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コンテンツの権利者に配慮して、といってもコンテンツなんてのは普及すれば後から付いてくるでしょう。iPodの緩いDRMを敬遠していた権利者たちも結局iPodが普及したらコンテンツを出さざるを得なくなったわけで。
そもそもデジタル物といっても、既存の物…ガラパゴスの場合は紙の本より利便性が高い、もしくは価格が安くないと受けないですよ。既存の本はバッテリ切れがない書き込み自由などの点で、デジタル物を端から上回る特徴を持ってるんで、デジタル物なりの利便性が提供できないと駄目。権利者に過度に配慮して利便性を落とせば普及しないでしょう。かつてソニーがiPodにさんざんやられたのは、過度に権利者に配慮した結果極めて使いにくいものになったから、でしょう。
iPodの例を見ればDRMなんてのは軽い物で十分で、むしろデジタルなりの利便性を高めて普及させ権利者が(仕方なく?)コンテンツを提供するようにもっていく、これが本来ならあるべき方向性でしょう。
ポータブルプレーヤーの現状から何も学んでいないというのが凄いというかやっぱり日本の企業はバイタリティを失ってるんだなあ、としか言いようがないかな。
5年前の日本製のプレーヤーはポータブルも、カーナビも無理やりMP3直で入れられないように制約を設けていましたが海外製のプレーヤーははなっから直に放り込める仕様結局のところ、今は和製プレーヤーもカーナビも直で放り込めますね
まぁ"完全に制約がないのが、正義とまでは言わない"けど
"まだ始まってもいないモノ"に最初っから、あちこちの顔色を伺いながら、言われてもいない制約をつける様にはやはり仕様をリードしていく力を感じ無いのは事実かなぁ
というか、ポータブルプレーヤーの顛末を知ってると「どうせ海外仕様に負けてフリーになるんだから、制限の ために金かけて製品を高くしてる日本製はとりあえず 敬遠しとくか・・・」と思いますよねぇ
やっぱり日本の企業はバイタリティを失ってるんだなあ、としか言いようがないかな。
ヴァイタリティが大きく奪われてるわけじゃなくて、目先の儲けに腐心する権利者連中が権力を持ちすぎたがためにイノベーションが足を引っ張られてるのでは。「やりたくてもできない」「やれるけどできない」事の多くは権利者とか一部団体に過剰に配慮して自粛しちゃってるがために、彼等を説得する人が現れないことにあるのではないかと。
日本の場合、力関係的にコンテンツホルダー>>メーカー>>(越えられない壁)>>消費者と言うヒエラルキーが確立してることの弊害じゃないですか?
諸外国ではそこそこ権力獲得してる消費者団体も、絶望的なほどに権力を持ってないし、ことこの手の問題になると全くといっていいほどしゃしゃりでてこない。文化庁の著作権関連の審議会に消費者団体も席を確保していて、議事録読む限りではそれなりに努力はしてるんだけどとにかく貪欲に搾取を続けたい権利者の方が人数も権力も圧倒してるので、「議論がありました」と言うアリバイ工作のための手駒にしかなっていない。
著作権を始めとする知的財産権が生活の多くを左右して、消費者とメーカの商品開発に取って縛る理由にしかならず文化を壊す結果になってる現状は、80年代にはRMSなどによって予言されてた事で、その予言を真面目に受け取った人が多くいたアメリカなどや権利者も消費者も自分勝手を貫徹した(経済アナーキズム的な部分が大きい)東南アジア諸国などでは権利者と消費者の間に微妙な駆け引きが成立してるけど、予言を真面目に受け取らないで企業マンセー・消費者は企業に生かされてる。と言う感じでやってきた日本では権利者が一人勝ちしちゃってる。
権利者の一人勝ちは、強欲さを招き、巡り巡って市場自体の衰退・消費者からその市場が「なくても生きてられる」と見捨てられる結果に結びつくことがわかってないのだと、私も思います。
>ヴァイタリティが大きく奪われてるわけじゃなくて、目先の儲けに腐心する権利者連中が>権力を持ちすぎたがためにイノベーションが足を引っ張られてるのでは。同意。
http://getnews.jp/archives/81710 [getnews.jp]「秀峰:どうですかね。電子出版時代に向けて、出版社は今、ものすごく”あくどい”契約書をつくってるんですよ。
