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10年以上前に、初代W-ZERO3でWindows Mobileを使っていました。
ホンモノのインターネット端末を持ち歩けるというイノベーションは実感していましたが、あまりに問題がありすぎて、スマホが普及するとは全く思っていませんでした。
だからiPhoneやAndroidが出てきた時も、こんなケッタイな代物がキャズムを超えられるとは全く思えず、自分はずっとW-ZERO3+ガラケーでしたわ。
当時のWindows Mobileで自分が問題だと感じていたのは下記の通り。
・インターネットに接続するために、いちいちダイヤルアップしないといけない。モデム時代に逆戻りかよ。・アプリを入れるのが難しい。標準で入っているアプリだけでは話にならないので、いろいろダウンロードして入れようとするが、どれが動くのかさっぱりわからなかった。・インタフェイスはWindowsっぽくてパソコンに慣れているとわかりやすいが、ボタンなんかのウィジェットが小さすぎて操作にはスタイラスペンが必須。片手では操作できない。
これがiPhoneでは見事な手法で全て解決されていた。
> インターネットに接続するために、いちいちダイヤルアップしないといけない。モデム時代に逆戻りかよ。
それは、Windows Mobile の問題じゃなくてZERO3シリーズ固有の問題スマートフォン版の Windows Mobileもあって、それらは電話と統合されてて、HTCやそのOEMとかで、実績もあったのに、あえて電話と分離してるPDA版つかったのが悪い。
zero3 は WMに PHS が OS レベルで統合できなかったので、仕方なくモデムとして実装したと聞いたが。自分は東芝機のWM機を使ってた
Willcom の W-ZERO3 の場合は W-SIM そのものが AT コマンドを聞くモデムだから。
SIM 自体にモデムを内蔵した狙いは、通信部分と端末を切り離すことによる端末開発コストの低減とか言っていた。Wi-Fi や Bluetooth をオンボードで内蔵せず、単に PHS 端末として使うだけなら端末側で技適を取らなくて良いから IoT なんかも狙っていたのかもしれない。
が、W-ZERO3 では逆に足かせになって Windows Mobile の機能が使えない事態に。特に、電話アプリが Windows Mobile 付属の電話アプリでない独自実装アプリだったことは衝撃的。
携帯無線部とアプリケーションCPUがATコマンドで対話するってのはそれほどトンチキ設計でもなくて、Androidも機種によりますがそんなもんです。世界初のAndroid端末だったT-mobile G1の発売(2008/10/22)より一年近くも早く2007/12/06には「WILLCOMコアモジュールフォーラム、AndroidでW-SIMの通話デモ [impress.co.jp]」なんてのが出てくるくらいには、スマートフォンOSから見るモデムとしてのWILLCOM PHS/W-SIMは当時のGSM無線と似ていました。
# この時間軸を見ると、WILLCOMの凋落が始まる前にWS004SHベースのAndroid端末で地位を築けたはずという気もしてきてしまうけど
ああそれで電話アプリの反応が遅かったのか。電話機なのに着信電話が取れない(アプリがフリーズ)する事態が頻発して困惑してた。
あれってなんでGSMとWILLCOM PHSの変換レイヤーみたいなのを作り込まなかったんですかね?
通話と通信が同時にできないPHSの仕様が原因のような気がする。
実は、通話中のデータ通信ができないのはGSMも同じなんですよ。
CM-G100 [impress.co.jp]のこと?
