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規制して消費者利益になるとは思えませんが
> 規制して消費者利益になるとは思えませんが
この手の「安けりゃ消費者の為」的な理屈ってのは、そろそろやめにしてほしい。考えが浅はかだよ。
高い/安いだけの個人的な利益だけで判断してしまいがちな消費者とは違う観点で、長期的な影響を判断をして規制する/規制緩和するってのが、政府の役割だと思うのだが。
その政府が何百兆円もの借金作ったり、薬のネット販売規制したりしてるんですけどね。
ソフトバンクがMVNOに参加したところで新規参入が阻害されるわけではありません。逆に政府が規制をして新規参入組を保護するというのは、正しい市場のあり方だったり、消費者利益になるのでしょうか?
政府が規制してソフトバンクが閉め出されればそれで満足?
> その政府が何百兆円もの借金作ったり、薬のネット販売規制したりしてるんですけどね。
その件と、今回の件になんの関係がありますか?信用ができない相手が言う事は何でも間違っているとでも言いたいのでしょうか?
> ソフトバンクがMVNOに参加したところで新規参入が阻害されるわけではありません。
そうですね。でも電波資源の有効活用という点では、SBM 保有の帯域は活用されませんよ。そして EM が本来持っていた帯域を SBM が使うことで、他の MVNO が有効活用したかもしれない帯域は圧迫されますよ。
ここまで全体の配分なども考えた上で、政府には施策を行ってもらいたい。
> そうですね。でも電波資源の有効活用という点では、SBM 保有の帯域は活用されませんよ。> そして EM が本来持っていた帯域を SBM が使うことで、> 他の MVNO が有効活用したかもしれない帯域は圧迫されますよ。中間投入財(帯域)を買い占めることで他のライバル(MVNO)を市場から閉め出せるかどうかという議論であれば、買い占めを行う主体がMNOであるか否かには関わらないのではないでしょうか。もし、あるMVNOが帯域を買い占めることで他のMVNOを市場から追い出し、消費者に害を与えるのであれば、任意のMVNOに対して買い入れ制限を設けるべきです。
他方、MNO同士がMVNOとしてサービスを提供し合うことを通じて一種の談合のような状態を生む可能性があります。こちらに関してはドコモとauであれば懸念の対象ですが、SBとEMではあまりケースに当てはまらないように思えます。
中間投入財(帯域)を買い占めることで他のライバル(MVNO)を市場から閉め出せるかどうかという議論であれば、 買い占めを行う主体がMNOであるか否かには関わらないのではないでしょうか。もし、あるMVNOが帯域を買い占めることで他のMVNOを市場から追い出し、 消費者に害を与えるのであれば、任意のMVNOに対して買い入れ制限を設けるべきです。
「買い占め」というのは、他者が使うはずのものを占有して使わせないことです。顧客がいない限り帯域を使わないMVNOは「買い占め」はできません。一方、MNOが、設備投資をさぼるのは、本来他者が使えるはずの帯域を使わせないのですから、「買い占め」に相当するという話でしょう。
> 一方、MNOが、設備投資をさぼるのは、本来他者が使えるはずの帯域を使わせないのですから、「買い占め」に相当するという話でしょう。MNOがMVNOとなることで設備投資をしないという状態が発生したとして、それを理由にMVNOとしてサービスの提供を禁じる事はできますか?MNOが保有している帯域の利用促進を目指すならMNOに対してMVNOを提供する等、帯域を有効活用するような直接の義務を与えればいいわけで、わざわざ迂回をしてMVNOの禁止を行う必要はないと思います。
MNOがMVNOとなることで設備投資をしないという状態が発生したとして、それを理由にMVNOとしてサービスの提供を禁じる事はできますか?
実際にそういう方法を採用するかどうかは知りませんが、禁じることが可能かどうかという話なら可能でしょう。
MNOが保有している帯域の利用促進を目指すならMNOに対してMVNOを提供する等、帯域を有効活用するような直接の義務を与えればいいわけで、わざわざ迂回をしてMVNOの禁止を行う必要はないと思います。
MNOが設備投資をさぼってMVNOでごまかすという状況に問題があるという点については異議がないようです。あとはそれをどうやって防ぐかという議論ということでいいですね。それを防ぐ方法として、MNOのMVNO禁止が唯一の方法だと言っている人はいないと思いますよ。良い案があるなら提案すればいいのでは。あなたのいう「直接の義務」で解決できるとはとても思えませんが。
> MNOが設備投資をさぼってMVNOでごまかすという状況このような状況がどの様な状況なのか掴みかねるのですが、全てのMNOによるMVNOによるサービス提供がそのような状況と言えるのでしょうか?最も周波数あたりの顧客数の多い事業者が技術的な限界に達したため、他の事業者からMVNOとして帯域を借りることを禁じる事はそのような状況にあたらないと思いますが、MNOによるMVNOを禁じるということは上記のような状況が生じた場合に規制の弊害をもたらしかねません。おそらくMNOがMVNOとしてのサービスを乗り出したことそれ自体ではなく、何かしらの特定のMNOによるMVNO利用がそのような状況にあたるから禁止すべきと論じているのだと思いますが、「設備投資をサボってMVNOでごまかすという状況」とはどの様な状況でしょうか。例えば周波数あたりの顧客数の少ない事業者が、それの多い事業者のMVNOとなることでしょうか。上記のような規制を行うと、顧客数は少ないが利用の多い顧客に特化した事業者がMVNO利用についての制限を受けるため、各社の料金・サービスが平準化するようなインセンティブを与えますが、これはMVNOによるビジネスモデルの多様化という目的に反しているのではないでしょうか。
MNOが帯域を有効活用するような直接的な規制は様々な方法がありますが、例えば最近の例では1.7GHzの割り当てを行う際にMNOへの義務として2年以内のサービス開始、5年以内に総務省の管轄区域毎の人口カバー率が50%という義務が課されています。そして、実際にそれを満たすことのできない事業者の周波数(BBモバイル、アイピーモバイル)は返上されています。http://www.soumu.go.jp/s-news/2005/pdf/050603_7_1.pdf [soumu.go.jp]そのほか、接続やMVNOへのサービス提供についても様々な規制が課されており、現行の規制にさらにMNOに対して設備投資を行うような義務を課す必要は無いように思えます。
「設備投資をサボってMVNOでごまかすという状況」とはどの様な状況でしょうか。
設備投資をさぼっているかどうかグレーな場合はあるでしょう。それはそれぞれのケースで判断すればいい話です。
が、明白に判断できる場合も、当然のことながらあります。たとえば、ソフトバンクの場合、3G用に割り当てられた周波数は 20MHz 分ですが、現在3万6千ほどある基地局の大部分は 15MHz しか使っておらず、20MHz使えるのは 90局ほどです。つまり、設備投資をすれば割り当てられた20MHz 分フルに使えるにもかかわらず、それをさぼって15MHz分しか利用していないわけです。
ソフトバンクが設備投資をサボっているとしましょう。
設備投資にはお金も時間もかかります。設備が整うまで、イーモバイルに相乗りすることは電波資源の有効利用だと思いますが?
