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インセンティブとSIMロックはペアで飴と鞭の関係。高いコストをかけて開発した端末を、特定キャリアでしか使えないようにSIMロックで縛る代わりにキャリアが責任もって端末を買い取り、販売奨励金をだして安値で大量に捌きましょうという仕組みだ。
それをインセンティブだけ廃止したもんだから、鞭だけ残った感じ。メーカーは開発した端末が特定のキャリア用でしか売れないのに、端末を買う人が激減して地獄を見る羽目になってる。
キャリアは通信費で稼いでいて、今までその儲けの一部を端末の販売奨励金まわしていたのに、それが国が「払うのをやめなさい」って言い出したんだから、笑いが止まらんかったろうな。「しかたがないインセンティブだけは譲りましょう」みたいな渋い顔して、やむを得ず廃止を呑んだみたいに見せかけているが、心の内は「ラッキー!!端末作らせてるのに金出さなくて良くなったよ。うはww丸儲けwww。すげーよなー、日本の役人って池沼ばっかかよwww。笑えるんですけど」とか思ってるだろうよ。
まったく何考えて片方廃止なんてのを通したんだかわからん。両方とも認めるか、両方とも廃止するかどちらかだ。
今回SIMロック解除にキャリアが猛反対するのは当たりまえ。そらキャリアには損にしかならない話だもん。でもこれが通らなかったら、日本の端末メーカーはほんとに死ぬよ。メーカーを餓死寸前にまで追い込んで、涼しい顔して自分たちは順調に利益を上げている日本のキャリア共は、本当に地獄に落ちるべき存在だ。あとあほな役人もな。
で、SIMロックを廃止できないなら、販売奨励金も認めるべきだ。
SIMロック解除と奨励金モデルの議論に関わりがあるのは同意ですが、いろいろ事実誤認があるようです。総務省が奨励金の議論で意図していたのは、MVNOへの貸出料金や接続料を計算する際に、端末の販売奨励金への費用が含まれないよう会計上の区分を付けるよう指示したのみであり、販売奨励金制度の廃止は今後の議論としていました。(一部止めさせたがっている人がいたようですが)これは固定電話や光ファイバの貸出、接続料にて販売奨励金に相当するような部分が含まれていないのと同様に、携帯電話でも接続料原価の根拠を明確化するために必要な手続きです。そのタイミングで奨励金モデルから割賦払いモデルへの変更が行われたのは、通信事業者が元々止めたがっていた奨励金モデルを止める良いきっかけとなったためでしょう。事実、ソフトバンクは総務省の介入の前に割賦払いモデルへの移行を行っています。通信事業者が総務省に責任を押しつけることでベンダとの関係を維持しようと目論んだのではないでしょうか。
また、端末の販売奨励金は通信事業者がベンダから買い取った端末を、買い取った金額を下回る価格で販売するために、販売店に対して支払っていた資金のことを指します。通信事業者がベンダに対して開発費を支払ったり、端末買い取り価格をいくらに設定するかについて総務省は一切タッチしておらず、通信事業者が専用の端末をベンダに開発してもらう対価として開発費を支払ったりする事は自由に認められています。
奨励金無し+SIMロックという形態がいびつなのは確かですが、この件で総務省を責めるのは筋違いでしょう。
SIMロックを廃止すると、キャリア変更しても端末買い換える必要がなくなって更に端末の販売数が落ちる可能性がありますが...。
メーカは販売の奨励もしないキャリアに別に義理立てして専用機を作る必要も無い。SIMロックも無いなら、ハードを共通化して開発コストを抑えられるようになるというのがある。海外のメーカーがやっているように、メーカーの戦略で端末の仕様をきめて、そのあとで各キャリア向けにソフトウェアで味付けをする。コアの部分の設計は同じで、周波数や通信方式だけ各国方式用に入れ替えて設計して効率よく各国向けの端末を作ることができる。
まあ今までぬくぬくとママに仕様を決めてもらって、売る手間までまかせっきりだったのが、いきなり独り立ちして世間の荒波に揉まれながら、自分で戦略を立てて売っていかなくてはならなくなるのだ。怖気づいてしまうこともあるだろう。しかし、ママがミルクをくれなくなった今となっては、いつまでも巣に閉じこもっていたところで野垂れ死にするだけ。旅立って自分でえさを見つけることを覚えねばならん時が来てしまったのだ。
そうだよね。HTCとかTouch Pro/Touch Diamondで日本のキャリア全部総ナメにしたけど、デザインとかSIMロックとかのコストって数はけちゃえばなんてことも無いんだよね。あれSIMロックいれたってデザイン替えたってローカライズしたってコスト的に携帯の半値以下で行けちゃう。日本のメーカーには決して真似出来ないところだよね。
ただこの状況でも海外メーカーは日本に入ってこれるんよね。なんだかんだ言ってAppleやHTCやLGやサムスン、ソニー顔したエリクソンが割り込んできてるけど日本のユーザー変な顔しなくなってるしね。
海外の図式と日本の図式は全く違うからっていう当てはめにはまらない状況っていうのが出てきてるから、無理にいきなり大人になろうとせず、国内メーカーはちゃんと国内競争で磨かれて淘汰されるか、席巻するかまで頑張らないと、海外出ても上手くいかないよ。
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「毎々お世話になっております。仕様書を頂きたく。」「拝承」 -- ある会社の日常
前のインセンティブ廃止のときの議論がおかしかった。 (スコア:1, すばらしい洞察)