ふかみん:どんな内容ですか?秀峰:電子出版に関する印税は一律15%にする、とか。出版から電子出版まですべて包括し独占的に配信できるようにする、とか。
ふかみん:紙の出版だと、印税は10%ですよね。秀峰:印刷する必要もないし、トラックを走らせる必要もないのに、15%なんですよ。
ふかみん:秀峰さんの紙の単行本のときの印税は? 普通は10%ですよね。秀峰:11%です。むちゃくちゃモメて、やっとそうなりました。
ふかみん:基本的に横並びなんですか。秀峰:そう言われてて、例外はない、という話だったんですけど、少女誌掲載の漫画など売れにくいものの場合は8%など、下げる場合はあって。下がるのはあったんですけど、上がるのはなかった。」
あとは出版社の社員の給料を後悔すべきですね。
出版社の社員が1千万超の給料をもらってるから会社は赤字で、その結果として漫画家や作家が貧困にあえぐというのは、何か間違っているんです。
> あとは出版社の社員の給料を後悔すべきですね。リストラ間際に公開しちゃった人がいましたね。http://d.hatena.ne.jp/tanu_ki/20100329/1269871659 [hatena.ne.jp]これでも出版社の中では最大手じゃないんですよね。
リストラ間際に公開しちゃった人がいましたね。http://d.hatena.ne.jp/tanu_ki/20100329/1269871659 [hatena.ne.jp]これでも出版社の中では最大手じゃないんですよね。
この方の会社は光文社らしいと小耳に挟んではいますが、光文社は業績の割に非常に給料が高い会社として知られています。昔の労働争議で労組が勝ったので下手に給料下げられなくなって、親会社の講談社よりも高給取ってるらしいです。その皺寄せを外注業者や非正規社員が賃下げや発注削減の形で被ってきた。と言うのがこの十年ほどらしくどんどん待遇悪くなっていったようです。それでも会社が持たなくなってリストラ始めたようですね。どちらにせよFLASH以外に売れるものが出ないので…
# でも、岩波の非正規に対するひどい(何度も労基が入ってるが一向に改善されない)扱いよりはマシらしいですが。## 特に外注の女性に対してはセクハラが当然にあってしかも他社と比べて非常にしょぼい金額で人使いも荒いらしいとか。
私の印象では、こんな。
コンテンツホルダー>>メーカー>>(越えられない壁)>>著作者>>消費者
> ガラパゴスの場合は紙の本より> 利便性が高い、もしくは価格が安くないと受けないですよ。紙の本は1文字もコピペできないのにガラパゴスは20文字もコピーできる! 素敵! とか(もしかしたら本気で)思ってるんじゃない?
ポータブルプレーヤーの現状から学ぶ必要がなぜあるのか?XMDFのDRMに関する現状は以下のとおり。・PC向けXMDFのDRMはソーシャルDRM(緩いDRM)。でもイマイチ。・携帯向けXMDFはDRMが厳しい。でもそこそこ普及。現状から学んでないとはいえないのでは?GALAPAGOSの販売戦略やターゲット層が不明なのでなんとも言えないが現状の携帯向けユーザを狙ってると考えれば不自然ではない。
ここでいうポータブルプレーヤーって、いわゆるWalkmanとかiPodなんかをさしているんだろうな。
大失敗作のDATに至っては、若い人は知らなくて当然だと思う。
DCC [wikipedia.org]をお忘れですよ。Wikipediaによるとポータブル機もあったらしいですし。
# ま、忘れてても何ら問題ありませんが。
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192.168.0.1は、私が使っている IPアドレスですので勝手に使わないでください --- ある通りすがり
ポータブルプレーヤーの轍を (スコア:2, すばらしい洞察)
コンテンツの権利者に配慮して、といってもコンテンツなんてのは普及すれば
後から付いてくるでしょう。iPodの緩いDRMを敬遠していた権利者たちも結局
iPodが普及したらコンテンツを出さざるを得なくなったわけで。
そもそもデジタル物といっても、既存の物…ガラパゴスの場合は紙の本より