> ソフトバンクの場合、3G用に割り当てられた周波数は 20MHz 分ですが、現在3万6千ほどある基地局の大部分は 15MHz しか使っておらず、20MHz使えるのは 90局ほどです。3G携帯電話用の周波数は周波数あたりの顧客数が一定以上になる都度5MHzづつ追加で割り当てが行われたと記憶しています。ソフトバンクが2152.6 MHz~2157.6 MHzの周波数をいつから使えたのかどうか定かではないのですが、携帯・PHS関連@wikiの基地局数によれば、ソフトバンクの同周波数帯の基地局の申請が認められたのは2008年11月が最初のようです。http://www6.atwiki.jp/k-p/pages/104.html [atwiki.jp]
同wikiの基地局数の推移を見てみますと、ソフトバンク20MHz利用申請基地局数携帯電話基地局数(平成20年10月25日現在):0機携帯電話基地局数(平成20年11月8日現在):4機携帯電話基地局数(平成20年12月6日現在):90機携帯電話基地局数(平成21年1月24日現在):90機と推移しています。
参考に、ドコモ20MHz利用申請基地局数で掲載されている一番古い期間と比較してみると、携帯電話基地局数(平成17年9月9日現在):297機携帯電話基地局数(平成17年12月3日現在):569機携帯電話基地局数(平成18年9月2日現在):1179機1年で882機の増加です。
基地局数の増加率で考えると、新規に5MHzが割り当てられた後の投資行動として現在のソフトバンクの基地局数の推移が追加で規制をかけなければいけないほど「さぼっている」と評価できるのでしょうか。また、これをさぼっていると評価するのであれば、「新規に5MHzの追加割り当てを受けた事業者はXヶ月以内に当該周波数を利用可能とする基地局を地域ごとにZの率にまで上昇させなければならない」、というルールをつければ十分だと思います。
ソフトバンクが2152.6 MHz~2157.6 MHzの周波数をいつから使えたのかどうか定かではないのですが、
ソフトバンクのMVNO参入に業界おかんむりの巻 [phs-mobile.com] より引用
本文より
一応、KDDIが2GHz帯の一番下の5MHzを使えないので各社公平性のために使わないようにしましょうね、という協定が当初ありましたけど、現在はドコモ、ソフトバンクともに解禁されて、20MHzがフルに利用可能です。
コメントより
引用
.PHS#制御チャネル移行およびIMT-2000側のガードバンドを参照。なお当初は、公平を期するためNTTドコモ、ソフトバンクモバイルの帯域にもそれぞれ、5MHzのガードバンドが設置されたが、後にこれら2社のガードバンド帯域は外されている。http://www.soumu.go.jp/s-news/2003 /031226_8.html http://www.soumu.go.jp/s-news/2004/040319_3.html [soumu.go.jp] http://www.soumu.go.jp/s-news/2004/040528_3.html [soumu.go.jp] (総務省リンク)
2004年に解禁されたようですね。それから4
総務省の資料によれば、『「第三世代移動通信システムの導入に関する方針」(平成12年3月公表 郵政省)における「当分の間は、電波の公平な利用の確保の観点から、各周波数ブロックの中から免許人に割り当てる周波数帯は、最大15MHzメガヘルツ幅×2とする。」に従って割当てを見合わせている周波数については、既に15MHzメガヘルツ幅×2を割り当てている各免許人が追加割当てを必要とした際に、各周波数ブロックの残り5MHzメガヘルツ幅×2を割り当てることについて、公正な手続を経た上で決定することを基本的方針とする。』とありますから、総務省が残りの5MHzの割り当てを開始したのは2004年ですが、実際に既存の事業者が残りの5MHzの利用申請をして認可されるかどうかは公正な手続きを経た上で決定する事になっています。公正な手続きというのは先述の周波数あたりの顧客数が一定以上で追加割り当てというルールになっていたはずです。1.7GHz割り当ての際に適用されたルールは以下のようになっています。http://www.soumu.go.jp/s-news/2006/060315_2.html [soumu.go.jp]
これによると、15MHzの割り当てを受けている事業者が追加で5MHzの割り当てを受けるためには750万の顧客数が必要になります。事業者数が2G、3Gの別を勘案するのかどうかはわかりませんが、3Gの顧客数で見ればソフトバンクの3G顧客が750MHzを超えたのはH19年3月ですから、2年ほど前から残りの5MHzの利用申請をすれば認可された可能性が高いですね。先述の総務省資料に寄れば現在のソフトバンクの3G顧客数は17,570,400で1MHz辺りの顧客数では878,520人、追加の5MHzを受けられるのは1,875万からなので、総務省が追加の割り当てが必要と認定するほどに周波数が逼迫しているとは言えないでしょう。確かにソフトバンクには現在あまり利用していない5MHzを利用する余地がありそうなので、1.7GHz帯に追加の5MHzの申請をする前に既存の周波数の有効利用をすべきでしょう。とは言え、総務省の基準から見て、追加で規制をかけたり、周波数利用認定を取り下げなければならないほどに周波数利用効率が低いとは言えないと思います。
他方、ドコモは45MHzで47,887,900人、1MHzあたり1,064,175人、4,500万を超えれば追加で5MHzの割り当てを受けられるので、追加の割り当てが受けられるほど周波数が逼迫していると言えそうです。イーモバイルの顧客数は1,191,800人で、1MHzあたり238,360人です。ドコモもソフトバンクも既存の割り当てられた周波数をよく利用しつつ、イーモバイルのMVNOとなることでさらに3G用周波数の利用効率の向上を果たすことができます。従って、周波数利用効率の向上という観点からはこれら2MNOによるMVNOサービスを規制する必要は薄そうです。
# 加入者数は全てTCAの数字です# MNOによるMVNOを抑制したいのであれば、周波数利用効率やビジネスモデルの多様化論では厳しそうです# 新規参入の促進に寄与しない論やその他の論理で押す事は可能だと思います# そのような論理を展開したいのであればしかるべき手順を踏んで頂ければ相談に乗ります
やる気論については以下のコメントを書きましたので参照してください。http://srad.jp/comments.pl?sid=440455&cid=1525055 [srad.jp]
引用されているブログについてざっと目を通してみました。倫理の問題で個人がブログで怒りを表明する事は簡単ですが、倫理や怒りを規制に反映させるためには論理が必要です。MNOによるMVNOの利用規制をするための論理は周波数利用効率論では厳しいでしょう。また、ビジネスモデル多様化論でもデータ通信中心のイーモバイルと音声中心のソフトバンクではビジネスモデルが違うと言えるかもしれません。技術が異なる重複ビジネスモデル間(ウィルコムとドコモ)では良いが、技術が一緒でビジネスモデルが異なるイーモバイルとソフトバンクではいけないと論じるのも説明が必要でしょう。
電波使用許可をもらっているソフトバンクは、電波帯を割り当てられて自由に使える分、社会基盤のインフラを整備する社会的責務を持って MVNO に提供する側でなければならないのに、他社のインフラを食いつぶそうとして、結果的に安定した回線を提供されるはずの消費者の利益を奪ってるのも理解出来ないのか?行政指導をいれなければ公正な市場競争が出来ないっていってんじゃん。ソフトバンクの知名度に乗っかるイーモバイルもイーモバイルだ。
本来は、定額データ通信を自前で用意しサービス提供をするのが MNO の役目。
これじゃ、 MVNO の新規参入はソフトバンクの全国的な付加価値サービスに太刀打ち出来ないから新規参入は今まで以上にしにくくなる。
まぁ、このサービスが成功するようにはみえないけど。
#SBが MVNO に参入するならヤフーのように別会社作ってやりなさいといいたい。
じゃあさ、今回ソフトバンクを外して消費者になんか得があるの?ソフトバンクを外せばソフトバンクは頑張って自前でインフラ整えるの?
それよりソフトバンクに頑張ってお金稼いでもらって、そのお金でインフラ整えてもらった方がいいじゃん。お金がないとインフラも整備できないよ。
>SBが MVNO に参入するならヤフーのように別会社作ってやりなさいといいたい。
えっ、それだけでこの話って解決しちゃうの?
