中国で公共交通機関利用時に新型コロナウイルス感染者と接触したかどうか確認できるWebアプリが公開 39
接触 部門より
このアプリは中国電子科技集団(CETC)と中国政府機関がビッグデータによるアウトブレイク対策チームを組んで開発したもので、「インターネット+監視管理」システムに依存する。感染者との接触の有無を確認するにはユーザーIDとなる電話番号とパスワードを登録し、名前と身分証番号を入力すればいい。接触状況によって医療機関で検査を受けるべき、外出は避けるべき、といったアドバイスが表示されるようだ。
電話番号1件当たり3人までの接触状況を1日各1回確認できるが、対象となる3人は固定となり、日によって確認対象を変更することはできない。アプリ自体は8日から公開されていたが、大々的な宣伝は11日まで行われていなかったという。アプリは公式サイトから直接利用するほか、Huawei/Xiaomi/OPPO/Vivoの公式モバイルアプリやAlipay/WeChatといったモバイルアプリ内からのアクセスも可能になっているとのことだ。