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帯域制限ありでもPC接続可の方が 絶対に便利だと思う。
今回の話は、ソフトバンクモバイルの「パケット放題フル」という、端末上でのアクセス定額オプションで契約している回線で、PCからのアクセスを端末からのアクセスと詐称するという話だと思います。「Jailbreak」の是非はさて置くとして、単なるiPhone 3Gの無線LAN AP化という話だったら話題には上らなかったと思います (定額対象外なら、です)。
前後しますが。無線部と有線部 (バックボーン) で、無線部がボトルネックになりやすいというのはそうなんです。ただ一応ソフトバンクモバイルの肩を持つと、現在の携帯電話事業に対する周波数帯の割り当てでは、トラヒックの多寡ではなく加入者の大小で割り当て幅が決定されます。最近の例だと1.7GHz帯東名阪バンドのNTTドコモ各社への割り当て資料 [soumu.go.jp]にあります。ソフトバンクモバイルは3G向けに20MHz幅の割り当てを受けているのですが、6月末にやっと1500万加入を超え (3Gの加入者数ね) [tca.or.jp]、+5MHzの追加割り当てを受ける基準をクリアした段階です。ただし現在追加割り当てを申請出来る帯域は、1.7GHz帯東名阪バンドという、地域限定の、周波数帯が変なので使い辛いという場所くらいですが。
3Gでちんたら落とすか、無線LAN経由で高速に落とすか、 それはユーザの選択になる。
速度云々は確かにそうかもしれません。でもそれが本当に選択肢になっているかというと疑問でしょう。自宅に無線LANのAPがあるとしても、iTMSを利用するのに自宅で無ければならない、というのはモバイル機器を利用する上ではナンセンスな制約です。かといって公衆無線LANサービスは、ソフトバンクモバイルはオプションとしては用意していない (ドコモにはある [nttdocomo.co.jp]けどau one netのはオプションとは言わないよね…)。コメントを見る限りはiPhone 3GにはHSDPAと無線LANのハンドオーバー機能やインテリジェントな切り替え機能も無いみたいだし。
「遅いから」という理由で無線LANを使う、というのはアリだと思います。でもiTMS云々は政治的なものですよね。無線LANを移動体通信の代わりとして使うのはまだまだ制約だらけだと自分は思うのですが、何故いきなり「無線LANを使え」とか言うのかなぁ、というのが疑問ですが、このストーリーとは関係ないですね、済みません。
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クラックを法規制強化で止められると思ってる奴は頭がおかしい -- あるアレゲ人
結局、ネックはどこ? (スコア:1)
3Gの方は3Mにしろ300kにしろ、無線LANよりは全然遅い。つまり、PCを接続して
がんがん使っても、3G部分で抑えられてしまう。ということは、基幹ネットワーク
がネックになるとは考えにくい。
ここで問題になっているのが、3G部分の帯域を使い果たすということだとすれば、
それは帯域資源管理の問題であってユーザの問題ではないです。
iPhoneのシャネルのappは「無線LAN経由で落とせ」という制限があるし、
iTMSも無線LAN経由でないと動かない。PC経由にすると、それらの制限は
効かないってだけだね。それは、むしろtraffic shapingみたいなもので解決
するべきものだと思う。3Gでちんたら落とすか、無線LAN経由で高速に落とすか、
それはユーザの選択になる。
テレホーダイの時にも「そんなのは基幹ネットワークの負荷が高くて不可能だ」
みたいなことを言っていた馬鹿が結構いたが、今回もそれと同じ感じ。
traffic shaping を嫌がっている人も何人かいるようだけど、Internet/Ethernet
は、もともと自然に(過度の)traffic shapingが自動的にかかる仕組みであって、
回線業者的な帯域保証とは距離があります。帯域制限ありでもPC接続可の方が
絶対に便利だと思う。
Re:結局、ネックはどこ? (スコア:2, 参考になる)
今回の話は、ソフトバンクモバイルの「パケット放題フル」という、端末上でのアクセス定額オプションで契約している回線で、PCからのアクセスを端末からのアクセスと詐称するという話だと思います。「Jailbreak」の是非はさて置くとして、単なるiPhone 3Gの無線LAN AP化という話だったら話題には上らなかったと思います (定額対象外なら、です)。
前後しますが。無線部と有線部 (バックボーン) で、無線部がボトルネックになりやすいというのはそうなんです。ただ一応ソフトバンクモバイルの肩を持つと、現在の携帯電話事業に対する周波数帯の割り当てでは、トラヒックの多寡ではなく加入者の大小で割り当て幅が決定されます。最近の例だと1.7GHz帯東名阪バンドのNTTドコモ各社への割り当て資料 [soumu.go.jp]にあります。ソフトバンクモバイルは3G向けに20MHz幅の割り当てを受けているのですが、6月末にやっと1500万加入を超え (3Gの加入者数ね) [tca.or.jp]、+5MHzの追加割り当てを受ける基準をクリアした段階です。ただし現在追加割り当てを申請出来る帯域は、1.7GHz帯東名阪バンドという、地域限定の、周波数帯が変なので使い辛いという場所くらいですが。
速度云々は確かにそうかもしれません。でもそれが本当に選択肢になっているかというと疑問でしょう。自宅に無線LANのAPがあるとしても、iTMSを利用するのに自宅で無ければならない、というのはモバイル機器を利用する上ではナンセンスな制約です。かといって公衆無線LANサービスは、ソフトバンクモバイルはオプションとしては用意していない (ドコモにはある [nttdocomo.co.jp]けどau one netのはオプションとは言わないよね…)。コメントを見る限りはiPhone 3GにはHSDPAと無線LANのハンドオーバー機能やインテリジェントな切り替え機能も無いみたいだし。
「遅いから」という理由で無線LANを使う、というのはアリだと思います。でもiTMS云々は政治的なものですよね。無線LANを移動体通信の代わりとして使うのはまだまだ制約だらけだと自分は思うのですが、何故いきなり「無線LANを使え」とか言うのかなぁ、というのが疑問ですが、このストーリーとは関係ないですね、済みません。