NiftyがイーモバイルのサービスをやってるようにYahoo!BBがイーモバイルのサービスをやってもおかしくはないでしょ?
>その政府が何百兆円もの借金作ったり、薬のネット販売規制したりしてるんですけどね。そろそろ関係のない話を持ち出すのはよしなよ。
詭弁の特徴のガイドライン☑ฺ 6:一見関係ありそうで関係ない話を始める
>ソフトバンクがMVNOに参加したところで新規参入が阻害されるわけではありません。頭大丈夫?MVNOとMNOがごっちゃになってない?
バカで責任感を持たない政府が市場に介入するなってことでしょ。それにソフトバンクがMVNOに参加しても新規参入組は同じ土俵で勝負できる。同じ土俵なら負けるでしょうけど。だからって政府にたすけてーって言うのはなあ。
>ソフトバンクがMVNOに参加しても新規参入組は同じ土俵で勝負できる。>同じ土俵なら負けるでしょうけど。だからって政府にたすけてーって言うのはなあ。
その理屈はおかしい。MVNO協議会が政府に向かって言ってるのは「たすけてー」ではなく「話が違うじゃないか」ということ。
MNOという同じ土俵では後発組は不利だからMVNOという仕組みを作ったのだよ。新規参入組も同じ土俵で勝負しろという話だったら、MNOにMVNOへの回線提供を義務付けていることを問題視しなきゃ。
逆に政府が規制をして新規参入組を保護するというのは、正しい市場のあり方だったり、消費者利益になるのでしょうか?
君の言う「正しい市場のあり方」ってどんなのでしょうか?八百屋、肉屋のような「誰でも少ない資本で参入できる」市場での「正しい市場のあり方」はほぼ正解は一つに絞られるものだと思いますが、電話会社のように巨額な資金が必要で使う資源が制限されていて誰でも容易に参入できるものでない業界の「正しい市場のあり方」は八百屋、肉屋とは異なると思いますし、正解が一つとは限りません。電電公社のように国が事業を行って私企業参入禁止もありうるだけにこれが正しいなんていえますか?
そうです、あなたがおっしゃるとおり「正しい市場のありかた」を予測するのは難しいことです。だから規制なんかせずに、市場に任せるべきだと思います。ソフトバンクも、新規組も参入させ、消費者が選択すればいいのです。
私はソフトバンクのユーザでもあるので、今回のサービスは嬉しいです。
そうです、あなたがおっしゃるとおり「正しい市場のありかた」を予測するのは難しいことです。だから規制なんかせずに、市場に任せるべきだと思います。
いやだから、「正しい市場のありかた」とは「(自由競争)市場に任せるべき」か「プレーヤーを限定するが規制する市場」にするかどうかという検討まで含むのですよ。
あなたのいう「市場にまかせるべき」というのは自由競争市場が健全に働けばよりよくなるという考え方ですが、小売業ではうまく行っているでしょうが、前に書いたように通信業界のような有限リソースの割当が必要で巨大装置産業まで小売業と同じ市場形態でうまくいくかどうかは不明です。
私見では、電波を割り当ててもらわないと事業を開始できない業界ですから、新規参入が続々来るとは思えません。つまり、小売業界でうまくいっている自由競争市場が携帯電話業界でもうまくいくとは思えず、それでも自由競争を支持するならもう少し深く事前検討をする必要があると思います。
接続ルールの検討の資料にも書かれているように、情報通信産業では政府の規制がなければ健全な競争が働かないだろうとのの理由から、指定電気通信設備という制度が設けられています。固定と移動では規制の根拠(=自由競争がうまくいかない原因)が異なっており、固定通信であれば設備のボトルネック性、移動通信であれば電波の免許制が規制の根拠となっています。そのため、固定でも移動でもどちらも指定電気通信事業者とされた通信事業者のインフラを他の事業者に貸し出すルールを整備することで、これら規制の根拠となるボトルネック性、免許制を取り除き、健全な競争が行われる環境を整えています。
従って、設備を借りた事業者同士の競争となるMVNO同士の競争であれば、そこに追加の規制を行わず自由競争をさせればよいはずです。もし、設備を借りる事業者同士の競争に追加的な規制をかけるのであれば、MVNO同士の競争がうまく働かない根拠が必要です。しかし、今のところMVNO同士の競争は始まって間もないため目立った弊害は観察されていないことや、前述の規制の根拠も除外されているため競争がうまく働かない根拠もありません。
今の競争政策は競争がうまく働かなかった場合に事後的に規制をしようというのが基本的な枠組みですから、事前検討をしろという申し立てはあまり意味をなさず、自由競争がうまく働かない根拠を提出しなければ規制をするのは難しいですよ。
同ツリーの別コメントも併せて見ていただけると助かります。http://srad.jp/comments.pl?sid=440455&cid=1521748 [srad.jp]
そう思うならまずSBはPC定額を提供しないことにより、他社に比べて単純に有利になると思われる分の帯域を即刻返却すべきです。
それもせずに帯域は独占的に利用させろ、だがサービスは提供しない、にはまったく説得力はありません。単にSBを正義としたいだけの幼稚園児の意見です。
本当に不満で指導にも従わない、規制に絶対反対だというならすべての帯域を返上し、違法行為となりますが勝手に電波を垂れ流してサービスを提供すればいいでしょう。もちろん社会的制裁が下ります。
そのくらいSBはすでに「責務を負った存在」。嫌ならすぐに退場を。それ以外に道はない。
別に今回の話とPC定額の話は関係ないのでは?
>そう思うならまずSBはPC定額を提供しないことにより、>他社に比べて単純に有利になると思われる分の帯域を即刻返却すべきです。
そう思うならまずau,docomoはキャリア内通話定額を提供しないことにより、他社に比べて単純に有利になると思われる分の帯域を即刻返却すべきです。
そう思うならまずau,docomoはキャリア内通話定額を提供しないことにより、 他社に比べて単純に有利になると思われる分の帯域を即刻返却すべきです。
au, docomo が、MVNO で他社の帯域を使ってキャリア内通話定額を提供しようとしているなら、返却すべきでしょう。しかし、彼らはそんなことはしていませんね。
>そう思うならまずau,docomoはキャリア内通話定額を提供しないことにより、>他社に比べて単純に有利になると思われる分の帯域を即刻返却すべきです。
話が違います。
「提供しない(できない)」ことによる、利用者からの視点でのマイナス評価を受け入れていれば、「ではその他で帯域を有効利用して特色を出す」ことは当然許されます。MNOのサービスがすべて同一になることを世間は望んでいません。
問題は、MVNOの制度を本来の趣旨から外れて利用し、今回の件であればキャリア内通話定額を提供している(これは実際正しい)とした上で、PC定額と
> そう思うならまずSBはPC定額を提供しないことにより、> 他社に比べて単純に有利になると思われる分の帯域を即刻返却すべきです。PC定額を提供しないのであれば周波数を返上すべき、というのはどのような法令に基づいた意見でしょうか?もし現状の法令が無いのであれば、電波の利用に関してそのようなルールを課すような法改正を行うべきと論じる根拠は何でしょうか?
MNOがMVNOとしてサービスを提供するのがけしからんのはなぜでしょう?MVNOが新規参入の促進のみを目的としているのであればMNOがMVNOになることは目的外利用になりますが、MVNOの目的はビジネスモデルの多様化、競争の促進、周波数利用効率の向上などの理由で行われたものです。新規参入の促進以外のメリットをもっているのであれば、MNOがMVNOとしてサービスを提供することもMVNOの趣旨にかなっているのではないでしょうか?
