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> 虹彩認証は生きている人間の目のみで写真などはNGこれが本当なら認証としてはいいのだけど、しょせんはカメラ映像のチェックではないか?写真でダメなら動画では?絶対コピー出来ない証明にはなってないと思うのだけど。
撮影するのは赤外線カメラを使うから、適切な体温が無いとダメじゃないかなー。
虹彩認証の赤外線カメラは、体温で発せられる赤外線を撮っているんではなくて、本体に有る赤外線LEDで目を照らしてその反射を撮っているんですよ。だから体温の有無は関係ありません。 で「動画を表示したらどうなのよ」という話ですが、一般的に携帯端末などに使われている透過型液晶ディスプレイは、外から光を当てても、ほとんど入射光を反射しません。(コピー機にタブレットデバイスを乗せて画面のコピーをとろうと思っても、何も写らない) また、現在、携帯端末の液晶のバックライトに一般的に使われている白色LEDは赤外域ではほとんど光を出していません。(赤のカラーフィルタ
と、長々と書いた後ふとよく読んでみると…
なお日刊SPAの記事によると、虹彩認証は生きている人間の目のみで写真などはNG。つまり植物状態にさえならなければ、勝手にスマホを覗き見られる心配はなさそうだ。
とあり、「日刊SPA [nikkan-spa.jp]」の記事でも
もちろん生きているけど意識がない状態では、虹彩は有効
と書かれていて、別に動いている必要は無いみたいだ。
だからこれは動きを見ているとかいう話ではなくて、生体の瞳を赤外線で撮影した画像と、そもそも可視光の情報しか記録されていない銀塩写真をさらに赤外線で撮影した画像とでは、絵が違ってくるという話なのかも。 モノクロ銀塩写真が、赤外域でもモノクロ写真として見えるのかは知らない。 日食を観察するときに、感光したフィルムを使うという方法があって、モノクロフィルムは赤外線を遮るけど(でもあまり推奨されない)、カラーフィルムは赤外線を通すので絶対使ってはいけない、という話を読んだことがあるので、モノクロ銀塩写真なら赤外域でも明暗を表現できるのかもしれない。 もし見えるなら、瞳の赤外線銀塩写真が撮れれば、それを使って認証をごまかすことが出来るかも。Amazon Kindleなどの電子インクディスプレイを持つデバイスはどうなんだろう。使えるのかな。
ランダムに液晶や赤外線の明るさを変えたりして、それに対する生体反応まで検出すれば、録画された映像に対する対策は十分出来ると思います。
残念ながら、赤外線は人間には「明るさ」として認識されないので、目はいかなる生体反応も起こさないです。 戦争映画などで交戦中に戦艦や潜水艦の照明が赤くなるというシーンを見たことがありませんか。あれは赤い光は明るくしても瞳孔を絞る反応を引き起こさないので、暗闇で敵艦などを見つけやすい状態を保ちつつ、艦内でも作業できるようにするためです。網膜にあって明るさを感知する(そして瞳孔の絞りのコントロールのための「明るさ情報」を提供する)桿体細胞は、赤い光には感度が鈍いため、こういうことが出来るのです。赤外線には全く反応しません。 また、液晶の明るさは、例え最大強度にしたとしても、晴れた日中の外での明るさに比べれば、誤差みたいなものです。液晶の明るさで瞳孔の絞りを変えて、反応をみようとするような手法は、日中の外では使い物にならないでしょう。 そして、なによりも、瞳孔を絞る動作は不快感を与えます。夜中にスマホが鳴って起こされて、画面を見たら明るすぎて目が痛い、というような目に遭ったことがあるかと思います。人によっては目をすぼめたり、閉じたりしてしまい、虹彩の撮影が困難になることもあり得ます。
以上のようなことから、瞳孔の絞りの変化で生体かどうかを判断するというのは、様々な明るさの環境で日常的に頻繁に行われるスマホのロック解除の方法としては、採用が難しいんじゃないですかね。
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海軍に入るくらいなら海賊になった方がいい -- Steven Paul Jobs
どこまでホントか (スコア:0, すばらしい洞察)
> 虹彩認証は生きている人間の目のみで写真などはNG
これが本当なら認証としてはいいのだけど、
しょせんはカメラ映像のチェックではないか?
