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DCだと、水で消火するわけにいかないので火災検知→窒息消火(ハロンガス?)作動→空調停止→機器温度上昇→サーバ停止→障害発生
という流れだった、みたいなことをどこかで見た。
排煙のために火災を検知したら空調を止めることが多いですが、データセンタの場合、空調が強力なので、ガスでの消火や酸素の供給を止めるためにも、空調を止めざるを得ません。ガス消火もかなり強力なので、放出時の振動でストレージがやられることがあります。無事だったとしても、空調が止まるとものすごく暑くなるので、サーバは、運がよければシャットダウン、悪ければ熱暴走します。サーバの消費電力と同じくらいの電力を空調でくってるので、空調停止は致命的です。
なので、火災を検知した時点で、火災に規模によらず、そのセンタは大規模障害確定なんですよ。
同一センタ内で、本番系と待機系のロケーションを分ける意味はあまりないです。センタの障害を想定するなら、異なるセンタにサーバを立ててください。
古いセンタだと、実際に火災が発生していなくても、火災の誤検知で同様の障害が発生する可能性があります。年1回運用訓練できる電源系とちがって、火災の運用訓練は机上でしかできないから、この手の障害の影響って、知らない人多いんですよ。
火災シミュレーション関連のイベントに行くと、従来の建築設計屋か研究者ばかりだったんだが、最近コンピュータ屋さんを見かけるのはそのせいか。
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物事のやり方は一つではない -- Perlな人
空調停止→温度上昇→停止 らしい (スコア:3)
DCだと、水で消火するわけにいかないので
火災検知→窒息消火(ハロンガス?)作動→空調停止→機器温度上昇→サーバ停止→障害発生
という流れだった、みたいなことをどこかで見た。
Re: (スコア:1)
排煙のために火災を検知したら空調を止めることが多いですが、データセンタの場合、
空調が強力なので、ガスでの消火や酸素の供給を止めるためにも、空調を止めざるを得ません。
ガス消火もかなり強力なので、放出時の振動でストレージがやられることがあります。
無事だったとしても、空調が止まるとものすごく暑くなるので、サーバは、運がよければ
シャットダウン、悪ければ熱暴走します。サーバの消費電力と同じくらいの電力を空調で
くってるので、空調停止は致命的です。
なので、火災を検知した時点で、火災に規模によらず、そのセンタは大規模障害確定なんですよ。
同一センタ内で、本番系と待機系のロケーションを分ける意味はあまりないです。
センタの障害を想定するなら、異なるセンタにサーバを立ててください。
古いセンタだと、実際に火災が発生していなくても、火災の誤検知で同様の障害が
発生する可能性があります。年1回運用訓練できる電源系とちがって、火災の運用訓練は
机上でしかできないから、この手の障害の影響って、知らない人多いんですよ。
Re:空調停止→温度上昇→停止 らしい (スコア:0)
火災シミュレーション関連のイベントに行くと、従来の建築設計屋か研究者ばかりだったんだが、
最近コンピュータ屋さんを見かけるのはそのせいか。