また、元コメントである、http://srad.jp/comments.pl?sid=440455&cid=1521973 [srad.jp]それで参照している、http://srad.jp/comments.pl?sid=440455&cid=1521748 [srad.jp]共にMNOの行為一般としてMVNOを提供してもよいだろうと論じています。ご自身の論じる通り、一般にMNOの行為についてのお話だと思って読み直してみてください。
イーモバイルが首都圏以外ではドコモのローミングを使うときはこのような叩きは無かったような。これって単なるソフトバンク叩きですよね?
イーモバイルは、MNOとしてサービスを提供するのにサービス開始が間に合わない地域を、2010年10月までという期限でローミングしています。ローミング終了までに自前の設備でのサービス提供に移行することが前提です。将来も自分で設備を提供する予定がない MVNO とは全く違いますね。
イーモバイルも公共の電波を割り当てられているので、全部の基地局を立ててからサービスを公開すべきです。
#なんて窮屈な考え!
ソフトバンクは基地局を建てる原資を稼ぐため、イーモバイルは空いている設備を有効利用するため、って柔軟な考えはできないんでしょーうか
お金があっても基地局を建てるのには時間がかかります。お金があって基地局もあるけど、お客さんが集まらないとつぶれてしまいます。
ソフトバンクとイーモバイルが乗り会うことは単純に消費者の利益になります。
ソフトバンクが時前で建てた基地局しか使えないとなると、ソフトバンクの帯域も、イーモバイルの帯域も無駄になります。
なるとは限りません。 ソフトバンクから見てイーモバイル回線を借りれば自前で設備投資をするより安くつくということになれば、設備投資に対してマイナスのインセンティブになります。 中長期的に見て大きな不利益です。
お金があっても基地局を建てるのには時間がかかります。 お金があって基地局もあるけど、お客さんが集まらないとつぶれてしまいます。
最終的に自分の設備でサービスを提供するという前提で今は一時的にローミングというなら、誰も批判しませんよ。でも、ソフトバンクがやっているのはそういうことではありません。そもそも、PC定額に必要な基地局は HSDPAの基地局であって音声と共通なんだから、そういう言い訳など成立しません。
あなたの主張は、ソフトバンクがイーモバイルの MVNO になることによって、イーモバイルの設備投資が回収できて、さらにソフトバンクの設備投資の原資になるぐらいの利益があげられるということが前提になってます。そんなに利益を上げられるなら、イーモバイルに利益を提供せずに、自分で投資して利益を独り占めにすればもっと儲かります。実際にはそうしていないということは、あなたの主張が現実的ではないことを示しているわけです。
ソフトバンクは自前の設備が整い次第自前の設備を使うと考えるの自明だと思うのですが(利益率が上がるため)。なんでずっとイーモバイルの設備を使い続けると決めつけるんですか?
なならソフトバンクがイーモバイルを買収することも考えられるわけですが。
ソフトバンクは自前の設備が整い次第自前の設備を使うと考えるの自明だと思うのですが(利益率が上がるため)。 なんでずっとイーモバイルの設備を使い続けると決めつけるんですか?
自前の設備に移行する場合は MNO間のローミングと言います。MVNO とは呼びません。MVNO によるサービスといった以上は、イーモバイルの設備を使い続けるのが前提です。
根拠として「利益率が上がるため」と言っていますが、MVNOは利益を上げるための選択肢としては不適切だということは理解しているのですね。ということは、MNOが MVNOを使う場合、利益をあげることでは目的ではなく、他に目的がある(たとえば他のMVNO潰し)と疑われることも理解できますね。MNO という有利な立場にある企業が、そういう行為をしようとすれば、消費者保護の観点から規制の対象になるのも、理解できますね。そういうことです。簡単な話ですね。
言葉の問題でローミングだろうがMVNOだろうが対して違いはないですけど、イーモバイルが自前の電波帯を持ってるのにドコモの設備を使ってるのには変わりありません。
今回MNOであるソフトバンクが利益的に不利であるMVNOを使うのは、他社が定額PCパケットサービスを提供しているのに自分たちが提供していないからです。時間の節約です。また企業である以上、他のMVNOを(市場的に)つぶすのは当然でしょう。
別に同じMVNOの市場で争う分には、MNOであることが有利であるこはないと思うのですが?
言葉の問題でローミングだろうがMVNOだろうが対して違いはないですけど、
総務省が抑制を検討している「MVNO」は、ローミングとは明白に区別されてます。「大した違いはない」などといってしまうのは、あなたが問題を把握していないことを示しています。まず、何が問題になっているのか理解してから意見を述べることをおすすめします。
また企業である以上、他のMVNOを(市場的に)つぶすのは当然でしょう。
ソフトバンクは企業である以上、他のMVNOを(市場的に)つぶすのは当然だと主張するのですね。本当にそれがまっとうな意見だと思っているなら、それをあちこちで主張してみてはいかがでしょうか。その結果、あなたがソフトバンクから名誉毀損で訴えられることになっても驚きませんよ。
小学生ではないので、感想だけでなく具体的な内容を書いて下さい。
・ローミングとはどう明白に区別されているのか・なぜ名誉毀損で訴えられるのか
#俺の意見の根拠はお前が探せは止めて下さいね
市場メカニズムがうまく機能すれば、中長期的にはMVNOの貸出料金と通信事業者が自ら設備を構築する費用が一致します。現時点で周波数あたりの顧客の少ないイー・モバイルの設備をソフトバンクが借りることは、上記のような市場メカニズムが機能している現れに思えます。また、結果的に設備競争が成立しない事が判明したのであれば、設備をもつ事業者の設備をボトルネック設備として指定し、開放義務、料金規制をかければよいのではないでしょうか。自然独占性のある産業で競争の形態を設備競争に限定することは社会構成を損ないますよ。
MNOであるソフトバンクがイーモバイルがMVNOとして提供している帯域を買い占めたとしても、MVNO市場の供給者にはドコモやKDDIがいますから、ライバルを市場から追放することはできないと思います。すべのMNOのMVNO向け帯域をMNOが互いに購入しあうことでMVNO市場への新規参入を抑制することは構成競争上の不利益がありますので、禁止することが理にかなっていると思います。しかし、現時点では2種指定電気通信事業者であるドコモとKDDIにはMVNOへのサービス提供約款の公表義務があり、MVNOがその条件を飲めばサービス提供を拒むことはできません。従って、上記のようなMNO同士の結託によるMVNO追放は現時点の接続ルールでも防ぐことが可能です。
MNOであることがMVNO市場での競争に有利に働く点はいくつか考えられます。たとえば端末調達や顧客データベース、マーケティングの共有化等です。しかし、これらは全くの新規企業が参入するのに比べて有利かもしれませんが、電力会社や郵便局、銀行、クレジットカード会社等々がMVNOに参入するのに比べて有利かどうかはわかりません。レバレッジによる規制論は固定通信では良く利用されていますが、おそらくMNOによるMVNOでは規制するほどの効果はないと思いますね。
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人生の大半の問題はスルー力で解決する -- スルー力研究専門家
また消費者置いてけぼりの議論ですか (スコア:0)
規制して消費者利益になるとは思えませんが
Re:また消費者置いてけぼりの議論ですか (スコア:0)
> 規制して消費者利益になるとは思えませんが
この手の「安けりゃ消費者の為」的な理屈ってのは、そろそろやめにしてほしい。
考えが浅はかだよ。
高い/安いだけの個人的な利益だけで判断してしまいがちな消費者とは違う観点で、
長期的な影響を判断をして規制する/規制緩和するってのが、政府の役割だと思うのだが。
Re:また消費者置いてけぼりの議論ですか (スコア:2)
その政府が何百兆円もの借金作ったり、薬のネット販売規制したりしてるんですけどね。
ソフトバンクがMVNOに参加したところで新規参入が阻害されるわけではありません。
逆に政府が規制をして新規参入組を保護するというのは、正しい市場のあり方だったり、
消費者利益になるのでしょうか?
