
サイバーセキュリティ企業のNordVPNが、世界10カ国、9800人を対象に調査したところ、現代人65%がトイレでスマホを触っていることが分かったらしい。調査対象となったのはフランス、米国、英国、カナダ、オーストラリア、ドイツ、スペイン、オランダ、ポーランド、リトアニアの18歳以上の居住者9800人。トイレでやっていることとしては、「SNSのチェック」が53%、「ニュース閲覧」(38%)、「ゲーム」(31%)となっている。トイレの中でも仕事する人も多く、29%が「電話やメッセージ」を行っており、「仕事のメールやSlackやMicrosoft Teamsなどのチェック」も28%いたとしている(ITmedia)。
16095860 story
携帯通信

政府、バンド縛り問題で改正案。キャリア変更時に端末違いによるエリア情報提供など 33

ストーリー by nagazou
ショップの負荷が上がるだけのような 部門より
総務省はスマートフォンン端末の“対応バンド”などに関する考え方を示す「移動端末設備の円滑な流通・利用の確保に関するガイドライン」の改正案を公開した。11月5日~12月5日までパブリックコメントを募集する(総務省ケータイ Watch)。

この改正案では、いわゆるスマートフォン端末のバンド縛りやバンドロックと言われる「端末の対応周波数帯の制限」に関して言及。この制限に関して改正案では、事業者が端末を調達する際に、当該端末のメーカーに対して周波数帯の制限などの機能の制限を求めることは、「利用者の利便を損なう可能性がある」と記載。

事業者がユーザーへスマートフォン端末などを販売する際、その端末を利用した場合の、携帯電話事業者ごとの通話・データ通信の利用可否を説明する必要があるなどの項目が加えられた。また持込まれた端末が、自社に割り当て周波数帯のうち、最も人口カバー率が高い周波数帯に対応していない場合、自社の通信サービスが利用できる区域を示した日本地図などを示す必要があるとしている( 「移動端末設備の円滑な流通・利用の確保に関するガイドライン」[PDF])。
16059535 story
携帯通信

KDDI7月の通信障害以降、幹部以上は全員デュアルSIM。社長は今はauとドコモ 58

ストーリー by nagazou
セーフティ 部門より
KDDIは2日に2022年度上期(2023年3月期上期)の業績を発表した。連結売上高は前期比4.4%増の2兆7408億円を記録。その一方で連結営業利益は、通信障害への対応などの影響によりて前期比2.5%減の5585億円となったという。ケータイ Watchの記事では発表後の高橋誠代表取締役社長らによる質疑応答がおこなわれている(ケータイ Watch)。

質疑応答での主な話題はやはり通信障害に関するものだが、その中で7月の大規模障害が発生して以降、緊急時の連絡が取りやすいように幹部以上は完全にデュアルSIM化しているほか、スマートウォッチを2台つけて、24時間365日寝る間もずっとアラームが来るように設定したという。高橋氏はデュアルSIMにはauに加えてドコモのものを入れているとしている。

また緊急時のローミングの導入に関しては、代替性の確保は先の通信障害で本当に実感したとして、積極的に参加して実現を目指す立場だとしている。また先日話題となった呼び返しについても導入検討しているが、コア(ネットワーク)側の変更が必要であるため時間を要するとしている。また一つのキャリアのコアネットワークに障害が起きたときに、すべてのトラフィックが、救済事業者側に行くと、そちらのトラフィックが耐えられなくなる問題についても解決していく必要があると話している。
15889801 story
ノートPC

Chromebook 出荷台数、2022 年第 3 四半期も大幅な減少が続く 58

ストーリー by headless
減少 部門より
IDC の推計によると、2022 年第 3 四半期のタブレット出荷台数は前年同四半期から 380 万台減 (-8.8 %) の 3,860 万台、Chromebook 出荷台数は 230 万台減 (-34.4 %) の 430 万台となったそうだ (プレスリリース)。

COVID-19 パンデミックによる需要増で 2020 年 ~ 2021 年にかけて大きく成長したタブレットと Chromebook だが、昨年第 3 四半期以降は減少傾向となっている。タブレットは Chromebook ほど伸びが大きくなかった分減少幅も小さく、2022 年第 2 四半期はわずかに増加していた。ただし、今回のプレスリリースには 5 四半期連続減少と記載されており、前回の発表後に変動があったようだ。一方、Chromebook は第 1 四半期の 61.9 % 減や第 2 四半期の 51.4 % 減と比べると小幅な減少に見えるが、昨年の第3四半期が大幅減の始まりだったためだ。IDC によれば、市場は需要の鈍化だけでなくマクロ経済的な逆風もあり、買い手はローエンド製品に興味を示しているそうだ。タブレットはパンデミック以降ユースケースが増加しているが、Chromebook はプラットフォームの制約だけでなく、大手PCメーカーが Windows PC を優先するという問題も抱えているという。