持ってた(もちろんHybrid Zero3も)けど一度も使わずに終わったなぁ。
出ましたねW-SIMと物理形状互換のくせに灰鰤専用の子……懐かしい……
PHSだから統合できないんだろなとは思ってたけどdenwa.exeはダサかったよなぁその前に東芝のGenio e550とNECのCFピッチでもスマホの真似事ができたんだけどこれもまたダサいアプリ動かしてないとダメでどうにも纏まりに欠けてすぐに使わなくなっちゃった
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物事のやり方は一つではない -- Perlな人
Windows Mobileは話にならなかった (スコア:1)
10年以上前に、初代W-ZERO3でWindows Mobileを使っていました。
ホンモノのインターネット端末を持ち歩けるというイノベーションは実感していましたが、あまりに問題がありすぎて、スマホが普及するとは全く思っていませんでした。
だからiPhoneやAndroidが出てきた時も、こんなケッタイな代物がキャズムを超えられるとは全く思えず、自分はずっとW-ZERO3+ガラケーでしたわ。
当時のWindows Mobileで自分が問題だと感じていたのは下記の通り。
・インターネットに接続するために、いちいちダイヤルアップしないといけない。モデム時代に逆戻りかよ。
・アプリを入れるのが難しい。標準で入っているアプリだけでは話にならないので、いろいろダウンロードして入れようとするが、どれが動くのかさっぱりわからなかった。
・インタフェイスはWindowsっぽくてパソコンに慣れているとわかりやすいが、ボタンなんかのウィジェットが小さすぎて操作にはスタイラスペンが必須。片手では操作できない。
これがiPhoneでは見事な手法で全て解決されていた。
Re:Windows Mobileは話にならなかった (スコア:1)
> インターネットに接続するために、いちいちダイヤルアップしないといけない。モデム時代に逆戻りかよ。
それは、Windows Mobile の問題じゃなくてZERO3シリーズ固有の問題
スマートフォン版の Windows Mobileもあって、それらは電話と統合されてて、HTCやそのOEMとかで、実績もあったのに、あえて電話と分離してるPDA版つかったのが悪い。
Re: (スコア:0)
zero3 は WMに PHS が OS レベルで統合できなかったので、仕方なくモデムとして実装したと聞いたが。
自分は東芝機のWM機を使ってた
Re:Windows Mobileは話にならなかった (スコア:3, 参考になる)
Willcom の W-ZERO3 の場合は W-SIM そのものが AT コマンドを聞くモデムだから。
SIM 自体にモデムを内蔵した狙いは、通信部分と端末を切り離すことによる端末開発コストの低減とか言っていた。
Wi-Fi や Bluetooth をオンボードで内蔵せず、単に PHS 端末として使うだけなら端末側で技適を取らなくて良いから IoT なんかも狙っていたのかもしれない。
が、W-ZERO3 では逆に足かせになって Windows Mobile の機能が使えない事態に。
特に、電話アプリが Windows Mobile 付属の電話アプリでない独自実装アプリだったことは衝撃的。
Re:Windows Mobileは話にならなかった (スコア:2)
携帯無線部とアプリケーションCPUがATコマンドで対話するってのはそれほどトンチキ設計でもなくて、Androidも機種によりますがそんなもんです。世界初のAndroid端末だったT-mobile G1の発売(2008/10/22)より一年近くも早く2007/12/06には「WILLCOMコアモジュールフォーラム、AndroidでW-SIMの通話デモ [impress.co.jp]」なんてのが出てくるくらいには、スマートフォンOSから見るモデムとしてのWILLCOM PHS/W-SIMは当時のGSM無線と似ていました。
# この時間軸を見ると、WILLCOMの凋落が始まる前にWS004SHベースのAndroid端末で地位を築けたはずという気もしてきてしまうけど
Re: (スコア:0)
ああそれで電話アプリの反応が遅かったのか。
電話機なのに着信電話が取れない(アプリがフリーズ)する事態が頻発して困惑してた。
Re:Windows Mobileは話にならなかった (スコア:2)
あれってなんでGSMとWILLCOM PHSの変換レイヤーみたいなのを作り込まなかったんですかね?
Re: (スコア:0)
通話と通信が同時にできないPHSの仕様が原因のような気がする。
Re:Windows Mobileは話にならなかった (スコア:2)
実は、通話中のデータ通信ができないのはGSMも同じなんですよ。
Re: (スコア:0)
CM-G100 [impress.co.jp]のこと?
持ってた(もちろんHybrid Zero3も)けど一度も使わずに終わったなぁ。
Re:Windows Mobileは話にならなかった (スコア:2)
出ましたねW-SIMと物理形状互換のくせに灰鰤専用の子……懐かしい……
Re: (スコア:0)
PHSだから統合できないんだろなとは思ってたけどdenwa.exeはダサかったよなぁ
その前に東芝のGenio e550とNECのCFピッチでもスマホの真似事ができたんだけど
これもまたダサいアプリ動かしてないとダメでどうにも纏まりに欠けてすぐに使わなくなっちゃった