政府が規制してソフトバンクが閉め出されればそれで満足?
Re:また消費者置いてけぼりの議論ですか (スコア:2, 興味深い)
> その政府が何百兆円もの借金作ったり、薬のネット販売規制したりしてるんですけどね。
その件と、今回の件になんの関係がありますか?
信用ができない相手が言う事は何でも間違っているとでも言いたいのでしょうか?
> ソフトバンクがMVNOに参加したところで新規参入が阻害されるわけではありません。
そうですね。でも電波資源の有効活用という点では、SBM 保有の帯域は活用されませんよ。
そして EM が本来持っていた帯域を SBM が使うことで、
他の MVNO が有効活用したかもしれない帯域は圧迫されますよ。
ここまで全体の配分なども考えた上で、政府には施策を行ってもらいたい。
Re:また消費者置いてけぼりの議論ですか (スコア:1)
> そうですね。でも電波資源の有効活用という点では、SBM 保有の帯域は活用されませんよ。
> そして EM が本来持っていた帯域を SBM が使うことで、
> 他の MVNO が有効活用したかもしれない帯域は圧迫されますよ。
中間投入財(帯域)を買い占めることで他のライバル(MVNO)を市場から閉め出せるかどうかという議論であれば、
買い占めを行う主体がMNOであるか否かには関わらないのではないでしょうか。
もし、あるMVNOが帯域を買い占めることで他のMVNOを市場から追い出し、
消費者に害を与えるのであれば、任意のMVNOに対して買い入れ制限を設けるべきです。
他方、MNO同士がMVNOとしてサービスを提供し合うことを通じて一種の談合のような状態を生む可能性があります。
こちらに関してはドコモとauであれば懸念の対象ですが、SBとEMではあまりケースに当てはまらないように思えます。
Re: (スコア:0)
「買い占め」というのは、他者が使うはずのものを占有して使わせないことです。顧客がいない限り帯域を使わないMVNOは「買い占め」はできません。一方、MNOが、設備投資をさぼるのは、本来他者が使えるはずの帯域を使わせないのですから、「買い占め」に相当するという話でしょう。
Re:また消費者置いてけぼりの議論ですか (スコア:1)
> 一方、MNOが、設備投資をさぼるのは、本来他者が使えるはずの帯域を使わせないのですから、「買い占め」に相当するという話でしょう。
MNOがMVNOとなることで設備投資をしないという状態が発生したとして、それを理由にMVNOとしてサービスの提供を禁じる事はできますか?
MNOが保有している帯域の利用促進を目指すならMNOに対してMVNOを提供する等、帯域を有効活用するような直接の義務を与えればいいわけで、わざわざ迂回をしてMVNOの禁止を行う必要はないと思います。
Re: (スコア:0)
実際にそういう方法を採用するかどうかは知りませんが、禁じることが可能かどうかという話なら可能でしょう。
MNOが設備投資をさぼってMVNOでごまかすという状況に問題があるという点については異議がないようです。あとはそれをどうやって防ぐかという議論ということでいいですね。それを防ぐ方法として、MNOのMVNO禁止が唯一の方法だと言っている人はいないと思いますよ。良い案があるなら提案すればいいのでは。あなたのいう「直接の義務」で解決できるとはとても思えませんが。
Re:また消費者置いてけぼりの議論ですか (スコア:1)
> MNOが設備投資をさぼってMVNOでごまかすという状況
このような状況がどの様な状況なのか掴みかねるのですが、全てのMNOによるMVNOによるサービス提供がそのような状況と言えるのでしょうか?
最も周波数あたりの顧客数の多い事業者が技術的な限界に達したため、他の事業者からMVNOとして帯域を借りることを禁じる事はそのような状況にあたらないと思いますが、MNOによるMVNOを禁じるということは上記のような状況が生じた場合に規制の弊害をもたらしかねません。
おそらくMNOがMVNOとしてのサービスを乗り出したことそれ自体ではなく、何かしらの特定のMNOによるMVNO利用がそのような状況にあたるから禁止すべきと論じているのだと思いますが、「設備投資をサボってMVNOでごまかすという状況」とはどの様な状況でしょうか。
例えば周波数あたりの顧客数の少ない事業者が、それの多い事業者のMVNOとなることでしょうか。
上記のような規制を行うと、顧客数は少ないが利用の多い顧客に特化した事業者がMVNO利用についての制限を受けるため、各社の料金・サービスが平準化するようなインセンティブを与えますが、これはMVNOによるビジネスモデルの多様化という目的に反しているのではないでしょうか。
MNOが帯域を有効活用するような直接的な規制は様々な方法がありますが、例えば最近の例では1.7GHzの割り当てを行う際にMNOへの義務として2年以内のサービス開始、5年以内に総務省の管轄区域毎の人口カバー率が50%という義務が課されています。
そして、実際にそれを満たすことのできない事業者の周波数(BBモバイル、アイピーモバイル)は返上されています。
http://www.soumu.go.jp/s-news/2005/pdf/050603_7_1.pdf [soumu.go.jp]
そのほか、接続やMVNOへのサービス提供についても様々な規制が課されており、現行の規制にさらにMNOに対して設備投資を行うような義務を課す必要は無いように思えます。
Re: (スコア:0)
設備投資をさぼっているかどうかグレーな場合はあるでしょう。それはそれぞれのケースで判断すればいい話です。
が、明白に判断できる場合も、当然のことながらあります。たとえば、ソフトバンクの場合、3G用に割り当てられた周波数は 20MHz 分ですが、現在3万6千ほどある基地局の大部分は 15MHz しか使っておらず、20MHz使えるのは 90局ほどです。つまり、設備投資をすれば割り当てられた20MHz 分フルに使えるにもかかわらず、それをさぼって15MHz分しか利用していないわけです。
Re: (スコア:0)
ソフトバンクが設備投資をサボっているとしましょう。
設備投資にはお金も時間もかかります。設備が整うまで、
イーモバイルに相乗りすることは電波資源の有効利用だと思いますが?