インセンティブとSIMロックはペアで飴と鞭の関係。
高いコストをかけて開発した端末を、
特定キャリアでしか使えないようにSIMロックで縛る代わりに
キャリアが責任もって端末を買い取り、
販売奨励金をだして安値で大量に捌きましょうという仕組みだ。
それをインセンティブだけ廃止したもんだから、鞭だけ残った感じ。
メーカーは開発した端末が特定のキャリア用でしか売れないのに、
端末を買う人が激減して地獄を見る羽目になってる。
キャリアは通信費で稼いでいて、今までその儲けの一部を端末の販売奨励金まわしていたのに、
それが国が「払うのをやめなさい」って言い出したんだから、笑いが止まらんかったろうな。
「しかたがないインセンティブだけは譲りましょう」
みたいな渋い顔して、やむを得ず廃止を呑んだみたいに見せかけているが、心の内は
「ラッキー!!端末作らせてるのに金出さなくて良くなったよ。うはww丸儲けwww。
すげーよなー、日本の役人って池沼ばっかかよwww。笑えるんですけど」
とか思ってるだろうよ。
まったく何考えて片方廃止なんてのを通したんだかわからん。
両方とも認めるか、両方とも廃止するかどちらかだ。
今回SIMロック解除にキャリアが猛反対するのは当たりまえ。
そらキャリアには損にしかならない話だもん。
でもこれが通らなかったら、日本の端末メーカーはほんとに死ぬよ。
メーカーを餓死寸前にまで追い込んで、涼しい顔して自分たちは順調に利益を上げている
日本のキャリア共は、本当に地獄に落ちるべき存在だ。あとあほな役人もな。
で、SIMロックを廃止できないなら、販売奨励金も認めるべきだ。
Re:前のインセンティブ廃止のときの議論がおかしかった。 (スコア:2, 興味深い)
SIMロック解除と奨励金モデルの議論に関わりがあるのは同意ですが、いろいろ事実誤認があるようです。
総務省が奨励金の議論で意図していたのは、MVNOへの貸出料金や接続料を計算する際に、端末の販売奨励金への費用が含まれないよう会計上の区分を付けるよう指示したのみであり、販売奨励金制度の廃止は今後の議論としていました。(一部止めさせたがっている人がいたようですが)
これは固定電話や光ファイバの貸出、接続料にて販売奨励金に相当するような部分が含まれていないのと同様に、携帯電話でも接続料原価の根拠を明確化するために必要な手続きです。
そのタイミングで奨励金モデルから割賦払いモデルへの変更が行われたのは、通信事業者が元々止めたがっていた奨励金モデルを止める良いきっかけとなったためでしょう。
事実、ソフトバンクは総務省の介入の前に割賦払いモデルへの移行を行っています。
通信事業者が総務省に責任を押しつけることでベンダとの関係を維持しようと目論んだのではないでしょうか。
また、端末の販売奨励金は通信事業者がベンダから買い取った端末を、買い取った金額を下回る価格で販売するために、販売店に対して支払っていた資金のことを指します。
通信事業者がベンダに対して開発費を支払ったり、端末買い取り価格をいくらに設定するかについて総務省は一切タッチしておらず、通信事業者が専用の端末をベンダに開発してもらう対価として開発費を支払ったりする事は自由に認められています。
奨励金無し+SIMロックという形態がいびつなのは確かですが、この件で総務省を責めるのは筋違いでしょう。
Re: (スコア:0)
SIMロックを廃止すると、キャリア変更しても端末買い換える必要がなくなって更に端末の販売数が落ちる可能性がありますが...。
Re:前のインセンティブ廃止のときの議論がおかしかった。 (スコア:1, 興味深い)
メーカは販売の奨励もしないキャリアに別に義理立てして専用機を作る必要も無い。
SIMロックも無いなら、ハードを共通化して開発コストを抑えられるようになるというのがある。
海外のメーカーがやっているように、メーカーの戦略で端末の仕様をきめて、
そのあとで各キャリア向けにソフトウェアで味付けをする。
コアの部分の設計は同じで、周波数や通信方式だけ各国方式用に入れ替えて設計して
効率よく各国向けの端末を作ることができる。
まあ今までぬくぬくとママに仕様を決めてもらって、売る手間までまかせっきりだったのが、
いきなり独り立ちして世間の荒波に揉まれながら、自分で戦略を立てて売っていかなくては
ならなくなるのだ。怖気づいてしまうこともあるだろう。
しかし、ママがミルクをくれなくなった今となっては、
いつまでも巣に閉じこもっていたところで野垂れ死にするだけ。
旅立って自分でえさを見つけることを覚えねばならん時が来てしまったのだ。
Re:前のインセンティブ廃止のときの議論がおかしかった。 (スコア:1, 興味深い)
そうだよね。
HTCとかTouch Pro/Touch Diamondで日本のキャリア全部総ナメにしたけど、デザインとかSIMロックとかのコストって数はけちゃえばなんてことも無いんだよね。あれSIMロックいれたってデザイン替えたってローカライズしたってコスト的に携帯の半値以下で行けちゃう。
日本のメーカーには決して真似出来ないところだよね。
ただこの状況でも海外メーカーは日本に入ってこれるんよね。
なんだかんだ言ってAppleやHTCやLGやサムスン、ソニー顔したエリクソンが割り込んできてるけど日本のユーザー変な顔しなくなってるしね。
海外の図式と日本の図式は全く違うからっていう当てはめにはまらない状況っていうのが出てきてるから、無理にいきなり大人になろうとせず、国内メーカーはちゃんと国内競争で磨かれて淘汰されるか、席巻するかまで頑張らないと、海外出ても上手くいかないよ。