写真でダメなら動画では?
絶対コピー出来ない証明にはなってないと思うのだけど。
Re: (スコア:1)
撮影するのは赤外線カメラを使うから、適切な体温が無いとダメじゃないかなー。
Re: (スコア:1)
虹彩認証の赤外線カメラは、体温で発せられる赤外線を撮っているんではなくて、
本体に有る赤外線LEDで目を照らしてその反射を撮っているんですよ。だから体温の有無は関係ありません。
で「動画を表示したらどうなのよ」という話ですが、一般的に携帯端末などに使われている
透過型液晶ディスプレイは、外から光を当てても、ほとんど入射光を反射しません。
(コピー機にタブレットデバイスを乗せて画面のコピーをとろうと思っても、何も写らない)
また、現在、携帯端末の液晶のバックライトに一般的に使われている白色LEDは赤外域ではほとんど光を出していません。
(赤のカラーフィルタ
Re:どこまでホントか (スコア:0)
と、長々と書いた後ふとよく読んでみると…
とあり、「日刊SPA [nikkan-spa.jp]」の記事でも
と書かれていて、別に動いている必要は無いみたいだ。
だからこれは動きを見ているとかいう話ではなくて、生体の瞳を赤外線で撮影した画像と、
そもそも可視光の情報しか記録されていない銀塩写真をさらに赤外線で撮影した画像とでは、
絵が違ってくるという話なのかも。
モノクロ銀塩写真が、赤外域でもモノクロ写真として見えるのかは知らない。
日食を観察するときに、感光したフィルムを使うという方法があって、モノクロフィルムは赤外線を
遮るけど(でもあまり推奨されない)、カラーフィルムは赤外線を通すので絶対使ってはいけない、
という話を読んだことがあるので、モノクロ銀塩写真なら赤外域でも明暗を表現できるのかもしれない。
もし見えるなら、瞳の赤外線銀塩写真が撮れれば、それを使って認証をごまかすことが出来るかも。
Amazon Kindleなどの電子インクディスプレイを持つデバイスはどうなんだろう。使えるのかな。
Re: (スコア:0)
ランダムに液晶や赤外線の明るさを変えたりして、それに対する生体反応まで検出すれば、録画された映像に対する対策は十分出来ると思います。
Re:どこまでホントか (スコア:1)
残念ながら、赤外線は人間には「明るさ」として認識されないので、目はいかなる生体反応も起こさないです。
戦争映画などで交戦中に戦艦や潜水艦の照明が赤くなるというシーンを見たことがありませんか。
あれは赤い光は明るくしても瞳孔を絞る反応を引き起こさないので、暗闇で敵艦などを見つけやすい状態を保ちつつ、
艦内でも作業できるようにするためです。
網膜にあって明るさを感知する(そして瞳孔の絞りのコントロールのための「明るさ情報」を提供する)桿体細胞は、
赤い光には感度が鈍いため、こういうことが出来るのです。赤外線には全く反応しません。
また、液晶の明るさは、例え最大強度にしたとしても、晴れた日中の外での明るさに比べれば、誤差みたいなものです。
液晶の明るさで瞳孔の絞りを変えて、反応をみようとするような手法は、日中の外では使い物にならないでしょう。
そして、なによりも、瞳孔を絞る動作は不快感を与えます。夜中にスマホが鳴って起こされて、画面を見たら
明るすぎて目が痛い、というような目に遭ったことがあるかと思います。人によっては目をすぼめたり、閉じたりしてしまい、
虹彩の撮影が困難になることもあり得ます。
以上のようなことから、瞳孔の絞りの変化で生体かどうかを判断するというのは、
様々な明るさの環境で日常的に頻繁に行われるスマホのロック解除の方法としては、採用が難しいんじゃないですかね。