Re:また消費者置いてけぼりの議論ですか (スコア:1)
> ソフトバンクの場合、3G用に割り当てられた周波数は 20MHz 分ですが、現在3万6千ほどある基地局の大部分は 15MHz しか使っておらず、20MHz使えるのは 90局ほどです。
3G携帯電話用の周波数は周波数あたりの顧客数が一定以上になる都度5MHzづつ追加で割り当てが行われたと記憶しています。
ソフトバンクが2152.6 MHz~2157.6 MHzの周波数をいつから使えたのかどうか定かではないのですが、
携帯・PHS関連@wikiの基地局数によれば、ソフトバンクの同周波数帯の基地局の申請が認められたのは2008年11月が最初のようです。
http://www6.atwiki.jp/k-p/pages/104.html [atwiki.jp]
同wikiの基地局数の推移を見てみますと、
ソフトバンク20MHz利用申請基地局数
携帯電話基地局数(平成20年10月25日現在):0機
携帯電話基地局数(平成20年11月8日現在):4機
携帯電話基地局数(平成20年12月6日現在):90機
携帯電話基地局数(平成21年1月24日現在):90機
と推移しています。
参考に、ドコモ20MHz利用申請基地局数で掲載されている一番古い期間と比較してみると、
携帯電話基地局数(平成17年9月9日現在):297機
携帯電話基地局数(平成17年12月3日現在):569機
携帯電話基地局数(平成18年9月2日現在):1179機
1年で882機の増加です。
基地局数の増加率で考えると、新規に5MHzが割り当てられた後の投資行動として現在のソフトバンクの基地局数の推移が追加で規制をかけなければいけないほど「さぼっている」と評価できるのでしょうか。
また、これをさぼっていると評価するのであれば、「新規に5MHzの追加割り当てを受けた事業者はXヶ月以内に当該周波数を利用可能とする基地局を地域ごとにZの率にまで上昇させなければならない」、というルールをつければ十分だと思います。
Re: (スコア:0)
ソフトバンクが2152.6 MHz~2157.6 MHzの周波数をいつから使えたのかどうか定かではないのですが、
ソフトバンクのMVNO参入に業界おかんむりの巻 [phs-mobile.com] より引用
本文より
一応、KDDIが2GHz帯の一番下の5MHzを使えないので各社公平性のために使わないようにしましょうね、という協定が当初ありましたけど、現在はドコモ、ソフトバンクともに解禁されて、20MHzがフルに利用可能です。
コメントより
Re: (スコア:0)
引用
.PHS#制御チャネル移行およびIMT-2000側のガードバンドを参照。なお当初は、公平を期するためNTTドコモ、ソフトバンクモバイルの帯域にもそれぞれ、5MHzのガードバンドが設置されたが、後にこれら2社のガードバンド帯域は外されている。http://www.soumu.go.jp/s-news/2003 /031226_8.html http://www.soumu.go.jp/s-news/2004/040319_3.html [soumu.go.jp] http://www.soumu.go.jp/s-news/2004/040528_3.html [soumu.go.jp] (総務省リンク)
2004年に解禁されたようですね。それから4
Re:また消費者置いてけぼりの議論ですか (スコア:1)
総務省の資料によれば、
『「第三世代移動通信システムの導入に関する方針」(平成12年3月公表 郵政省)における「当分の間は、電波の公平な利用の確保の観点から、各周波数ブロックの中から免許人に割り当てる周波数帯は、最大15MHzメガヘルツ幅×2とする。」に従って割当てを見合わせている周波数については、既に15MHzメガヘルツ幅×2を割り当てている各免許人が追加割当てを必要とした際に、各周波数ブロックの残り5MHzメガヘルツ幅×2を割り当てることについて、公正な手続を経た上で決定することを基本的方針とする。』
とありますから、総務省が残りの5MHzの割り当てを開始したのは2004年ですが、実際に既存の事業者が残りの5MHzの利用申請をして認可されるかどうかは公正な手続きを経た上で決定する事になっています。
公正な手続きというのは先述の周波数あたりの顧客数が一定以上で追加割り当てというルールになっていたはずです。
1.7GHz割り当ての際に適用されたルールは以下のようになっています。
http://www.soumu.go.jp/s-news/2006/060315_2.html [soumu.go.jp]
これによると、15MHzの割り当てを受けている事業者が追加で5MHzの割り当てを受けるためには750万の顧客数が必要になります。
事業者数が2G、3Gの別を勘案するのかどうかはわかりませんが、3Gの顧客数で見ればソフトバンクの3G顧客が750MHzを超えたのはH19年3月ですから、2年ほど前から残りの5MHzの利用申請をすれば認可された可能性が高いですね。
先述の総務省資料に寄れば現在のソフトバンクの3G顧客数は17,570,400で1MHz辺りの顧客数では878,520人、追加の5MHzを受けられるのは1,875万からなので、総務省が追加の割り当てが必要と認定するほどに周波数が逼迫しているとは言えないでしょう。
確かにソフトバンクには現在あまり利用していない5MHzを利用する余地がありそうなので、1.7GHz帯に追加の5MHzの申請をする前に既存の周波数の有効利用をすべきでしょう。
とは言え、総務省の基準から見て、追加で規制をかけたり、周波数利用認定を取り下げなければならないほどに周波数利用効率が低いとは言えないと思います。
他方、ドコモは45MHzで47,887,900人、1MHzあたり1,064,175人、4,500万を超えれば追加で5MHzの割り当てを受けられるので、追加の割り当てが受けられるほど周波数が逼迫していると言えそうです。
イーモバイルの顧客数は1,191,800人で、1MHzあたり238,360人です。
ドコモもソフトバンクも既存の割り当てられた周波数をよく利用しつつ、イーモバイルのMVNOとなることでさらに3G用周波数の利用効率の向上を果たすことができます。
従って、周波数利用効率の向上という観点からはこれら2MNOによるMVNOサービスを規制する必要は薄そうです。
# 加入者数は全てTCAの数字です
# MNOによるMVNOを抑制したいのであれば、周波数利用効率やビジネスモデルの多様化論では厳しそうです
# 新規参入の促進に寄与しない論やその他の論理で押す事は可能だと思います
# そのような論理を展開したいのであればしかるべき手順を踏んで頂ければ相談に乗ります
Re:また消費者置いてけぼりの議論ですか (スコア:1)
やる気論については以下のコメントを書きましたので参照してください。
http://srad.jp/comments.pl?sid=440455&cid=1525055 [srad.jp]
引用されているブログについてざっと目を通してみました。
倫理の問題で個人がブログで怒りを表明する事は簡単ですが、倫理や怒りを規制に反映させるためには論理が必要です。
MNOによるMVNOの利用規制をするための論理は周波数利用効率論では厳しいでしょう。
また、ビジネスモデル多様化論でもデータ通信中心のイーモバイルと音声中心のソフトバンクではビジネスモデルが違うと言えるかもしれません。
技術が異なる重複ビジネスモデル間(ウィルコムとドコモ)では良いが、技術が一緒でビジネスモデルが異なるイーモバイルとソフトバンクではいけないと論じるのも説明が必要でしょう。
Re:SBはMVNOじゃないだろ? (スコア:1)
電波使用許可をもらっているソフトバンクは、電波帯を割り当てられて自由に使える分、
社会基盤のインフラを整備する社会的責務を持って MVNO に提供する側でなければなら
ないのに、他社のインフラを食いつぶそうとして、結果的に安定した回線を提供され
るはずの消費者の利益を奪ってるのも理解出来ないのか?
行政指導をいれなければ公正な市場競争が出来ないっていってんじゃん。
ソフトバンクの知名度に乗っかるイーモバイルもイーモバイルだ。
本来は、定額データ通信を自前で用意しサービス提供をするのが MNO の役目。
これじゃ、 MVNO の新規参入はソフトバンクの全国的な付加価値サービスに
太刀打ち出来ないから新規参入は今まで以上にしにくくなる。
まぁ、このサービスが成功するようにはみえないけど。
#SBが MVNO に参入するならヤフーのように別会社作ってやりなさいといいたい。
Re: (スコア:0)
じゃあさ、今回ソフトバンクを外して消費者になんか得があるの?
ソフトバンクを外せばソフトバンクは頑張って自前でインフラ整えるの?
それよりソフトバンクに頑張ってお金稼いでもらって、
そのお金でインフラ整えてもらった方がいいじゃん。
お金がないとインフラも整備できないよ。
Re: (スコア:0)
>ソフトバンクを外せばソフトバンクは頑張って自前でインフラ整えるの?
ソフトバンクを外していない今の状態でも、
PC定額ができるインフラを整えられないので
ソフトバンクを外しても一緒では?
>それよりソフトバンクに頑張ってお金稼いでもらって、
>そのお金でインフラ整えてもらった方がいいじゃん。
ソフトバンクが稼いだお金がインフラに使われると決まっていません。
スパボ一括とかで稼いだお金はインフラに使われていますか?
