「健康被害を憂慮する市民により市のWi-Fi計画が白紙に」記事へのコメント

そういうやうちの町でも

[Anonymous Coward]

関西の住宅地ですが、イーモバイルのアンテナ設置計画があがったのですが、
一部の人が「子供達が24時間電波を浴び続けます！」とか、「がんになる恐れも！」とか「脳がなんたら」とか書いたビラまいて
反対運動したようで、立ち消えになってしまいました。
こういうのって、多くの人は中立だったり、消極的な賛成だったりなので、
「子供」とか「健康被害」なんてキーワードを持ち出されると、反論が面倒で
一部の強硬な反対派の声大きくなる傾向があるのかも。

Re:そういうやうちの町でも

[stat (28781)]

私の家の真向かいにNTTの携帯電話基地局があり、電磁波による健康被害が町内会
で問題になった事がありました。NTTに対して基地局の撤去という強硬な主張も出て
いましたが、活動の中核メンバーは別に過激な人ではなく、真っ当なカタギの
おばあさんやおじいさん達でした。
彼女たちは電磁波被害に関する書籍やホームページからの情報を熱心に集め、
勉強をしていました。
彼女たちはトンデモ本や自らが電波を発してる方が作ったホームページの
うさんくささには気付く事ができる人ですが、携帯基地局のせいで脳腫瘍や癌に
なると断定的に書かれてあれば、ウソくさいと思いつつも、ちょっとくらいは脳腫瘍に
なる可能性があるんじゃないかと考えるのが人情だし、世の中には携帯基地局程度の
電磁波が人体に影響を及ぼす事の確認はできていないという情報よりも、電磁波被害
を強調する情報の方が量的に格段に多いので、基地局の存在は許せなかったようです。

ウチの町内会にはNTTの人が来て、町内の電界強度をあちこちで測定し、電磁波は
国の基準よりはるかに低い事を示すなどの誠実な対応を取ったので、騒ぎは一応終息
しましたが、まだ完全に納得してない人もいるようです。
NTTや電力会社の担当者の人は大変だろうなあ。

Re:

[Anonymous Coward]

一般市民が政治に目覚めるのって、周辺に迷惑施設が建設されるという動機が多いですよね。
マンションやアンテナ、ごみ処理場など。
でも、政治に目覚めて反対運動をしていこうとしても、ほとんど受け皿がないのが現状です。
運動が左よりの赤色で染まった組織に取り込まれることもありますが、一般人はそういう人とできるだけ関わりを持たないので、それほど多くないように思います。
一方、保守よりの陣営でそういう反対運動をサポートしていることは稀ですから、そっち方面の支援も受けにくい。
そうなると、リーダーシップのある人数名が集まって、「声がでかい」や「左よりの組織と繋がっている」というレッテルを貼られながら、素人の知恵を絞りながら運動していくしかないということになります。
それが日本の住民運動の現状だと思います。
本当は自民党の地方組織がそういう運動を支えていけばいいんですけどね。

Re:

[Anonymous Coward]

＞本当は自民党の地方組織がそういう運動を支えていけばいいんですけどね。

「政治に目覚めて反対運動」＝左巻きでアカでプロ市民って常識は
自民党的なものが作り上げた風潮だと思ってたんですが、違うんでしょうか。

自民党の資金源は各種施設を設置したり事業を営んだりする人たちに偏っていますからねえ。

Re:

[Anonymous Coward]

NTT～をなんでもかんでも「NTT」と呼ぶのは、
件の活動の中核メンバーの思考回路と大差ないと思うぞ

Re:

[Anonymous Coward]

うちの近くの脳神経外科（開業医）は、「うちの脳腫瘍の患者さんは、全員が、高圧線のほぼ真下に住んでいる。」と言っていた。