>San Diego Union Tribuneによると この記事 [sandiegouniontribune.com]ですかね。 この新聞社および当該記事の信用度はよくわかりませんが、ストーリーからリンクされているQualcommの決算報告書だと、
Estimated revenues of approximately $1.8 billion related to amounts due from Huawei under the settlement agreement (which are incremental to amounts previously paid under two interim agreements) and estimated amounts due for the March 2020 and June 2020 quarters under the new global patent license agreement. This amount will be excluded from our Non-GAAP results.
やっすー (スコア:0, 興味深い)
Huaweiの2019年度のスマホの販売台数が約2.4億台らしいので、2017,2018,2019の累計がざっくり6億台と考えたら、1台あたり$3しか払っていない計算になりますが・・・。
Huaweiがスマホ以外も手広く通信モジュールを作っている事を考えると、意外過ぎて、Qualcommの経営陣が株主に訴訟起こされかねない気がするけど、4Gの時点でそんなにHuaweiiがクロスライセンスのカウンター特許持っていたんですかね。
Re: (スコア:2, すばらしい洞察)
>2017,2018,2019の累計がざっくり6億台
San Diego Union Tribuneによると18億ドルというのは2019年と2020年1-6月分のライセンス使用料とのこと。
今回の契約締結でQualcommは年10億ドルのライセンス収益が増加し、1株当たり70セントとなるので市場からは好感されてるそうです。
あと今回の契約は非公開なので詳細は分かりませんが、FRANDライセンスではなさそう。
標準必須特許周辺の重要な特許なんでしょう(標準規格で稼ぐ際の常とう手段)。
# AppleがQualcommに対して支払ってるライセンス料はiphone1台当たり7ドルらしいので3ドルにしてもすごい安いわけでもないような。
Re: (スコア:0)
>San Diego Union Tribuneによると
この記事 [sandiegouniontribune.com]ですかね。
この新聞社および当該記事の信用度はよくわかりませんが、ストーリーからリンクされているQualcommの決算報告書だと、
Re: (スコア:0)
> Appleの支払いが7ドルらしいというのがどこからきている情報かはよくわかりませんが
合意の額が50-60億ドル(正確には47億ドルとも)と言われているので。
ちなみに以下だと8-9ドルとなってますね。
アップル、対クアルコム和解で50~60億ドルの支払い。さらにiPhone1台当たり8~9ドルのライセンス料
https://japanese.engadget.com/jp-2019-04-18-50-60-iphone1-8-9.html [engadget.com]
>クアルコムの技術を搭載したスマートフォンを300ドルで購入すれば、そのうち15ドルが同社の懐に入ることになる。
> [wired.jp]というのが、Qualcommライセンスの相場と言われているものなので、1/3以下の価格ですむなら相当なディスカウントですよね。
それ2016年以前の話。
2017年末の5Gでこんな感じ。
Re:やっすー (スコア:0)
>それ2016年以前の話。
>2017年末の5Gでこんな感じ。
なるほど。基本的なライセンス料がだいぶお安くなった(35%値引き)のはわかりました。
でも、Huaweiの端末の平均価格が$300位だとすると、スマートフォンだと$9.75がQualcomm側のライセンス費期待値ってことになりますよね?
Appleは主力のXシリーズが余裕でキャップ価格を超えているので、タイトル通りの$16.25/台に対して、Qualcommのチップを使っているのに$8~9払うのに対して、Huaweiはさらにその半額以下でライセンスという事ですね。
># 標準規格のパテントプール間のライセンス料って標準必須特許の保有数決まりますが
># この二社の保有数は拮抗してるので結構払ったなあという印象。
># たぶん今の情勢が関係してると思う。
まあ、この金額差を説明いうるのは、そのあたりしかないんでしょうね。