「auの回線を利用していたMVNO事業者ケイ・オプティコム、ドコモ回線も取り扱い開始」記事へのコメント

どうせ みんな ドコモになる

[Anonymous Coward]

なんかこう、MVNO がドコモに集中するのって何とかならんものなんですかね？
回線容量的にも業界構造的にもよろしくない気がします。

Re:

[Anonymous Coward]

今の日本の携帯電話市場は、元々かなり歪んだものになっていますから、MVNO がドコモの回線に偏るくらいのことを心配しても仕方ない気がします。この既にある歪みを正すのに MVNO が増えることは有効だと思います、そして市場の構造が変わると被害を受ける人も出ますが、それは NVMO への回線提供元の偏りが無かったとしても救われるものではありません。

もっとも、回線卸売りすることがドコモにとっての純損失になるなら、ドコモを不当に弱体化するのはかなり危険とも考えられます。ドコモにとってそんなに不利な条件なのでしょうか？

Re:どうせ みんな ドコモになる

[Anonymous Coward]

MVNOへの卸しで十分に利益が出るのなら、とっくにソフトバンクが追従してるはずでしょう？

auやソフトバンクから見れば、MVNOはドコモの利益率を押し下げてくれる有り難い存在ぐらいに思ってるんじゃ無いですかね

Re:どうせ みんな ドコモになる

[Anonymous Coward]

MVNOへの卸しは、今の処、ユーザーへの直接販売より利益は薄いでしょう。
しかし売れば売るほど損を出すという仕掛けではないと思われます。

さらにドコモの場合、直接のユーザーの純減すらありうる状況ですから
余剰の回線を売ることできるのは良いことでしょう。
もっと儲けられるはずなのに儲けられないのは、MVNOへの卸しが主原因ではありません。

au や ソフトバンクにとって、ドコモから卸を受けているMVNOは、ドコモ以上のライバルです。

ドコモとそのMVNOの共食い現象は市場が変わる際の痛みですが、食った栄養はドコモへも還元されます。
しかし au や ソフトバンク が、MVNOに食われたら、栄養はドコモへ回ってしまいます。

それであっても、ソフトバンクが、MVNOへの卸しに積極的でないのは、
卸せる商材の不足と、共食いに耐える体力が不足しているからです。

Re:

[Anonymous Coward]

MVNOは増えて欲しくない! - KDDI田中社長が決算説明会で本音ポロリ [mynavi.jp]

KDDIとしては、ユーザーがMVNOに流出する懸念がある。同社でも、子会社としてauのネットワークを利用するMVNOの「KDDI バリューイネイブラー」を運営している。このため、一部の収益はKDDIに還元されるという。しかし、それを差し引いても、MVNOの流行は同社の経営にある程度の影響を及ぼしているようで、田中社長は「あまり増えないほうがいいな、と思う」と苦笑いしていた。