第 3 四半期のタブレット出荷台数をベンダー別にみると、1 位のApple (1,450 万台、-1.1 %) から 4 位の Lenovo (270 万台、-36.6 %)までが減少しており、特に Lenovo の減少幅が大きい。2 位の Samsung (710 万台、-4.0 %) と 3 位の Amazon.com (430 万台、-8.1 %) はいずれも 1 桁減にとどまり、順位の変動はみられない。トップ 5 で増加したのは 5 位の Huawei (240 万台、+2.0 %) のみ。6 位以下の合計は 760 万台 (-15.3 %) となっている。Realme や Xiaomi、OPPO といった中国のベンダーはローエンド需要が高い新興市場で競争を激化させており、Huawei などは経済制裁下のロシア市場で好調だという。それでも主要タブレットベンダーの減少を補うには至らないとのこと。

Chromebook 出荷台数でも Lenovo (70 万台、-54.8 %) の減少幅が大きく、昨年同四半期の 1 位から 4 位まで後退している。これに伴って Acer (100 万台、-23.8 %) と Dell (90 万台、-19.9 %)、HP (80 万台、-26.8 %) がそれぞれ 1 ランク上昇して 1 位 ~ 3 位となっているが、いずれも 2 桁減と減少幅は大きい。5 位の Samsung は 30 万台 (-37.1 %)、6 位以下の合計は 50 万台 (-41.4 %) となっている。
15843970 story
携帯電話

スマートフォンのハプティックフィードバック、重視する?無効化する? 25

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触覚 部門より
Android Police がスマートフォンのハプティック (触覚) フィードバックを重視するかどうか人気投票を行っているが、重視する人の方が多いようだ (Android Police の記事)。

11 月 3 日 11 時 5 分の段階で計 4,250 票が投じられており、ハプティックの性能を特に重視して購入条件にしている人は 25 % (1082 票)、購入条件にまではしないものの役に立つと思う人が 44 % (1,882 票) と、肯定派が多数を占める。一方、ハプティックの品質を気にしないという人は 8 % (335 票) なのに対し、品質を気にしないだけでなく可能な限り無効化するという人は 21 % (908 票) にのぼる。その他 (コメントで説明) は 2 % (43 票) だが、それらしいコメントは見当たらなかった。

ハプティックを重視するかどうかは、これまでに使用した端末のハプティック品質にもよるだろう。個人的には端末が振動するだけとしか感じられないので無効にしており、新しい端末で最初に設定することの一つにもなっている。スラドの皆さんはいかがだろうか。
15837951 story
携帯電話

2022年第3四半期のスマートフォン出荷台数は9.7%減の3億190万台、5四半期連続の減少に 17

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連続 部門より
IDC の推計によると、2022 年第 3 四半期のスマートフォン出荷台数は 9.7 % 減 (3,230 万台減) の 3 億 190 万台となり、5 四半期連続の減少となった (プレスリリース)。

今回の減少は新興市場における需要の欠如や、コスト上昇、インフレによる消費者の可処分所得減少が大きく影響したという。OEM の出荷と注文は在庫を減らすために削減され、トップ 5 で唯一増加した Apple を含めてすべてのベンダーが影響を受けたとのこと。

第 3 四半期のスマートフォン出荷台数をベンダー別にみると、最も減少幅が大きかったのは 4 位タイの vivo (2,590 万台) と OPPO(2,580万台)で、いずれも740万台減。1位のSamsung(6,400万台)は550万台減(7.8%減)、3位のXiaomi(4,050万台)は380万台減(8.6%減)と1桁減にとどまった。唯一増加したApple(5,190万台)も80万台増(1.6%増)であり、20.8 % 増加した昨年同四半期とは比較にならない。
15835702 story
地震

キャリア間ローミング検討会、警察・消防・海保は非常時の「呼び返し機能は不可欠」 29

ストーリー by nagazou
課題 部門より
ケータイ Watchの記事によれば、総務省が25日に開催した会合では、通信障害時などのキャリア間ローミングについて議論されたという。議論の対象となったのは、緊急通報の対象となる警察庁と消防庁、海上保安庁の担当者から、緊急通報のしくみと「SIMなし緊急通報」実現の障壁となっている「呼び返し(コールバック)機能」についての討論があったとされる。呼び返しは、緊急通報を受けた機関から通報してきた人へかけ直せるようにする機能のこと(ケータイ Watch)。

警察庁、消防庁、海上保安庁からは、呼び返しは利用頻度から緊急通報には重要な機能だとし、電話回線にとらわれない緊急通報の仕組みが必要だと説明があったという。加えて警察庁からは、7月のKDDI大規模障害時の110番通報件数も公開された。障害があった7月2日~3日のKDDI基地局からの通報件数は前週比マイナス45.1%なのに対し、ほかの基地局からは同プラス6.9%と増加しており、KDDI回線からの緊急通報ができなかったのは明白だと指摘されたという。

消防庁の担当者からも、KDDI大規模障害時の通報件数の変化が公表された。KDDI回線からの通報件数は平時比で約63%減少。それ以外からはそれぞれ20%以上増加したとし、KDDIからの通報が有意に減っていることが確認されたとの説明があったとしている。
15834525 story
携帯通信

