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日本企業が米国の大会社を1兆6千億円で買収!と言うと景気のいい話に聞こえますが、実態としては米スプリントは、ずいぶん前から赤字を垂れ流している会社です。それを購入したという話で、ニュアンスとしてはウィルコム買収に近いようなものでしょう。
プレスリリース [softbank.co.jp]にもありますが、スプリントの純利益が2009年 12月期でマイナス$2,436百万、同じく2010年がマイナス$3,465百万 2011年がマイナス$2,890百万といった具合で、純資産は2011年12月期で$11,427百万。これは2011年と比較して2年で4割溶かしているとった形で、そう遠くない未来に債務超過に陥るところ
Vodafone買収の時の成功イメージを持っているようですが、ソフトバンクがこれだけ成長出来たのはiPhone神風があったからでしょう。既にAT&TもVerizonもiPhoneは販売している中で、そういった差別化は出来ません。日本的な「実質無料」といった広告も訴訟の元になりそうです。通信方式の違いからイーモバイル買収のようなメリットも無く、相乗効果に関してはあまりに希薄に感じます。唯一の成長期待としてはTD-LTEですが、小会社でWiMAXを既にサービスしていて切り替えには物凄く投資が必要です。あまりにマイナスイメージしか無い印象で、どういった勝ち目を見いだしたのか今の所不明なのが気がかりです。
既にAT&TもVerizonもiPhoneは販売している中で、そういった差別化は出来ません。
どん底がひどかったからだろうけど、契約状況も上昇に転じてるって話よ?
通信方式の違いからイーモバイル買収のようなメリットも無く、相乗効果に関してはあまりに希薄に感じます。
あちこちに散々書かれていますが、両者の調達先であるEricssonに対する交渉力は増します。記者会見でも、その点は説明されていましたね。FDD-LTEに導くつもりらしいから、そのうち同じ機器になっていくのでしょう。
順風満帆とは行かないのでしょうが、そもそも、順風満帆の買収なんてあるんですかね。
どうしてスプリントの株価が落ちているかというと、原因はiPhoneだったりします。「スプリント・ネクステルがiPhoneで無謀な賭け」 [blogos.com]個人ブログであるのですが、一番まとまっているので見てください。
iPhoneの販売を受ける見返りとしてアップルに対して200億ドルものiPhone買い取りをコミットしてます。台数にして3,050万台で米国民10人に1人といった割合の数字です。ソフトバンクはこれを引き継ぐ事にもなるのですが、どん底を抜けたのでしょうか?
それ、1年前の話ですから...。今回の記者会見のは最新かつまとまっているので見てください。http://webcast.softbank.co.jp/ja/press/20121015/index.html?cid=gntp_cs... [softbank.co.jp]
純増数, ARPU, 営業利益, 株価、全てが現状右肩上がりに回復しています。踏まえて、上昇に転じている(回復のシナリオは達せられた)と言った主旨の発言が出ていたわけですよ。(だから順風満帆と行っているわけではなく、1年前は所詮1年前で、今じゃないと言いたいだけです)
おっしゃる通り、1年前、iPhone 4S(5じゃないのよ?)を扱うこととなり株価は低迷し続けましたが、今は上昇しています。ソフトバンクはそのきっかけをLTEの導入発表と言ってますね。ここからは未来の話、所詮は株価の餌でしかありませんが、このLTEの話は先の機器の購買にも繋がってくるわけです。
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「科学者は100%安全だと保証できないものは動かしてはならない」、科学者「えっ」、プログラマ「えっ」
債務超過直前だったスプリントを購入。はたして勝算は? (スコア:5, 興味深い)
日本企業が米国の大会社を1兆6千億円で買収!と言うと景気のいい話に聞こえますが、実態としては米スプリントは、ずいぶん前から赤字を垂れ流している会社です。それを購入したという話で、ニュアンスとしてはウィルコム買収に近いようなものでしょう。
プレスリリース [softbank.co.jp]にもありますが、スプリントの純利益が2009年 12月期でマイナス$2,436百万、同じく2010年がマイナス$3,465百万 2011年がマイナス$2,890百万といった具合で、純資産は2011年12月期で$11,427百万。これは2011年と比較して2年で4割溶かしているとった形で、そう遠くない未来に債務超過に陥るところ
Re: (スコア:2)
Vodafone買収の時の成功イメージを持っているようですが、ソフトバンクがこれだけ成長出来たのはiPhone神風があったからでしょう。
既にAT&TもVerizonもiPhoneは販売している中で、そういった差別化は出来ません。
日本的な「実質無料」といった広告も訴訟の元になりそうです。
通信方式の違いからイーモバイル買収のようなメリットも無く、相乗効果に関してはあまりに希薄に感じます。
唯一の成長期待としてはTD-LTEですが、小会社でWiMAXを既にサービスしていて切り替えには物凄く投資が必要です。
あまりにマイナスイメージしか無い印象で、どういった勝ち目を見いだしたのか今の所不明なのが気がかりです。
Re: (スコア:1)
既にAT&TもVerizonもiPhoneは販売している中で、そういった差別化は出来ません。
どん底がひどかったからだろうけど、契約状況も上昇に転じてるって話よ?
通信方式の違いからイーモバイル買収のようなメリットも無く、相乗効果に関してはあまりに希薄に感じます。
あちこちに散々書かれていますが、両者の調達先であるEricssonに対する交渉力は増します。記者会見でも、その点は説明されていましたね。
FDD-LTEに導くつもりらしいから、そのうち同じ機器になっていくのでしょう。
順風満帆とは行かないのでしょうが、そもそも、順風満帆の買収なんてあるんですかね。
Re:債務超過直前だったスプリントを購入。はたして勝算は? (スコア:1)
どうしてスプリントの株価が落ちているかというと、原因はiPhoneだったりします。
「スプリント・ネクステルがiPhoneで無謀な賭け」 [blogos.com]個人ブログであるのですが、一番まとまっているので見てください。
iPhoneの販売を受ける見返りとしてアップルに対して200億ドルものiPhone買い取りをコミットしてます。
台数にして3,050万台で米国民10人に1人といった割合の数字です。
ソフトバンクはこれを引き継ぐ事にもなるのですが、どん底を抜けたのでしょうか?
Re:債務超過直前だったスプリントを購入。はたして勝算は? (スコア:1)
それ、1年前の話ですから...。
今回の記者会見のは最新かつまとまっているので見てください。
http://webcast.softbank.co.jp/ja/press/20121015/index.html?cid=gntp_cs... [softbank.co.jp]
純増数, ARPU, 営業利益, 株価、全てが現状右肩上がりに回復しています。
踏まえて、上昇に転じている(回復のシナリオは達せられた)と言った主旨の発言が出ていたわけですよ。
(だから順風満帆と行っているわけではなく、1年前は所詮1年前で、今じゃないと言いたいだけです)
おっしゃる通り、1年前、iPhone 4S(5じゃないのよ?)を扱うこととなり株価は低迷し続けましたが、今は上昇しています。
ソフトバンクはそのきっかけをLTEの導入発表と言ってますね。ここからは未来の話、所詮は株価の餌でしかありませんが、このLTEの話は先の機器の購買にも繋がってくるわけです。