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リチウムイオン電池に関しては日本製とか関係なく発火のような問題を起こしているよなあ。集合住宅に住んでいるのだけど、他人がリコール済みの電池を使っていて発火で死んだり、財産を失ったりしたら、目もあてられないな。リチウムイオン電池って、筋が悪い技術なのか?
>筋が悪い技術なのか?安全性では、現時点では悪い面がありますね。でも、解決に向けて技術開発が行われています。
電池は、電荷を帯びたイオンが電極間を移動することで充放電を行います。ニッカド電池や鉛バッテリーは、このイオンが移動する媒体として水を使っており、やや発火しにくいです。ただ、水を使っているせいで電池一個あたりの電圧を1V程度までにしかできません。2Vとか与えると、電気分解し始めちゃいます。一方、リチウムイオン電池では媒体として有機溶媒を現在は使っています。これは電気分解し始める電圧が水より高いため、電池一個あたりの電圧も3V、4V、5Vと上げることができます。ただ、有機溶媒って可燃性物質なんですよね。このせいで、発火事故が起きやすいです。将来的には、この媒体を燃えにくいものや固体にすることで安全なリチウムイオン電池を作ろうとしています。
余談:鉛電池も、実は発火します。過充電すると水が電気分解し水素が発生するためです。鉛電池によっては発生した水素を酸化して水に戻す触媒が入っているのですが、それでも多量に発生した場合は対処しきれず電池の外に水素が放出されることがあります。そのため、鉛電池を大量に設置した電池室では火気厳禁だったり水素濃度計が設置されてたりします。
>水を使っているせいで電池一個あたりの電圧を1V程度までにしかできません。
電気化学の勉強を、もういちど、なさった方が良いと思います。
水は、1.23V以上の電圧があれば電気分解しますが、これ以下の電圧で充電している2次電池は見たことがありません。たとえば、鉛蓄電池の電圧は2.1~2.2Vあります。当然、充電次電圧は、これよりも高くなります(2.4V近くまで印加すると記憶しています)
水が電気分解するよりも電池の活物質に「充電」する方が優勢なので水素の発生が少ないだけの話です。だから、充電が進んでくると水素が湧いてくる:実用化されている2次電池には発生した水素を処理する仕掛があります。(水に戻したり吸蔵したり)
水素の発生が原理的に不可避だから規模が大きな施設には,機器故障などでの事故を回避するための規制があります。 消防法施行規則の「蓄電池設備の基準」 [fdma.go.jp]
ドヤ顔で大嘘を自信満々に書いとけば親切な人が釣られてくれるからだろ。
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犯人は巨人ファンでA型で眼鏡をかけている -- あるハッカー
日本製とか関係ないな (スコア:1)
リチウムイオン電池に関しては日本製とか関係なく発火のような問題を起こしているよなあ。
集合住宅に住んでいるのだけど、他人がリコール済みの電池を使っていて発火で死んだり、財産を失ったりしたら、目もあてられないな。
リチウムイオン電池って、筋が悪い技術なのか?
Re:日本製とか関係ないな (スコア:0)
>筋が悪い技術なのか?
安全性では、現時点では悪い面がありますね。でも、解決に向けて技術開発が行われています。
電池は、電荷を帯びたイオンが電極間を移動することで充放電を行います。
ニッカド電池や鉛バッテリーは、このイオンが移動する媒体として水を使っており、やや発火しにくいです。
ただ、水を使っているせいで電池一個あたりの電圧を1V程度までにしかできません。
2Vとか与えると、電気分解し始めちゃいます。
一方、リチウムイオン電池では媒体として有機溶媒を現在は使っています。
これは電気分解し始める電圧が水より高いため、電池一個あたりの電圧も3V、4V、5Vと上げることができます。
ただ、有機溶媒って可燃性物質なんですよね。このせいで、発火事故が起きやすいです。
将来的には、この媒体を燃えにくいものや固体にすることで安全なリチウムイオン電池を作ろうとしています。
余談:鉛電池も、実は発火します。過充電すると水が電気分解し水素が発生するためです。
鉛電池によっては発生した水素を酸化して水に戻す触媒が入っているのですが、それでも多量に発生した場合は
対処しきれず電池の外に水素が放出されることがあります。
そのため、鉛電池を大量に設置した電池室では火気厳禁だったり水素濃度計が設置されてたりします。
なんで嘘を書くのかな? (スコア:1)
>水を使っているせいで電池一個あたりの電圧を1V程度までにしかできません。
電気化学の勉強を、もういちど、なさった方が良いと思います。
水は、1.23V以上の電圧があれば電気分解しますが、これ以下の電圧で充電している2次電池は見たことがありません。
たとえば、鉛蓄電池の電圧は2.1~2.2Vあります。当然、充電次電圧は、これよりも高くなります(2.4V近くまで印加すると記憶しています)
水が電気分解するよりも電池の活物質に「充電」する方が優勢なので水素の発生が少ないだけの話です。
だから、充電が進んでくると水素が湧いてくる:実用化されている2次電池には発生した水素を処理する仕掛があります。(水に戻したり吸蔵したり)
水素の発生が原理的に不可避だから規模が大きな施設には,機器故障などでの事故を回避するための規制があります。 消防法施行規則の「蓄電池設備の基準」 [fdma.go.jp]
notice : I ignore an anonymous contribution.
知らないから教えてと言っても叩かれるだけだが (スコア:1)
ドヤ顔で大嘘を自信満々に書いとけば親切な人が釣られてくれるからだろ。