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GINAZINEの記事 [gigazine.net]、
音声をデータに変換する従来型のアナログ・デジタル変換器の代わりに、マイクやスピーカーの振動を利用してデータ化するシステムを採用しているとのこと。
HOTHARDWAREの
The phone ditches the traditional analog-to-digital converter, [hothardware.com] which turns your voice into data, in favor of a system that uses the vibrations from a microphone or speaker to perform the same task.
の訳らしいのだが、「マイクやスピーカーの振動を利用してデータ化するシステム」って何のことだろう?
何より論文 [washington.edu]には、
We digitize the output of the microphone with 8-bit internal analog to digital converter (ADC
論文のA/Dコンバータ使用例は従来のデジタル的アプローチの説明となっています。
このトランシーバー(既存のセルフォンとは全く互換がないのでトランシーバーと書きます)はコンデンサマイクとFETを用いてLC回路をON/OFFして駆動するという、滅茶苦茶アナログな仕組みです。誘導でLC回路に蓄えられたエネルギーを送信に使っているということだと思います。つまり受信回路がゲルマラジオなのと同様、送信回路にも電源はありません。MCUはアンテナの接続を受信回路と送信回路で高速に切り替えて疑似的に全二重に見せかけるスイッチング動作と、(パッド操作など)デジタルデータの送受信などに使っているようです。
LC回路はインピーダンスマッチングに使ってるだけで、送受信とも純アナログです。ちなみに、会話の送受信は同時には出来ず、PTTで切り替えると云う正にトランシーバーな仕組みです。で、基地局への送信ですが、レーダーの応用でトランシーバーからの反射を検出するみたいです。で、反射波がコンデンサマイクで変調されるんでアナログデータが送れると。なんか、高度なのか原始的なのか判断に苦しみます。ちなみに、基地局は1Wだそうで、これで通話範囲が10m程度じゃ何だろうかな?と云う感じ。
マイコンが入ってるんで、時分割で色々切り替える事は出来るだろうけど、ゲルマラジオの出力が低下するから、出力も上げる必要があるかなと。
訂正よく考えたら受信がAMアナログ音声なのに対し、送信は1bit量子化のデジタルだ。トランシーバーではなく、ハンドセットですね。
> 送信は1bit量子化のデジタルだ。
いやこれもアナログでいいのでは?情報はパルス幅にアナログ的に乗っているんだよね。
うーん、そうか。パルス幅変調的な動作になるのか。
バッテリーなしの場合の図を見ると、送信時はRFIDと同じく、ロードスイッチで反射波を送信するわけですよね?受信した電力以上で送信できないわけで、とても通信距離が短そう。というか、送信側の電力はいらないけど、送信のためには受信側から電波=電力供給してもらう必要がある。
受信時にしたって、受け取った電力分でスピーカーを駆動するしかない。人間に聞こえるぐらいの音量を実現するには、送信側からそれなりの電力の電波を出してもらう必要がある。
結局の所、送信時・受信時共に相手側に電力を頼ることになるので、既存のRFIDとかワイヤレス電力送信と何が違うのかよく分からないな。
> 人間に聞こえるぐらいの音量を実現するには、送信側からそれなりの電力の電波を出してもらう必要がある。
つまり1km先に聞こえるくらいの声で叫ぶとこの回路が500m先の受信側に伝えてくれるんだね!
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犯人はmoriwaka -- Anonymous Coward
何を言っているのか意味不明だ (スコア:0)
GINAZINEの記事 [gigazine.net]、
音声をデータに変換する従来型のアナログ・デジタル変換器の代わりに、
マイクやスピーカーの振動を利用してデータ化するシステムを採用しているとのこと。
HOTHARDWAREの
The phone ditches the traditional analog-to-digital converter, [hothardware.com]
which turns your voice into data, in favor of a system that uses the vibrations
from a microphone or speaker to perform the same task.
の訳らしいのだが、「マイクやスピーカーの振動を利用してデータ化するシステム」って何のことだろう?
何より論文 [washington.edu]には、
We digitize the output of the microphone with 8-bit internal analog to digital converter (ADC
Re:何を言っているのか意味不明だ (スコア:4, 参考になる)
論文のA/Dコンバータ使用例は従来のデジタル的アプローチの説明となっています。
このトランシーバー(既存のセルフォンとは全く互換がないのでトランシーバーと書きます)は
コンデンサマイクとFETを用いてLC回路をON/OFFして駆動するという、滅茶苦茶アナログな仕組みです。
誘導でLC回路に蓄えられたエネルギーを送信に使っているということだと思います。
つまり受信回路がゲルマラジオなのと同様、送信回路にも電源はありません。
MCUはアンテナの接続を受信回路と送信回路で高速に切り替えて疑似的に全二重に見せかけるスイッチング動作と、
(パッド操作など)デジタルデータの送受信などに使っているようです。
Re:何を言っているのか意味不明だ (スコア:3, 参考になる)
LC回路はインピーダンスマッチングに使ってるだけで、送受信とも純アナログです。
ちなみに、会話の送受信は同時には出来ず、PTTで切り替えると云う正にトランシーバーな仕組みです。
で、基地局への送信ですが、レーダーの応用でトランシーバーからの反射を検出するみたいです。で、反射波がコンデンサマイクで変調されるんでアナログデータが送れると。
なんか、高度なのか原始的なのか判断に苦しみます。
ちなみに、基地局は1Wだそうで、これで通話範囲が10m程度じゃ何だろうかな?と云う感じ。
マイコンが入ってるんで、時分割で色々切り替える事は出来るだろうけど、ゲルマラジオの出力が低下するから、出力も上げる必要があるかなと。
-- Buy It When You Found It --
Re:何を言っているのか意味不明だ (スコア:1)
訂正
よく考えたら受信がAMアナログ音声なのに対し、送信は1bit量子化のデジタルだ。
トランシーバーではなく、ハンドセットですね。
Re: (スコア:0)
> 送信は1bit量子化のデジタルだ。
いやこれもアナログでいいのでは?情報はパルス幅にアナログ的に乗っているんだよね。
Re:何を言っているのか意味不明だ (スコア:1)
うーん、そうか。パルス幅変調的な動作になるのか。
Re: (スコア:0)
バッテリーなしの場合の図を見ると、送信時はRFIDと同じく、ロードスイッチで反射波を送信するわけですよね?
受信した電力以上で送信できないわけで、とても通信距離が短そう。
というか、送信側の電力はいらないけど、送信のためには受信側から電波=電力供給してもらう必要がある。
受信時にしたって、受け取った電力分でスピーカーを駆動するしかない。
人間に聞こえるぐらいの音量を実現するには、送信側からそれなりの電力の電波を出してもらう必要がある。
結局の所、送信時・受信時共に相手側に電力を頼ることになるので、既存のRFIDとかワイヤレス電力送信と何が違うのかよく分からないな。
Re: (スコア:0)
> 人間に聞こえるぐらいの音量を実現するには、送信側からそれなりの電力の電波を出してもらう必要がある。
つまり1km先に聞こえるくらいの声で叫ぶと
この回路が500m先の受信側に伝えてくれるんだね!