規制に対して盲目的に反対している意見のように見えます。
『公平な競争のための規制』というものに対して、
なんで反対するのか私にはよくわかりません。
むしろ、消費者を人質にとってやりたい放題やっているように見えますよ、私は。
Re: (スコア:0)
>SBが MVNO に参入するならヤフーのように別会社作ってやりなさいといいたい。
えっ、それだけでこの話って解決しちゃうの?
Re: (スコア:0)
Niftyがイーモバイルのサービスをやってるように
Yahoo!BBがイーモバイルのサービスをやってもおかしくはないでしょ?
Re: (スコア:0)
>その政府が何百兆円もの借金作ったり、薬のネット販売規制したりしてるんですけどね。
そろそろ関係のない話を持ち出すのはよしなよ。
詭弁の特徴のガイドライン
☑ฺ 6:一見関係ありそうで関係ない話を始める
>ソフトバンクがMVNOに参加したところで新規参入が阻害されるわけではありません。
頭大丈夫?
MVNOとMNOがごっちゃになってない?
Re: (スコア:0)
バカで責任感を持たない政府が市場に介入するなってことでしょ。
それにソフトバンクがMVNOに参加しても新規参入組は同じ土俵で勝負できる。
同じ土俵なら負けるでしょうけど。だからって政府にたすけてーって言うのはなあ。
Re:また消費者置いてけぼりの議論ですか (スコア:1)
>ソフトバンクがMVNOに参加しても新規参入組は同じ土俵で勝負できる。
>同じ土俵なら負けるでしょうけど。だからって政府にたすけてーって言うのはなあ。
その理屈はおかしい。
MVNO協議会が政府に向かって言ってるのは「たすけてー」ではなく「話が違うじゃないか」ということ。
MNOという同じ土俵では後発組は不利だからMVNOという仕組みを作ったのだよ。
新規参入組も同じ土俵で勝負しろという話だったら、MNOにMVNOへの回線提供を義務付けていることを問題視しなきゃ。
うじゃうじゃ
Re: (スコア:0)
君の言う「正しい市場のあり方」ってどんなのでしょうか?
八百屋、肉屋のような「誰でも少ない資本で参入できる」市場での「正しい市場のあり方」はほぼ正解は一つに絞られるものだと思いますが、電話会社のように巨額な資金が必要で使う資源が制限されていて誰でも容易に参入できるものでない業界の「正しい市場のあり方」は八百屋、肉屋とは異なると思いますし、正解が一つとは限りません。
電電公社のように国が事業を行って私企業参入禁止もありうるだけにこれが正しいなんていえますか?
Re:また消費者置いてけぼりの議論ですか (スコア:2)
そうです、あなたがおっしゃるとおり「正しい市場のありかた」を予測するのは難しいことです。
だから規制なんかせずに、市場に任せるべきだと思います。
ソフトバンクも、新規組も参入させ、消費者が選択すればいいのです。
私はソフトバンクのユーザでもあるので、今回のサービスは嬉しいです。
Re:また消費者置いてけぼりの議論ですか (スコア:1, すばらしい洞察)
いやだから、「正しい市場のありかた」とは「(自由競争)市場に任せるべき」か「プレーヤーを限定するが規制する市場」にするかどうかという検討まで含むのですよ。
あなたのいう「市場にまかせるべき」というのは自由競争市場が健全に働けばよりよくなるという考え方ですが、小売業ではうまく行っているでしょうが、前に書いたように通信業界のような有限リソースの割当が必要で巨大装置産業まで小売業と同じ市場形態でうまくいくかどうかは不明です。
私見では、電波を割り当ててもらわないと事業を開始できない業界ですから、新規参入が続々来るとは思えません。つまり、小売業界でうまくいっている自由競争市場が携帯電話業界でもうまくいくとは思えず、それでも自由競争を支持するならもう少し深く事前検討をする必要があると思います。
MNOの競争とMVNOの競争の違い (スコア:1)
接続ルールの検討の資料にも書かれているように、情報通信産業では政府の規制がなければ健全な競争が働かないだろうとのの理由から、指定電気通信設備という制度が設けられています。
固定と移動では規制の根拠(=自由競争がうまくいかない原因)が異なっており、固定通信であれば設備のボトルネック性、移動通信であれば電波の免許制が規制の根拠となっています。
そのため、固定でも移動でもどちらも指定電気通信事業者とされた通信事業者のインフラを他の事業者に貸し出すルールを整備することで、これら規制の根拠となるボトルネック性、免許制を取り除き、健全な競争が行われる環境を整えています。
従って、設備を借りた事業者同士の競争となるMVNO同士の競争であれば、そこに追加の規制を行わず自由競争をさせればよいはずです。
もし、設備を借りる事業者同士の競争に追加的な規制をかけるのであれば、MVNO同士の競争がうまく働かない根拠が必要です。
しかし、今のところMVNO同士の競争は始まって間もないため目立った弊害は観察されていないことや、前述の規制の根拠も除外されているため競争がうまく働かない根拠もありません。
今の競争政策は競争がうまく働かなかった場合に事後的に規制をしようというのが基本的な枠組みですから、事前検討をしろという申し立てはあまり意味をなさず、自由競争がうまく働かない根拠を提出しなければ規制をするのは難しいですよ。
同ツリーの別コメントも併せて見ていただけると助かります。
http://srad.jp/comments.pl?sid=440455&cid=1521748 [srad.jp]
Re: (スコア:0)
そう思うならまずSBはPC定額を提供しないことにより、
他社に比べて単純に有利になると思われる分の帯域を即刻返却すべきです。
それもせずに帯域は独占的に利用させろ、だがサービスは提供しない、
にはまったく説得力はありません。
単にSBを正義としたいだけの幼稚園児の意見です。
本当に不満で指導にも従わない、規制に絶対反対だというなら
すべての帯域を返上し、違法行為となりますが勝手に電波を垂れ流してサービスを提供すればいいでしょう。
もちろん社会的制裁が下ります。
そのくらいSBはすでに「責務を負った存在」。嫌ならすぐに退場を。それ以外に道はない。
PC定額関係ない (スコア:1)
別に今回の話とPC定額の話は関係ないのでは?
屍体メモ [windy.cx]
Re: (スコア:0)
>そう思うならまずSBはPC定額を提供しないことにより、
>他社に比べて単純に有利になると思われる分の帯域を即刻返却すべきです。
そう思うならまずau,docomoはキャリア内通話定額を提供しないことにより、
他社に比べて単純に有利になると思われる分の帯域を即刻返却すべきです。
Re: (スコア:0)
au, docomo が、MVNO で他社の帯域を使ってキャリア内通話定額を提供しようとしているなら、返却すべきでしょう。しかし、彼らはそんなことはしていませんね。
Re: (スコア:0)
>そう思うならまずau,docomoはキャリア内通話定額を提供しないことにより、
>他社に比べて単純に有利になると思われる分の帯域を即刻返却すべきです。
話が違います。
「提供しない(できない)」ことによる、利用者からの視点でのマイナス評価を
受け入れていれば、「ではその他で帯域を有効利用して特色を出す」ことは当然許されます。
MNOのサービスがすべて同一になることを世間は望んでいません。
問題は、MVNOの制度を本来の趣旨から外れて利用し、今回の件であれば
キャリア内通話定額を提供している(これは実際正しい)とした上で、
PC定額と
Re:MNOの競争とMVNOの競争の違い (スコア:1)
> そう思うならまずSBはPC定額を提供しないことにより、
> 他社に比べて単純に有利になると思われる分の帯域を即刻返却すべきです。
PC定額を提供しないのであれば周波数を返上すべき、というのはどのような法令に基づいた意見でしょうか?
もし現状の法令が無いのであれば、電波の利用に関してそのようなルールを課すような法改正を行うべきと論じる根拠は何でしょうか?