利便性が高い、もしくは価格が安くないと受けないですよ。既存の本は
バッテリ切れがない書き込み自由などの点で、デジタル物を端から上回る
特徴を持ってるんで、デジタル物なりの利便性が提供できないと駄目。
権利者に過度に配慮して利便性を落とせば普及しないでしょう。
かつてソニーがiPodにさんざんやられたのは、過度に権利者に配慮した結果
極めて使いにくいものになったから、でしょう。
iPodの例を見ればDRMなんてのは軽い物で十分で、むしろデジタルなりの
利便性を高めて普及させ権利者が(仕方なく?)コンテンツを提供する
ようにもっていく、これが本来ならあるべき方向性でしょう。
ポータブルプレーヤーの現状から何も学んでいないというのが凄いというか
やっぱり日本の企業はバイタリティを失ってるんだなあ、としか
言いようがないかな。
Re:ポータブルプレーヤーの轍を (スコア:2, 興味深い)
5年前の日本製のプレーヤーはポータブルも、カーナビも無理やり
MP3直で入れられないように制約を設けていましたが
海外製のプレーヤーははなっから直に放り込める仕様
結局のところ、今は和製プレーヤーもカーナビも直で放り込めますね
まぁ"完全に制約がないのが、正義とまでは言わない"けど
"まだ始まってもいないモノ"に最初っから、あちこちの
顔色を伺いながら、言われてもいない制約をつける様には
やはり仕様をリードしていく力を感じ無いのは事実かなぁ
というか、ポータブルプレーヤーの顛末を知ってると
「どうせ海外仕様に負けてフリーになるんだから、制限の
ために金かけて製品を高くしてる日本製はとりあえず
敬遠しとくか・・・」
と思いますよねぇ
権利者>メーカー>(越えられない壁)>消費者(Re:ポータブルプレーヤーの轍を (スコア:2, すばらしい洞察)
ヴァイタリティが大きく奪われてるわけじゃなくて、目先の儲けに腐心する権利者連中が権力を持ちすぎたがためにイノベーションが足を引っ張られてるのでは。
「やりたくてもできない」「やれるけどできない」事の多くは権利者とか一部団体に過剰に配慮して自粛しちゃってるがために、彼等を説得する人が現れないことにあるのではないかと。
日本の場合、力関係的に
コンテンツホルダー>>メーカー>>(越えられない壁)>>消費者
と言うヒエラルキーが確立してることの弊害じゃないですか?
諸外国ではそこそこ権力獲得してる消費者団体も、絶望的なほどに権力を持ってないし、ことこの手の問題になると全くといっていいほどしゃしゃりでてこない。
文化庁の著作権関連の審議会に消費者団体も席を確保していて、議事録読む限りではそれなりに努力はしてるんだけどとにかく貪欲に搾取を続けたい権利者の方が人数も権力も圧倒してるので、「議論がありました」と言うアリバイ工作のための手駒にしかなっていない。
著作権を始めとする知的財産権が生活の多くを左右して、消費者とメーカの商品開発に取って縛る理由にしかならず文化を壊す結果になってる現状は、80年代にはRMSなどによって予言されてた事で、
その予言を真面目に受け取った人が多くいたアメリカなどや権利者も消費者も自分勝手を貫徹した(経済アナーキズム的な部分が大きい)東南アジア諸国などでは権利者と消費者の間に微妙な駆け引きが成立してるけど、予言を真面目に受け取らないで企業マンセー・消費者は企業に生かされてる。と言う感じでやってきた日本では権利者が一人勝ちしちゃってる。
権利者の一人勝ちは、強欲さを招き、巡り巡って市場自体の衰退・消費者からその市場が「なくても生きてられる」と見捨てられる結果に結びつくことがわかってないのだと、私も思います。
Re:権利者>メーカー>(越えられない壁)>消費者(Re:ポータブルプレーヤーの轍を (スコア:1, 参考になる)
>ヴァイタリティが大きく奪われてるわけじゃなくて、目先の儲けに腐心する権利者連中が
>権力を持ちすぎたがためにイノベーションが足を引っ張られてるのでは。
同意。
http://getnews.jp/archives/81710 [getnews.jp]
「秀峰:どうですかね。電子出版時代に向けて、出版社は今、ものすごく”あくどい”契約書をつくってるんですよ。
ふかみん:どんな内容ですか?