MNO3社、楽天モバイルが可能と主張するフィルタなしでの技術検証の結果を公開 39

ストーリー by nagazou
駆け引き 部門より
総務省は21日、携帯電話用周波数の再割当て関連のタスクフォースを開催した。再割当てをめぐっては、楽天モバイルと3社との間で意見が割れているが、楽天モバイルから提案のあった他社の影響を軽減して通信品質を保つ「フィルター」は不要と主張することに関して、フィルターの効果を各社が実証実験した結果が発表された(ケータイ Watch)。

詳細に関しては元記事を見ていただきたいが、NTTドコモの検証結果ではフィルターがない場合、妨害波電力が-41dBm以上になるとスループットが低下、フィルターがある場合はスループットは低下しなかったとしている。

KDDIでも全体では、フィルターの効果により妨害波への耐性が2.5~3dB向上。ユーザー全体の影響としては最大で1800万人の通信品質に影響するとしてフィルターの必要性を訴えた。ソフトバンクが900MHz帯で実施した検証でも、フィルターなしの場合にスループットが低下したとして、フィルターの効果はあると主張している。
15833453 story
テクノロジー

IIJ、複数キャリアのプロファイルを保持し端末から切り替えられる物理SIMを開発 13

ストーリー by nagazou
安心安全 部門より
IIJは25日、1枚のSIMで複数の携帯電話網に接続できる「マルチプロファイルSIM」を開発したと発表した。「マルチプロファイルSIM」では、1枚のSIMカードのなかに、IIJと別の通信事業者のプロファイルを持つことができる。これを使えば携帯電話の利用者が任意のタイミングで携帯電話網を切り替えて利用できる。災害時のようなキャリア側のSIMカード情報を管理するデータベースが正常に動作しなくなるような障害が発生した場合やeSIMを使用できないような産業用IoT機器などへの利用が期待できるという。同社は今後、この開発品を使ってパートナー企業との概念実証(PoC)を実施するとしている(IIJケータイ Watch日経クロステック)。
15831695 story
ノートPC

なぜPCの内蔵ウェブカメラは出来が悪いか 106

ストーリー by nagazou
スマホみたいに高額化しちゃうからなあ 部門より
コロナ禍によりZoom、Teams、WebExなどのWebツールが家族、友人、同僚と連絡を取り合うために使用されるようになったが、大手メーカーも含めPCに標準で採用されているWebカメラは、多くの場合あまり品質の良くないものが使われている。この理由についてLenovoはWebカメラ付きのPCの多くはラップトップモデルだが、大半の製品は薄型モデルであり、このために高性能なWebカメラを設置するスペースが存在しないこと。また価格への影響もあるとするコメントをイベントでおこなったそうだ(The Register)。
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ノートPC

ロシア人、動員逃れのため森でプログラミング生活 52

ストーリー by nagazou
すげえ 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

こんなところでプログラミングした、というのは定番のネタの一つだが、ロシアで動員が始まった際に国外退去の準備ができていなかったIT技術者が、森に逃げ込んでテント暮らしをしながら、自前の通信回線で仕事を続けているという(Telegram)。

リュックサックを下敷きにしたノートPCのパームレストをマウスパッド代わりにして、USBキーボードをつないでいる写真がUPされている。木を加工してつくった椅子もあるようだ(屋外用)。食料はこっそり妻がYandex Eatsしているらしい。どうせなら、これで運んでほしい。

投稿者はすでに1か月ほど森の中で仕事をしているとのこと。

15831183 story
インターネット

モバイルブロードバンドのカバー率、世界人口の95%に達する 31

ストーリー by headless
増加 部門より
GSMA の調べによると、モバイルブロードバンドのカバー率は 2021 年末の時点で世界人口の 95 % に達したそうだ (GSMA の報告書: PDFNeowin の記事)。

逆に言えば 5 % (4 億人) がモバイルブロードバンドを利用できない場所に住んでいるということになり、2018 年から 2021 年で 1 ポイントしか減少していないという。2021 年末の時点でモバイルインターネットを使用する人の数は全世界で 43 億人。2020 年末から 3 億人増加している。

一方、モバイルブロードバンドネットワークの利用可能な場所に住みながら利用していない人は 32 億人で、2019 年の 45 % から 2021 年には 40 % まで減少しているとのこと。最もカバー率の低いサハラ以南のアフリカでは 2020 年の 81 % から 2021 年には 83 % まで増加しており、利用者は 20 % から 22 % まで増加したが、利用可能だが利用していない人の割合は 61 % から動いていない。

モバイルネットワーク接続はすべての地域で 3G/4G/5G スマートフォンがベーシックフォン・フィーチャーフォンを上回っており、ユーザーごとの月間モバイルデータトラフィックは 2020 年の 6.2 GB から 2021 年には 8.2 GB まで増加しているとのことだ。
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アレゲは一日にしてならず -- アレゲ見習い

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