Re:MNOの競争とMVNOの競争の違い (スコア:1)
MNOがMVNOとしてサービスを提供するのがけしからんのはなぜでしょう?
MVNOが新規参入の促進のみを目的としているのであればMNOがMVNOになることは目的外利用になりますが、MVNOの目的はビジネスモデルの多様化、競争の促進、周波数利用効率の向上などの理由で行われたものです。
新規参入の促進以外のメリットをもっているのであれば、MNOがMVNOとしてサービスを提供することもMVNOの趣旨にかなっているのではないでしょうか?
また、元コメントである、
http://srad.jp/comments.pl?sid=440455&cid=1521973 [srad.jp]
それで参照している、
http://srad.jp/comments.pl?sid=440455&cid=1521748 [srad.jp]
共にMNOの行為一般としてMVNOを提供してもよいだろうと論じています。
ご自身の論じる通り、一般にMNOの行為についてのお話だと思って読み直してみてください。
Re: (スコア:0)
イーモバイルが首都圏以外ではドコモのローミングを使うときはこのような叩きは無かったような。
これって単なるソフトバンク叩きですよね?
Re: (スコア:0)
イーモバイルは、MNOとしてサービスを提供するのにサービス開始が間に合わない地域を、2010年10月までという期限でローミングしています。ローミング終了までに自前の設備でのサービス提供に移行することが前提です。将来も自分で設備を提供する予定がない MVNO とは全く違いますね。
Re: (スコア:0)
イーモバイルも公共の電波を割り当てられているので、
全部の基地局を立ててからサービスを公開すべきです。
#なんて窮屈な考え!
ソフトバンクは基地局を建てる原資を稼ぐため、
イーモバイルは空いている設備を有効利用するため、
って柔軟な考えはできないんでしょーうか
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
お金があっても基地局を建てるのには時間がかかります。
お金があって基地局もあるけど、お客さんが集まらないとつぶれてしまいます。
ソフトバンクとイーモバイルが乗り会うことは単純に消費者の利益になります。
ソフトバンクが時前で建てた基地局しか使えないとなると、
ソフトバンクの帯域も、イーモバイルの帯域も無駄になります。
Re: (スコア:0)
ソフトバンクとイーモバイルが乗り会うことは単純に消費者の利益になります。
なるとは限りません。
ソフトバンクから見てイーモバイル回線を借りれば自前で設備投資をするより安くつくということになれば、設備投資に対してマイナスのインセンティブになります。
中長期的に見て大きな不利益です。
Re: (スコア:0)
最終的に自分の設備でサービスを提供するという前提で今は一時的にローミングというなら、誰も批判しませんよ。でも、ソフトバンクがやっているのはそういうことではありません。そもそも、PC定額に必要な基地局は HSDPAの基地局であって音声と共通なんだから、そういう言い訳など成立しません。
あなたの主張は、ソフトバンクがイーモバイルの MVNO になることによって、イーモバイルの設備投資が回収できて、さらにソフトバンクの設備投資の原資になるぐらいの利益があげられるということが前提になってます。そんなに利益を上げられるなら、イーモバイルに利益を提供せずに、自分で投資して利益を独り占めにすればもっと儲かります。実際にはそうしていないということは、あなたの主張が現実的ではないことを示しているわけです。
Re: (スコア:0)
ソフトバンクは自前の設備が整い次第自前の設備を使うと考えるの自明だと思うのですが(利益率が上がるため)。
なんでずっとイーモバイルの設備を使い続けると決めつけるんですか?
なならソフトバンクがイーモバイルを買収することも考えられるわけですが。
Re: (スコア:0)
自前の設備に移行する場合は MNO間のローミングと言います。MVNO とは呼びません。MVNO によるサービスといった以上は、イーモバイルの設備を使い続けるのが前提です。
根拠として「利益率が上がるため」と言っていますが、MVNOは利益を上げるための選択肢としては不適切だということは理解しているのですね。ということは、MNOが MVNOを使う場合、利益をあげることでは目的ではなく、他に目的がある(たとえば他のMVNO潰し)と疑われることも理解できますね。MNO という有利な立場にある企業が、そういう行為をしようとすれば、消費者保護の観点から規制の対象になるのも、理解できますね。そういうことです。簡単な話ですね。
Re: (スコア:0)
言葉の問題でローミングだろうがMVNOだろうが対して違いはないですけど、
イーモバイルが自前の電波帯を持ってるのにドコモの設備を使ってるのには変わりありません。
今回MNOであるソフトバンクが利益的に不利であるMVNOを使うのは、
他社が定額PCパケットサービスを提供しているのに自分たちが提供していないからです。
時間の節約です。また企業である以上、他のMVNOを(市場的に)つぶすのは当然でしょう。
別に同じMVNOの市場で争う分には、MNOであることが有利であるこはないと思うのですが?
Re: (スコア:0)
総務省が抑制を検討している「MVNO」は、ローミングとは明白に区別されてます。「大した違いはない」などといってしまうのは、あなたが問題を把握していないことを示しています。まず、何が問題になっているのか理解してから意見を述べることをおすすめします。
ソフトバンクは企業である以上、他のMVNOを(市場的に)つぶすのは当然だと主張するのですね。本当にそれがまっとうな意見だと思っているなら、それをあちこちで主張してみてはいかがでしょうか。その結果、あなたがソフトバンクから名誉毀損で訴えられることになっても驚きませんよ。
Re: (スコア:0)
小学生ではないので、感想だけでなく具体的な内容を書いて下さい。
・ローミングとはどう明白に区別されているのか
・なぜ名誉毀損で訴えられるのか
#俺の意見の根拠はお前が探せは止めて下さいね
Re:MNOの競争とMVNOの競争の違い (スコア:1)
市場メカニズムがうまく機能すれば、中長期的にはMVNOの貸出料金と通信事業者が自ら設備を構築する費用が一致します。
現時点で周波数あたりの顧客の少ないイー・モバイルの設備をソフトバンクが借りることは、上記のような市場メカニズムが機能している現れに思えます。
また、結果的に設備競争が成立しない事が判明したのであれば、設備をもつ事業者の設備をボトルネック設備として指定し、開放義務、料金規制をかければよいのではないでしょうか。
自然独占性のある産業で競争の形態を設備競争に限定することは社会構成を損ないますよ。
Re:MNOの競争とMVNOの競争の違い (スコア:1)
MNOであるソフトバンクがイーモバイルがMVNOとして提供している帯域を買い占めたとしても、MVNO市場の供給者にはドコモやKDDIがいますから、ライバルを市場から追放することはできないと思います。
すべのMNOのMVNO向け帯域をMNOが互いに購入しあうことでMVNO市場への新規参入を抑制することは構成競争上の不利益がありますので、禁止することが理にかなっていると思います。
しかし、現時点では2種指定電気通信事業者であるドコモとKDDIにはMVNOへのサービス提供約款の公表義務があり、MVNOがその条件を飲めばサービス提供を拒むことはできません。
従って、上記のようなMNO同士の結託によるMVNO追放は現時点の接続ルールでも防ぐことが可能です。
MNOであることがMVNO市場での競争に有利に働く点はいくつか考えられます。
たとえば端末調達や顧客データベース、マーケティングの共有化等です。
しかし、これらは全くの新規企業が参入するのに比べて有利かもしれませんが、電力会社や郵便局、銀行、クレジットカード会社等々がMVNOに参入するのに比べて有利かどうかはわかりません。
レバレッジによる規制論は固定通信では良く利用されていますが、おそらくMNOによるMVNOでは規制するほどの効果はないと思いますね。