
フランス民間航空総局、第5世代端末が航空機の高度計に干渉するリスクを指摘 17
干渉 部門より
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すまほん!!の記事によれば、携帯電話キャリアにSoftBankを選択している場合、SIMカードはiPhoneを買ったらiPhoneでしか使えず、Android端末を買ったらSoftBankのAndroid端末でしか使えないというIMEIロックがかけられている(すまほん!! )。
同じSoftBank扱いのiPhoneであってもAndroidにSIMを差し替える場合、異なる専用SIMカードが必要なため、端末に差し替える度に手数料3000円(税別)が発生することになる。はてなの記事によれば、この制約によりSoftBankではSIMが20種類ほどあるという(はてな)。
これに対してSIMロックやキャリア間のMNP転出手数料などを問題点として指摘していた総務省はどう考えているのか。point2000さんのツイートがそのあたりを考察している(point2000さんのツイート)。総務省の「モバイルサービスの提供条件・端末に関するガイドラインについての意見募集に対して寄せられた意見及び総務省の考え方[PDF]」によれば、
なお、ソフトバンクは、利用者がSIMロックを解除した持込端末を利用する場合に対応するSIMカードを発行しており、これにより当該端末を利用できるものと承知している。
としており、IMEIロックの存在は認識しつつも、これによって生じる単体契約用のSIMカードの入手性の悪さや機種乗り換え時における手数料問題は特に問題視していないとも取れる内容だとpoint2000さんは指摘している。ただ総務省は物理SIMを使わず、乗り換えの容易なeSIMの導入を促す施策もとっており、eSIMの導入が進めばIMEIロック問題は自然に解決すると考えている可能性もある。
渋谷区で高齢者にスマートフォンを無償貸与する実証実験が実施される(ITmedia NEWSの記事、 読売新聞オンラインの記事、 毎日新聞の記事)。
区内在住のスマートフォンを所有していない65歳以上が対象で、3,000台程度。通信料も区が負担する(20GB以上?の定額制を想定しているようだ)。通話料はちょっと微妙(編注: 読売と毎日は区が負担、ITmediaは検討中としている)。期間は2年間で、スマートフォンの使い方を説明する講習会や個別オンライン相談も想定する。渋谷区防災アプリや健康づくりに役立つアプリをあらかじめインストールし、キャッシュレス決済や区の各種オンライン申請も利用可能にする。実証実験なので、何が有効か色々な実験が行われるのだろう。
Xiaomiは1月29日、充電器から数メートルの距離で無線充電が可能になるという「Mi Air Charge Technology」を発表した(プレスリリース、 Mac Rumorsの記事、 Android Policeの記事、 動画)。
Mi Air Chargeの充電器は5基の位相干渉アンテナでスマートフォンの位置を正確に検出し、144基のアンテナで構成される位相制御アレイがミリ波のビームをスマートフォンに送る仕組みだ。スマートフォン側は小型化したアンテナアレイを搭載しており、ビーコンアンテナが低消費電力で充電器に位置を知らせ、14基のアンテナで構成される受信アンテナアレイがミリ波のビームを電力に変換する。これにより、部屋に入るだけで充電できるというSF的充電体験を現実のものにしたとのこと。
現在のところMi Air Chargeの充電性能はスマートフォン1台当たり5W、複数台の同時充電も可能だという。なお、この充電器はかなり大きいようだ。具体的な大きさは書かれていないが、動画を見る限り高さはソファの肘掛よりも高く、横幅はソファの奥行きの半分ぐらいあり、充電器とは思えない大きさだ。
Lenovoもこれに前後して、2台のMotorola EdgeをQiベースの充電器からそれぞれ100cm/80cm離れた位置に置いて同時に充電する、というデモ動画をWeiboで公開している。Xiaomiの動画では室内を歩き回る人が手に持ったスマートフォンを追尾して充電ビームが送られるようなイメージになっているが、こちらは安全に配慮して充電器の前に手をかざすと充電が止まるようになっている(LenovoのWeibo投稿、 Neowinの記事、 Slashgearの記事)。
XiaomiやLenovo以外の企業も遠隔無線充電技術を開発しているが、いずれもすぐに製品化されるという感じではなさそうだ。スラドの皆さんは遠隔無線充電技術を利用したいだろうか。
ワイモバイルのPHSサービスが、テレメタリングプランを除いて1月31日で終了する(PHSのサービス終了のご案内)。
元々は昨年7月31日に終了する予定であったが、COVID-19の影響でPHSから携帯電話への移行手続きが難しい状況になったことで半年間延期されていた。これで、1995年にサービスが始まった日本国内のPHSは一般向けのサービスが全て終了する。
一方、あるAnonymous Coward 曰く、
Y!mobileのPHS25年史によると、1995年7月にサービスを開始すると低料金が受けて若者を中心に大ヒット。その後は携帯電話との競争に押され、時折盛り返したもののサービス終了となった。サービス開始から今日まで、Pメール、DataScope(京セラ製の多機能端末)、Airエッジつなぎ放題(定額制インターネットの先駆け)、「AH-K3001V」(京セラ製端末、「京ぽん」の愛称で親しまれた)、ウィルコム定額プラン(定額通話サービスの先駆け)、だれとでも定額(他社携帯電話との定額通話サービスの先駆け)、もう一台無料キャンペーンなど、業界初を含め意欲的な技術、サービス、製品を提供してきた。
個人的には、現在の携帯電話すら上回る音質の良さや低価格での通話、SMS、メールの定額サービスが魅力で、ぎりぎりまで使い続けた。「京ぽん」も気に入って長く使った。
停波まで使い続ける方はいるだろうか(もしいたら停波の瞬間をレポートしてほしい)。皆様のPHSの思い出やエピソード、気に入った製品やサービスは何だっただろうか。移行後はどの会社や製品にした(する)だろうか。
アレゲは一日にしてならず -- アレゲ見習い