秀峰:電子出版に関する印税は一律15%にする、とか。出版から電子出版まですべて包括し独占的に配信できるようにする、とか。
ふかみん:紙の出版だと、印税は10%ですよね。
秀峰:印刷する必要もないし、トラックを走らせる必要もないのに、15%なんですよ。
ふかみん:秀峰さんの紙の単行本のときの印税は? 普通は10%ですよね。
秀峰:11%です。むちゃくちゃモメて、やっとそうなりました。
ふかみん:基本的に横並びなんですか。
秀峰:そう言われてて、例外はない、という話だったんですけど、少女誌掲載の漫画など売れにくいものの場合は8%など、下げる場合はあって。下がるのはあったんですけど、上がるのはなかった。」
あとは出版社の社員の給料を後悔すべきですね。
出版社の社員が1千万超の給料をもらってるから会社は赤字で、その結果として漫画家や
作家が貧困にあえぐというのは、何か間違っているんです。
Re: (スコア:0)
> あとは出版社の社員の給料を後悔すべきですね。
リストラ間際に公開しちゃった人がいましたね。
http://d.hatena.ne.jp/tanu_ki/20100329/1269871659 [hatena.ne.jp]
これでも出版社の中では最大手じゃないんですよね。
Re:権利者>メーカー>(越えられない壁)>消費者(Re:ポータブルプレーヤーの轍を (スコア:1)
この方の会社は光文社らしいと小耳に挟んではいますが、光文社は業績の割に非常に給料が高い会社として知られています。
昔の労働争議で労組が勝ったので下手に給料下げられなくなって、親会社の講談社よりも高給取ってるらしいです。
その皺寄せを外注業者や非正規社員が賃下げや発注削減の形で被ってきた。と言うのがこの十年ほどらしくどんどん待遇悪くなっていったようです。
それでも会社が持たなくなってリストラ始めたようですね。どちらにせよFLASH以外に売れるものが出ないので…
# でも、岩波の非正規に対するひどい(何度も労基が入ってるが一向に改善されない)扱いよりはマシらしいですが。
## 特に外注の女性に対してはセクハラが当然にあってしかも他社と比べて非常にしょぼい金額で人使いも荒いらしいとか。
Re: (スコア:0)
だいたい設立50年とか経った会社なんて、大概は組織として老化してるって。だから、新しい血がたくさん必要なんでしょう。
Re: (スコア:0)
私の印象では、こんな。
コンテンツホルダー>>メーカー>>(越えられない壁)>>著作者>>消費者
Re: (スコア:0)
> ガラパゴスの場合は紙の本より
> 利便性が高い、もしくは価格が安くないと受けないですよ。
紙の本は1文字もコピペできないのにガラパゴスは20文字もコピーできる! 素敵! とか(もしかしたら本気で)思ってるんじゃない?
Re: (スコア:0)
ポータブルプレーヤーの現状から学ぶ必要がなぜあるのか?
XMDFのDRMに関する現状は以下のとおり。
・PC向けXMDFのDRMはソーシャルDRM(緩いDRM)。でもイマイチ。
・携帯向けXMDFはDRMが厳しい。でもそこそこ普及。
現状から学んでないとはいえないのでは?
GALAPAGOSの販売戦略やターゲット層が不明なのでなんとも言えないが
現状の携帯向けユーザを狙ってると考えれば不自然ではない。
Re: (スコア:0)
ここでいうポータブルプレーヤーって、いわゆるWalkmanとかiPodなんかを
さしているんだろうな。
大失敗作のDATに至っては、若い人は知らなくて当然だと思う。
Re: (スコア:0)
DCC [wikipedia.org]をお忘れですよ。Wikipediaによるとポータブル機もあったらしいですし。
# ま、忘れてても何ら問題ありませんが。