「WILLCOMの近 副社長、現行PHSの高速化について語る」記事へのコメント

机上の空論?セールストーク?

[taka2 (14791)]

「W-OAM typeAG 32x」って、32本も束ねられるってどんだけ基地局が密集してる場所やねん
ってツッコミを入れたくなるというか、実際に使える場所なんてほとんどない机上の空論スペックになりそうな気がするのですが、

もっとも、FOMAのHSDPAも使ったことがありますが、こっちも公称7.2Mbpsといいつつ、実質500kbpsぐらいしか出ませんでした。公称速度だとWILLCOMの8xより桁違いに速いのですが、実効速度で比べるとWILLCOMよりは速いけど、価格に見合う速さかというと微妙な感じ。

それでも「普通の人」は公称速度だけで判断しがちですから、
公称速度で張り合えるものを出

Re:

[Anonymous Coward]

ひとつの基地局＝１ｘではありませんよ。大体ひとつの基地局で４ｘ～１６ｘくらいまでまかなえるはずです。

Re:

[Motohiko (15295)]

ひとつの基地局＝１ｘではありませんよ。大体ひとつの基地局で４ｘ～１６ｘくらいまでまかなえるはずです。

AIR-EDGEのしくみ(完全版) [phs-mobile.com]の『基地局1基で64kパケット?』の項ですね。特に都市部で展開が進んでいるとされるW-OAM typeG対応局は暇？人氏のいう『2003年の終わり頃から配備され始めた最新鋭局』より1〜2世代は新しいですので、16x程度なら設備的にはなんとかなるんじゃないかと。32xはまぁコンセプト程度なんでしょうけど。

Re:

[taka2 (14791)]

すみません、なんか私の知識はだいぶ古かったようで(1基地局4本だと思ってた)、
光IPベースの基地局では14チャネル収容 [itmedia.co.jp]なんですね。
これなら、基地局3つあればx32はいけることになりますね。ものすごく現実的な数字だ。

それだったら、もっと机上の空論を進めて「128本束ねた12.8Mbpsサービス」ぐらいぶちまけて欲しいなぁ。
マーケッティング的には実効速度より理論値の方が響くと思いますが、
x32で3.2MbpsはHSDPAの7.2Mbpsに負けてるのがちょっと弱いんじゃないかと。

Re:机上の空論?セールストーク?

[Anonymous Coward]

typeAGの2xは通常の1xの上り/下り比率を変えたものなので、
typeAGの32xは通常の16xと同じ回線でできることになります。
(基地局/端末ともにtypeAG対応である必要はあります)
なので、1局14chだとしたら必要な基地局は2つですね。

# どっかで光IP対応局は32/64chって聞いた記憶がある。

Re:机上の空論?セールストーク?

[Motohiko (15295)]

typeAGの2xは通常の1xの上り/下り比率を変えたものなので、
typeAGの32xは通常の16xと同じ回線でできることになります。
(基地局/端末ともにtypeAG対応である必要はあります)

今更だけど、これってどこの情報なんでしょう。ちょっと調べても出てこないみたいなんですが。パケット回線の効率を落として消費電力を軽減 (通常2xの分の回線の、上り1x分を放棄)、という発想かとも思ったのですが違うのでしょうか。

typeAGの上り速度は公表されていませんが (ですよね)、「上下の比率を変え」るだけだと、下りを2倍にすると上りを0にしないといけなくなる計算です。これは流石に可笑しいのでは。それに今は1チャンネルで2xが実現されている訳ですから、『16xと同じ回線でできる』とすると、下り2倍だと1フレームまるまる1ユーザが占有することになります (PHSでは時分割する上下の回線について、4スロットに分割)。スロットタイミングを弄っても (上下4:4を3:5に)、typeAG 2xのユーザが1に、音声回線1しか確保できなくなります。

# どっかで光IP対応局は32/64chって聞いた記憶がある。

こんなに多回線収容だと、地方部への配備が難しいような…。あまりにもオーバースペックですよね。マクロセル化して集約するのかなぁ。