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ドコモの「2トップ」戦略、中小スマホメーカーとの間に溝を作る」記事へのコメント

  • 日経の記事なんでちょっとアレですが

    今回の優遇措置で端末メーカとキャリアの結びつきは弱くなって行くと思っています。でもそれはある意味歓迎すべき事なのかもしれません。
    従来のケータイ・エコシステムは崩壊しつつありますし、端末供給体制も同様に変化していけばユーザーにとって大きなメリットとなると考えています。

    個人的にはキャリアに縛られた端末供給はあまり魅力的ではありませんでした。
    これを機会に変なアプリの入っていない素のAndroidが入手しやすくなり海外からの参入もしやすくなると万々歳ですね

    ーーー
    後は技適という非関税障壁が何とかなれば・・・

    • by Motohiko (15295) on 2013年07月10日 11時31分 (#2418699) ホームページ

      使用周波数帯域に制限がある以上、オペレーターは負荷分散の為に自社向けの端末を造らねばなりません。バンドⅠやⅢが国際バンドという言い方がされますが、そういう端末の比重が高まれば、一部帯域のみにトラフィックが集中してしまいます。国内でしか使えないバンドⅪ (3社が持っている1.5GHz帯)、XVIIIやXIX (800MHz帯) などはがらがらになるでしょう。すべての帯域は等しく国の資産であり、輸入端末ではそれらをきちんと使い切ることは出来ません。オペレーターの強い関与はこれからも必須と考えています。

      あと技適ですが、国外の緩い規制を以って日本の電波の割り当てで障害なく運用できるかは疑問です。日本以外ではガードバンドを広く取っていることがあり、そのような国の認証端末を流用すると、国内では隣接周波数帯 (それが別の携帯電話事業者の場合もあるでしょうし、国防関連のものもあります) に影響が出るおそれがあります。そこまでいかずとも、厳しく規制をすることで高パフォーマンスが維持できている例もあるでしょう (iPhone 3Gの問題 [nikkeibp.co.jp]はこれに近いかな)。

      無論、そうしたものよりも流通の容易さのほうが上という考えはあるでしょう。

      親コメント
      • FCC認証、EC認証、技適間での相互認証システムを上手に作ってやれば何とか運用できそうな気がしています・・・が、
        誰得?な話として考えると、結構難しそう

        ニワトリかタマゴかって話をすれば
        やはり先に日本での端末供給の流れが変わらなければ如何ともし難いと思います

        ---
        非関税障壁はネタでw

        親コメント
        • 認証の相互承認ということは既に行われています (総務省 電波利用ホームページ | 電気通信機器の相互承認(MRA)とは [soumu.go.jp])。無論手放しではありませんが、敷居を低くしようという努力は以前から行っています。

          認証という観点のみを述べておられますが、それ以前の帯域の共通化のほうが、特に移動体通信では重要です (通信仕様の共通化自体はほぼ成ったといっていいかと)。ただ周波数の逼迫自体が先に来ますから、有効活用を重視する必要があると思います。細かな、他国では使えないような帯域をうまく割り当て使ってもらう必要があるでしょう。

          それはさておき、プリインストールのアプリは、オペレーター主導でなければなくなるという可能性は本当にあるのか疑問です。インセンティブ (この場合はインストールの奨励金かな) により端末価格を下げられますので、直販が主流になったとしても今度はメーカーが直接プリインストールするだけ、むしろ販売量が減るから増す可能性すらあるでしょう。
          # 今でも販売店でインストールしての値引きが横行していることに注意。

          親コメント
          • MRAは一時話題になりましたね、それを踏まえての相互認証ネタだったのです
            帯域の話は各国/各社の思惑があるのでそう簡単には行かないでしょうね

            ---
            プリインストールは焼いてなければそれでいいのですw

            親コメント
          • by Anonymous Coward

            「相互認証制度」という言葉について誤解(と言うか混同)している人がたまにいるので補足。
            #2418951で述べているMRA制度は「日本国内の認証機関でFCCやCEの規定に準じた審査を行い、FCC IDを発行する(もしくはその逆)」というものです。
            つまりアメリカの認証局で技適認証を取得することはできますが、その場合は技適の基準に準じた審査を行いますし、技適認証をしてもらうための申請も必要です。
            これはアメリカ国内の企業が日本に輸出を行う予定があるがいちいち日本の認証局に持ち込んで認証を行うのが面倒だ、と言うケースで利用されます。
            端末を製造するメーカーが

        • by Anonymous Coward

          だからそれぞれの規制内容が違うのにどれかをとっておけば他をとったことと見なすことができるわけないでしょう?
          端末供給の問題とかより先に、全世界で電波の使用帯域の統一を図るしかないんですよ、それを確実に実現するためには。

      • by Anonymous Coward

        すべての帯域は等しく国の資産であり、輸入端末ではそれらをきちんと使い切ることは出来ません。
        じゃ、何で一部のLTE帯域しか使えないau版iPhoneが野放しなんですか?
        今すぐ販売を中止するべきではないのですか?

        FCCでも技適でもいいとなってしまうと、
        天下り先がFCCに競争で負けてしまうから、技適を意地でも維持しようとしているようにしか見えませんが。

人生unstable -- あるハッカー

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